2013年7月24日水曜日

三宅洋平の誕生日。霧雨支笏湖と、『まちゅ』ヨーロッパ進出と深海魚

「24」。一番縁のある数字。
何かあるなこりゃ。


不快指数高し。本州からのお客さまたちは暑さにも湿度にも強い。

ガイドは心中必死だったりしてね。



秘密兵器。名前は知らない。

これで手紙の重さを量るのです。これで、思いの熱さを測るのです。


おひねり制アナログ月刊紙『まちゅ★ぴちゅ』 from ここ、to ドイツ&スイス。
「いってきます」ばかりの僕が「いってらっしゃい」を言わされています。

僕の子どもたちが、僕の知らない街へ行く。

切実に。生まれ変わったら紙になりたい。
200円もあれば、ヨーロッパ入りできるんだもの。



『風立ちぬ』が、映画館の居心地がよすぎて、でもこの感じは初めてではなく、
懐かしい類のものであることに、はっとした。

なんてこった。今年はすこぶる調子が良いからといってオレは‥忘れてはいけないことを忘れかけていた。あほんだらのくそったれいだ。

教えてくれてありがとう。

本当、馬鹿でしかないや。


ここ数年知り合った人たちは信じないかもしれないが、人のことなんてどうでもよかった時代がある。どうでもいいと思っていることを認識すらしていなかった。


目の前の世界がボケていることに、メガネを手渡されるまで僕は気が付かなかったんだ。

そのメガネは初めての彼女が新調してくれた。その次のレンズはハマダくんがくれた。


映画と本の世界を現実に融合させてtripしていた僕が空の上から、大地に憧れ始めた僕を見下ろして笑っている。

「人並みになれるとでも思ってるのか?お前の足場はこっちにあるんだぞ。探しても探しても見つけ出せないhomeは、地上にないぞ。」


暗い映画館にいればよかった。
寝転がって活字を追っていればよかった。

誰にも何にも期待をしていなかった。実在する誰の言葉も響かなかった。世界はどうでも僕の世界は完璧だった。


寺山修司ではあるまいが、
僕は、
書も画も捨てずに、町へ出る試みをしようと思う。

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