2024年7月27日土曜日

朝凪カヌー考

人を案内するのが生業だが、人を案内するためにも、ひとりで漕ぐ時間はとっても大事。
写真は早朝のリフレクション。美しさに惚れ惚れした日。世界を壊さないように慎重にパドルを漕いだ。
注)鏡ではなく水面です。

こういう瞬間を思いっきり何にも気にせず愛でることができるのは、ひとりで漕ぐ時間だけ。
美しいものは大切な人と共有するのが良い。なので、カヌーには大切な人と乗ってほしい。
「共有」というのは今の時代の流行り言葉でもある。ガイドという仕事も共有することが肝だ。

しかし、すべてを共有してしまうと自分の中が空っぽになってしまう。
何を言うかは知性、何を言わないかは品性。
ってスピードワゴンの方の言葉だと妻に教わって以来、お気に入りの言葉である。

自分だけの美しさをひっそりと、内に隠し持っておくのも等しく大事でして。そこから匂い立つもの。
伝家の宝刀は腰にさせど簡単には抜かないように。でも、確かにあるんだな、と。それだけで相手は戦意喪失しちゃう的な。
能ある鷹は爪を隠すように。僕に能があるかはおいといて。

「職業ガイド(=仕事でしか漕がない人)にはなるな。」
ニセコの【フォレストレック】・矢吹氏の教えである。


それは自分のためだが、それは仕事のためでもある。
自分にとって、ふたつはひとつで、空と湖の境目がよくわからなくなるのとよく似ている。


「秋の気配」。オフコース。
コンクリジャングル出身者にどんぐりはかさからできていくことを教えてくれたのは支笏湖、千歳川源流部だ。

誰もいない静けさを堪能したい静寂loverのアナタには早朝または夕方のカヌーを。
どちらもぼくの大好きな時間帯。

2024年7月23日火曜日

川下りの合間に、コーヒータイム


森の中で過ごすコーヒータイム。

ほぼ全ツアー飲み物つき(焼菓子はご希望あれば別途スタイル)ですが、
【千歳川レギュラーコース】はちょっとした焼菓子付き。

‥ということで、暑かったのでこの日は、
自家製チーズケーキ(小麦粉不使用=グルテンフリー)と自家焙煎水出しオーガニックアイスコーヒー(ペルー、ブラジルetc)

‥最高です。

2024年7月21日日曜日

夏のお花見「千歳川ダウンリバー」は息が長イイ


「バイカモは見れますか?」と嬉しいお問い合わせをいただいた。
『ちょうど見頃ですよ』とお伝えしたが、
お客様は内心「もう終わってるんじゃないの?」と半信半疑だったそうな。

そうだよね。「咲いた!」情報を6月にアップしてるから、もう終わってしまっただろうと思うよね。
しかし、そこは水中花。写真は水上花。水位次第です。
冷涼な水の中という特殊環境に生息するバイカモは夏の間、長~く楽しめます。


一輪だけの話なら9月頭でも発見できたりします。

北海道の方でも知らない方が多い隠れた名所ー
夏の千歳川の風物詩ーバイカモは、川岸からも見られる場所もありますが、花と一緒に流れに乗りながら踏圧(カヌー圧?)をかけずに眺めるのが最も美しいです。(私調べ)

※千歳川は事前予約必須でございまっす。

2024年7月14日日曜日

千歳川バイカモお花見ダウンリバー

千歳市内の千歳川のバイカモは川岸からチラ見するより、流れに乗って眺めるが断然よろしい。
 


しかし、流速がそこそこあるし倒木も多い。ならば‥ガイドを手配しよう、そうしよう!


森の中を流れる清流は、暑い夏もひんやり涼しい。見た目だけで涼をとれる稀有な川。

そんなわけで、まだ間に合う夏のお花見ダウンリバーでした!

2024年7月5日金曜日

漕ぎ続ける


古参リピーター、マイパドルと愉快な仲間たちを引き連れ、現る。

「あべくんいくつになった?」と、親戚筋のようなやりとり。

当時、かのあの長男坊がベビーカーに乗っていたそうな。‥もう中学生(!)だよ。

年取るよね~、でも100歳まで乗るからよろしくね。

マイカヌーを手にして離れる方(おめでたい!)や、川へ向かう方、湖を愛する方、仲間と恒例行事にしたり、カヌーを買わずに通う方、大好きなシンガーソングライターを追いかけて、絵を描くための色を探して、旅行がてらに乗ってみた等々

いろんな出会い方、人の数だけカヌーライフがあり、どれも総じて素晴らしいな、と。

飽きずに懲りずに、深く深く漕ぎ続ける甲斐があるわけです。


2024年7月1日月曜日

6/30㈰LOPPIS 2024 ペンネンノルデ出店を終えて


今年も【LOPPIS】の季節!

今回は暑いけど暑すぎず暑くなる時間帯でかげってくれて風は通り、ナイスなコンディションでした。liftup_41
去年、引っ越しほやほやで出店していたお店。うますぎたので今年も発見していただきましたが、今年のハンバーガーも最高でした。お店いこう。

準備中の、何かが始まるニオイが好きです。


その二。
 

今回はマフィンと盆栽ノルデ。
盆栽は我々素人なので、苫小牧の盆栽屋さんOWL盆山で修行中の【minmiart】さんに盆栽コーナーをお任せ!
吸い寄せられる方々はみな口を揃えて「以前枯らしちゃって‥」と。それによって次のハードルが上がってしまうのが盆栽あるあるらしいが、わからないことがあればなんでも聞いてね、ケアの仕方を丁寧に解説。盆栽、吸引力あるなあああ!!


日が出るとジリジリ。


これくらいが過ごしやすイイ。


以前お隣出店で喋り相手になってくれた medo_enamelさん。
最近カヌーに乗りに来てくれたゲストが実はMEDOさんとつながっていたことが判明し、嬉しい報告ができました。

旭川の瀬戸晋(せと すすむ)さんは椀制作も漆作業も自ら行う。なんてこった、である。
赤もいいが黒もいい。形も個体差があり、ご本人を前にして、手に触りしっくり馴染むものを選べるのがまた嬉しい。

今回も書ききれませんが、様々な出店者さん・お客様に出会い、非常に楽しかったです。

関係者の皆様にも、いつも素敵なイベント、本当にありがとうございます!!
秋の登別開催も、今から楽しみです!

2024年6月27日木曜日

6/23(日)湘南藤沢発 MARKESTA at KAMINISHI VILLAGE ペンネンノルデ出店を終えて


はてさて、幼少期から永遠に憧れ続けているサーフカルチャー発祥の地的なイメージのある湘南イベント、北海道初開催ということで、チーム淡水ペンネンノルデ、大丈夫か?と不安にかられながら出店ノルデでした。


休校が会場。こちら、メイン会場。湘南の人と北海道の人と、サーファーなのかボーダーなのか分からなすぎる。
とにかくいつものイベントとは毛色が違うことだけはわかる。
客層も異なり、刺激的な時間。アウェー感のビッグウェーブを乗りこなせるのかビクビクドキドキな幕開け。


僕らはルームFに陣を構えて、奥地感ムンムンでまったりと開帳。

富良野で米粉のお店を営むsora no kujiraさんが、場所柄カヌーもスキーも本気の遊び人だったので、雑談相手をしてもらいました。米粉のシフォンケーキももちろん美味でした!!

 


DJのまわりに人が集います。音があるってのはいいですね。


先日の札幌大和田慧ちゃんライブでお見かけした笠原瑠斗さんも大人気のご様子でした。


店主が昔から聴いている「Hanah-spring」さんの生音。
高音域の伸びがすんげえええ。どこまでいっちゃうのというレベルをしごく当然に。
鳥のさえずり、HUMMING BIRDや。



そりゃ一緒にやるよねえええ!!


喉が渇く渇く。

うーん、見たことあるぞ、と思っていたらスノーボード界のレジェンド!【中井孝治】さんと珈琲焙煎話できるとも思いませんでした。何やら今回が珈琲屋として初出店イベントだったそうです。
誰に出会い、何が起こるか分からないから未知なるイベントって面白いですね。
マフィンポーズ、ありがとうございます!


こちらはfrom鎌倉。オーナーが千葉さんだから【バーチーズ】だそうな。安易さがグッドですね。遠方からの出店は大変だと思いますが、
特大L自家製スペアリブをいただいて、これがもう激ウマ最高でもう、最高!また食べたい!!

鎌倉といえば安達茉莉子(作家)さんが引っ越しほやほやなので代わりに食べてきてもらいたいと思います。

お世話になった皆様、お越しいただいた皆様、主催・関係者の皆様、ありがとうございます!!

塩水より淡水派になって久しいですが、いつか塩水にも漕ぎ出せたらと思います。