2017年8月22日火曜日

本当においしいの?


外食というハイリスクな人体実験がどんどん、年々、おっかなくなっていく。
濃ければ良かれ、分かりやすければ良かれ。
悲しいかな、「味の濃さ」というインパクト一辺倒の店が増えているような。

人気のある飲食店へ。
ん、どこがおいしいんだ?
みんながおいしいと賑わう店。
しかし、ぼくはぼくの舌を誰の評価より数より何より信じている。

うん、イマイチ。

あざといもの、意図が全く伝わってこないもの。中身、思いが無いなら、つくらなければいいのに、と思う。抑えきれない衝動、情熱がないのであれば表現する必要はない。
「おいしい」を換金化するには覚悟がいる。

カヌーのハードルは高いけれど、飲食のハードルは低い。生きることは「漕ぐこと」よりも「食べること」である人の方が多いから。
何をおいしいと感じるかは人それぞれ。

人がどうでもぼくのおいしいを信じ抜こうとやっぱり思った休日の学び。


2017年8月21日月曜日

到達点と限界設定を設けない


写真:7月、札幌、チカホへ出店した「ペンネンノルデ」×グッドマンジュエリーワークスのgood man 乾(イヌイ)氏。今年の良き出会いのひとり。
この人のつくるジュエリーは天下一品。どの世界でも、シンプルが最強。


ぼくはSotoCafeに四年ほど出続けた。その後、店に居残るようになって、今年ようやっとガイドモードの割合が二年ぶりにようやっと少し高まってきた。
その間、ファミリーカヌー隊長はずっと夏限定のこのツアーを守り続けてきた。
知らない間にファミリーカヌーツアーの質は物凄い高次元に到達していた。
今年は今までで一番ファミリーカヌーツアーについて考えている。今までの蓄積がほぼ皆無なのもあるけれど、非常に新鮮。

隊長の根っこにあるのは「いかに仲良くなるか」であるようだ。
人を人として見ること、向き合うこと。
小手先の技術というか、戦略というか、それ以前の捉え方、もっといえば、暮らし方であり生き方がツアーにはこっそりと、しかし、確実に滲み出てくる。
もややや~んとした放課後のような空間が短時間ツアーでも醸し出せるものだったとは驚きだ。また、ああいった形にならない空間の存在価値をすかさず共有できるというのも貴重なんだよなあ。

物語は一日にして生まれず。カヌーガイド、なんてフレキシブル、なんてcreative、直感的な仕事だろう。客観視すると興味深すぎる謎の生業。
秋になれば愛する千歳川のツアーが解禁となる。狂人コミュニケーションがウリのぼくは狭く深く沈むのが最良。
ゆーっくり、丁寧に、言葉を噛みしめながら静かに漕ぐのが今から楽しみだ。

2017年8月20日日曜日

呼吸と姿勢 心と向き合い方

北海道の夏休みは終わり。
しかし、ぼくらの夏は続く。いやはや有り難い。いやはやこんちく‥おっと失礼。
忙しさの中でも心を亡くさないようにやれている。

予約メール・テイクアウト・問い合わせの電話。ツアー受付・雑貨販売‥お店が滞りなく回ることが大事。
ツアーの質が保たれているかも大事。皆が健やかであるかが大事。

個人プレイでは回らない、回せない。この時期だけは足並みを揃える。
困っている人がいたら助けるのはフツー。当たり前。人としての当たり前だと信じている。うん、信じたい。信じさせてくれよ。
楽しいことは勿論、しんどいことほど、何事も分け合った方が楽しい。おべんちゃらはいらない。


(夏前半戦。「月とカヌー」の匠さんを囲んでツアー後のパドルトーク)

できることが多いとか少ないとかは問題ではない。
何をしているか、できているか。
何を一番大事にしているのか。
アクセスの方法は違っても同じ水が流れていれば心地よいはずで。

受け身なのか、能動なのか。
自分の役割は何なのか。
忙しいときほど、忙しいときこそ、自分の声を聞いてあげること。
それはめぐりめぐって周りのためにもなる。

何のために、何がしたくて、今ここにいるのか。
簡潔明瞭な答えは常に持っておかないと。
自分と向き合えない人が、目の前の人と向き合うことなんて不可能。
そもそもその気がなければ、物語は始まりようがない。
一日とどう向き合おうとしているか。気概。誠実であろう。

2017年8月19日土曜日

布団がぼくを捕らえて離さない

夏のはじめから流し始めた「夏の終わり」。
さて、終わりが見えてきた。
ここからだ。


photo by Daisuke.K

団体カヌーではなかなか到達できない空間がつくられた朝。
久しぶりに一人で出たファミリーカヌー。
今シーズン初のファミリーカヌーで湖へ出た。
背中で語るファミリーカヌーがあってもいいだろう。
 
ソトカフェとファミリーのテイストは異なるが、ぼくがやればそれはぼくの色になる。ぼくの色にしかならないとも言う。
ぼくが表現したいものはツアーが変わっても変わらない。
イメージを実現できる可能性が高いのは長時間のツアーであることは間違いない。
短時間、大人数。どっぷりしないなりにどこまでいけるものだろうか。

2017年8月17日木曜日

long long day

ハプニングやドタバタがない日はない。
空気は秋だが、人の動きは夏。
消耗戦。肉弾戦。
疲れているときこそ、試される。

ガイド。
知識があればいいわけではない。技術だけでもない。何とも説明しがたい「人間力」?


写真は、懐かしきシュマリの朝。
朝焼けに一緒に感動したゲストと抜けがけしてこっそり朝カヌー。
朱鞠内湖。人造湖‥だのに、素敵な湖。
ウユニ塩湖よりシュマリ。

もう一息!いや、もう‥?

2017年8月15日火曜日

涼しすぎたお盆

三夏目のスーパー店番助っ人、帰京。
終わりも見えてきたような来ないような毎日。
できることをできる人が…、ということで、野郎5人、助け合っていきたい。


信号機カヌーガイド戦隊。
PFD
赤&青:ロータスデザイン(今や幻の製品)
黄:ストールクイストのディセント。

雨のマント。雨具。
赤:ファイントラック/エバーブレスバリオ size:M
黄:mont-bell/ストームクルーザー
青:ファイントラック/エバーブレスフォトン

使用感については各色…各人にお尋ねあれ。

2017年8月12日土曜日

雨の作戦会議

久々、しっかり雨。太陽、思いっきり浴びたいなあ。
風はなし。よし、雨天決行。


良い日に当たった、とある家族の朝カヌー。

今日をただ乗り切るだけでなく、先を見据えながら。
行き止まる前に動き出せ。
誰でもできることにしがみつくのは誰かに任せて、ぼくらは先に行こう。
まだまだ発展途上。型なんて、枠なんて、らしさなんて、何にもなかった。
過去にも今にも執着しない。
そういう軽やかなスタンス、やっぱ、好き。

「とどまること知らない時の中で」である。
goodmanになりたい。なるために。いつもツアーが育ててくれてきて、それはきっとこれからも変わらない。
ずっと、Sotocafeがあって、諦めかけた千歳川がようやく今春、モノになって。

知識というか技術というか経験というか、佇まいで、成立するツアーへ。
何の演出もなく、淡々と。何でもないように。ただ、暗くなるまで一緒の時間を過ごして。不自然を一切排除して。
つまり、愛する家族と良き日にカヌーに乗るときのような、あの感じ。(‥安達茉莉子節か!)
ぼくがつくりたいものは、ただただ、際限なく、やさしい時間。

2017年8月11日金曜日

ツアー後の拍手

毎日毎日、一日五回転のツアーが続く。一日が伸び~る8月。

あっちもこっちもやると、色々思う。
あの人と、この人と。一緒に動くガイドが変われば、これまた色々思う。
よきも悪きも、ぼくらの関係性がツアーには滲み出る。
良いツアーは良い人、良い関係性からのみ生まれる。
陸地で構築できていないことは、水の上で表現できない。

毎日を丁寧に重ねたい。ただ安易に「重ねる」のでなく、惰性で回すでもなく、誰でもない自分で考え、動き、少しずつ、着実に積み重ねていきたいと切に思う。
何のためって、良いものをつくりたい。
良いものはすべてを気持ち良くするはずだから。
思いっきり気持ち良くなってもらいたい。
お客さん。人。自分。職場。この地球を。

夏以外のソロ活動では自分の思い描くイメージを表現できるようになってきた。
しかし、夏といえばユニット活動。苦手な大人数が相手、つまり、チームプレイが肝。

コミュニケーションの取り方にマニュアルはない。ただ、コミュニケーションはひとりでは構築できない。一人で思い描いても、伝わり合わなければ何にもならない。
ぼくは会話がしたい。対話がしたい。何事にも、真正面から向き合いたい。深いのが好きだから、ぼくは支笏湖に来たのかもしれない。
お互いがどこまで共通認識を持てるか。歩み寄れるか。その気があるか。
一方通行ではたどり着けない、ソロ活動とはまた異なった世界の色を見たい。
あと10日。今年はようやく陸から水の上に戻ってこられた嬉しい二年振りの夏。
自由になれる水の上で新たな手応えを得られるだろうか。試される夏。

「良いツアー」はお客さんの感覚とは別次元にそれぞれが持っている。
ツアー後の締めをしたら、お客さんが拍手をしてくれたという。
ぼくらの自己満尺度とはまた違うベクトルの客観評価をいただいたわけだ。
「素直に嬉しいよね」って、ほーりーとくっちゃべりながら片付け。
何でもない1シーンだけれど、嬉しいことを一緒に嬉しいって、喜びを共有できるのは実は当たり前なことではなく、とても貴重尚且つ有り難いことなのかもしれない。

先日のお休みは、
お金を稼ぐために、遊んだ。なんて健全だろう。ブルーベリー収穫。


 いや、遊びを仕事にするのか?どちらから始まるのだろう。



物語はいつだって、「好き」から始まるんだ。
これが、誰かを笑顔にするブルーベリーマフィンになるのだ。

2017年8月8日火曜日

朝カヌーと夏の助っ人と現場適応力と癒しのSotoCafe

今年も夏の助っ人がやって来た。人が集える店があるって素晴らしい。
疲れているときこそありがたい。
カンフル剤のような来客。いつもありがとう。


とある日の朝カヌーの一コマ。親子タンデム。
カヌーはコミュニケーションが何より大事。水との対話。人との対話。
ぼくはあらゆるもの・こと・人と、腰を据えてじっくりと対話がしたい。

2017年8月6日日曜日

秋の夕暮れと階段


珍しくここ数日、今までにないくらいファミリーカヌーづいていて。場数がとりあえず足りていないのはひとつ。
努力も大事だけれど、向き不向き、得意や特性、興味のあるなし、センスというのはやはり無視できない代物で。
やはり、オレが味わってほしい世界観は短時間の、しかも夏の時期には間違っても表現できない、というか、一切必要とされないものなのだよなあ、と寂しく現実を受け入れようと試みていた今日この頃。

しかし、その必要はないぞと神は支笏湖に使いを送ってきた。
朝、毎年の恒例行事としてファミリーカヌーに来てくれるご家族登場。かつて、珍しくファミリーカヌーに出たときに当たったレアな常連さん。
腐りかけていたぼくを拾う神が現れた。これでいいのだ。
うまくまとまらない、まとめないツアーもたまには良し。

ファミリーカヌーツアーの期待の星と今日は三回転。似合う似合わないは大事。個性とツアーの色のマッチング。
午後からは急に晴れ間が差したので、がきんちょたちを水の中へ引きずりこむ。
季節はまず、夕方から動く。夕方は既に秋色。
夕方から店の階段づくり。19時半は暗くなった。


2017年8月5日土曜日

「おまえには愛はあるのか?」byガガガSP

いつの間にか、誰もいなかったとっておきの楽園は、ぼくが生まれた街に成り下がった。成り代わった、に訂正しておく。
知佑じいさんは、「この国には自由がないけれど、水の上には自由がある。自由があるのは水の上だけだ」と言ったけれど。
じいさん、活字の海から手を差し伸べた救世主よ。
これからぼくはどこで呼吸をすればいいんだい。誰もいない場所にたどり着いたと思ったのに。


モラルはどこをさまよい、良識はどこに沈んだのか。
向いている方向、守りたいものは何。
同じものを見て美しいと感じ合っている仲間であるはず。余計にやるせない。
美しさを換金化して暮らす意味は。重みは。ぼくらも同罪か?
いつも寄り添ってくれてきた場所、水。cheapな姿。美しい人、美しいところだけ見たいと思うのは薄情だろうか。

言ってはいけないこと、言っていいこと。言っといた方がいいこと。大人の世界にはいろいろある。くだらない。くだらないけれど、けれど、である。しかし、くだらない。素直なままではしかし、うまく生きてはいけない世の中。

愛する努力をしてまで愛しようと試みたところで、既に不自然だよなあ、と思いつつ、愛せないと苦しくなるのは自分である。または思考を停止してしまえばいいのか。どちらもナンセンスにしてネガティブ極まりない解決策。開けるのか、ゴマ?
しかし、好きになろうとした人を好きになれた試しはない。恋に落ちるのはいつも一瞬。最初からそんなんは分かる。

やりたいことしかやらず、我儘を通してやってきたけれど、やりたくないことをやってみることで得るものも何かあるのかもしれない。やったことのないことは試してみる価値があるはずだ。
たった数日の話だけれど、今のところは犠牲にするものの方が勝っている。
何をしているのだろう。珍しく自己嫌悪のため息も出る。何のためにカヌーに乗っているのだろう。つくりたいものはもう分かっているし、つくるための方法も分かっている。いくつになっても、自分の心はお高いまま。
一日ずつ、試される自分。
思うこと、感じることは多く、アウトプットが追いつかない。今までの夏とはまた毛色の違う、何だか少々不気味な色が混ざっている。

2017年8月4日金曜日

風立ちファミリーカヌー

さすがに夏。毎日どたばたしています。
どうしたらいいかな?こうしたら?それよりも‥。
あれこれみんなで考えながら、その都度移り変わる状況に応じて的確な判断を下し動く。思考が冴える真夏。


午前、3ガイド体制でファミリーカヌーツアー。
自分のツアーにしていない、なっていない「ファミリーカヌーツアー」の到達点について探る今日この頃。
家族っていいなあ。家族って良いのか?家族って何だろう。
まあ、そんなことを思う隙のない賑やかなカヌーツアーも夏ならでは。

2017年8月3日木曜日

寒い一日

お店ができて3夏目。これまでの2夏は【ガイド≦店】。もう、ガイドどころではなかった。
ツアーに出たいのに出れないもどかしさ、中の仕事を進めたいのにツアーに駆り出されてどんどん溜まる事務仕事。代わりにやってくれる人はいない。とにかく人が足りなかった。あらゆるバランスがとれず、訳が分からなくなると、勝手に涙がただただ流れた。
今まで得ていた自由を店に奪われたような感覚。30リッターのデイパックがいきなり80リッターになったような。自由だからやってきた仕事、不自由としか思えなくなった。
元々、器用ではないこともあり、切り替えスイッチはなかなか見つけられなかった。

店前・店後、あほんだらはちっとはまともになった。

今年はようやっと、【ガイド≧店】。
ぼくの片足は店にある。ツアーだけに出ていればいいガイドではないわけで、攻め続けるのは現実的に難しく、その時々で必要とされる側へ傾く。
しかし、この2夏よりは確実に水の上に気持ち良く出れるようになった。


思えば、夏の代名詞「ファミリーカヌーツアー」という超大所帯ツアーへの参戦率は極々低かったことに今日ふと気付いた。SotoCafeや千歳川とは対極にあるツアーだけれど、その中にどの程度物語性を含ませられるだろうか。



2017年8月2日水曜日

家族の時間

すぐそこ「サンク」

‥「ファミマ」だよ!

‥‥「家族」?
いつも、すぐそばにいない、「家族」だってある。
飛び出したぼくを引き留めることは何もしなかった。


母なる湖と母‥というかガイドっぽいたかこ。

遠くにヒメマスの釣り船を眺めながら漂った早朝の家族舟。

晴れて曇って通り雨。どこまでも見通せる湖の底と揺れるバイカモの花。
いつでも会えるのが当たり前じゃないから。より大切。
「より」といえば、【かのあ】のカヌーツアーにはクロックスで参加した方がより楽しめる。けれど、旅行中にサンダルは荷物だから‥レンタルサンダル一足300円で受付中。
家族っていいな。レンタルってお手軽だね。今年も共働中。レンタルサイズ展開も豊富みたいだよ。有り難い。いやはや、頭が上がりません。いつも感謝。素晴らしい人。リスペクトできる親の元に生まれるって奇跡的。携帯防水ケースレンタルも好評だとか。
諸々よろしくお願いいたします。



2017年7月31日月曜日

良い顔はいつも雨

諦めなかった人にだけ。

どんな日も素晴らしい。
晴れの日より笑顔が輝くのはいつも雨。

2017年7月30日日曜日

フレキシブルフレキシブルフレキシブル

イレギュラーな一日。
どう動くか、今自分は何をすべきか。先を見据える。
考えながら動くのは嫌いじゃない。自分で考えたい。偉そうな人は苦手だ。素直ではないので言われた通りにはなかなかできないし、する気もない。

ツアー中は感性やヒラメキ。
ツアーの合間は、「ダンドリ」がすべて。

真逆の能力。どちらも磨けるし活かせるカヌーガイドという生業。飽きない。
打てるし投げれる、打ちたいし投げたい。あれもこれも全部したい。欲張りなのは昔から。
メインガイドとしても、セカンドガイドとしても、店番としても、何をやらせても最高なパフォーマンスを発揮できるカメレオンスタイルが理想。目指せ、goodman。
透明人間のように、アメーバのように。そばには七味。唐揚げにはレモン。疲れたら黒酢。

思考と行動の誤差をどれだけ縮められるか。
あれこれ条件がある中で戦略を練るのはオモシロイ。


午前。ほーりーとSotoCafe。
湖に落とされる2秒前の野郎共。



after。全員無事沈。
泳ぎたそうな顔をしている方を見逃すぼくではありませんのでご安心ください。

2017年7月29日土曜日

参上!夏の風物詩

休暇村宿泊者限定、「朝カヌー」。


半袖では寒いくらい。A

完璧な朝の静寂を一人占めしながら、本気のコーヒー。
A paddle is my table. by kei Owada

最高。


かのあ新スタッフ加入。今日は三つ編みで首元を涼しくしてみました。


右:三シーズン目の夏の風物詩。仕事への向き合い方が初日からして既に素晴らしい。尊敬。
左:頼もしさを増した店の守り神。
お二人あっての質の高いカヌーツアー。いつもありがとう。

団体さんが泳いだり、ファミリーカヌー最終回に出たり、

一日が濃すぎて、朝のことが思い出せない。
片付けがてら‥

ご褒美swim。夕方も入水可能なのは夏ならでは。泳げるうちに飛びこまねば。

2017年7月27日木曜日

フレキシブル


毎日よく働いています。
あーだこーだ言い合いながら癖だらけの男衆5人。

松澤先生との最近の流行り言葉、フレキシブル。

夏はハプニングが多い。
子ども。犬。遅刻。無断キャンセル。ダブルブッキング。…
いかに対応できるか。試されるのは嫌いじゃない。
夏の風物詩も無事に到着。
明日からさらに賑やかにいきます。

午後のお客さんのスマホで撮影をしようとしたら待受がマチュピチュで、思わず食いついてしまった。
よく一瞬でわかりましたねと誉められて、ああ、先日の天塩に引き続き南米がついに手招きし出したか、と。
中学生だったか?父にもらった石川直樹の「この地球を受け継ぐ者へ」。白黒のマチュピチュ写真。鳥肌が立った。

2017年7月26日水曜日

秋の気配

15:30以降の太陽光が目を見張る美しさになりました。
やわらかくも繊細。セピアではないけれど、郷愁をそそるどこか懐かしい色。
ぼくらはかつて何だったのだろう。
昼間の強烈な日差しとはまるで別世界。風も匂いも、すべてがやさしく、「時」までも深呼吸していました。
早くも夏の終わりを意識した一日。微かに秋の気配がした。


午前。珍しく松澤先生(夏はファミリーカヌー隊長)とSotoCafe。


北海道らしい爽やかな気候が戻ってきてホッとしているのはお客さんよりぼくらかもしれない。


寄り道をしながら。


空と水の間を漂うカヌー。


深いのか、高いのか。どちらでもよくなる。美しければ。


夏の代名詞。揺れる水草の森。


生き物探しに夢中になるのは子どもだけではございません。


お揃いのレンタルハットも、しっかりと二人の仲の良さを演出しているではありませんか。


「そろそろ帰りますよー。」

15:30のやわらかな日差し。


午後は、弟子屈の「そもくや」つっちー経由のカヌー乗りもご来店。


時を止めたい方、何かから逃げ出したい方は、支笏湖へどうぞ。


2017年7月24日月曜日

札幌行商見習いのお知らせ

今日は秘密のツアーメニュ-「朝カヌー」で気持ち良く労働の汗を涼しい時間帯に流してからの店番ということで連日早起き日更新中。涼しいうちにさっと漕ぎ出す。
理想的なカヌー暮らし。

明日7/25日(火)は札幌チカホ(11時-18時)
にて、支笏湖のマフィン屋さんの出店手伝い任務につきます。
札幌の方は仕事抜け出してお越しやす!

2017年7月23日日曜日

家外屋倶楽部祝10周年イベント前半戦

昨日・今日、小中高生たちと支笏湖を半周ほどしてきました。
詳しくはかのあブログにて→【支笏湖一週プログラムその2

その合間に友人家族もどたばたと遊びに来たりで、何にも接待できず申し訳なさすぎたりしたけれど、まあまた会おうよ、ということでいつの間にか夏にのまれています。


普段行かない場所。景色が変わればまるで新フィールド。
当初の予報を裏切る素晴らしいコンディションに恵まれた二日目。
温泉街は入門編でっせ。


口を出す必要もなくなったゴール目前のチーム力。

幼少期の強烈な体験は記憶に残る。
ぼくもかつてこのような遊びを休日にさせられてきたクチで。
学校の友人たちの知らない「外」の世界をオレは知っているんだぜという妙な優越感を抱いていた気もする。
しっかし、イレギュラーツアーサポートは(レギュラーツアーもですが)特に様々な「距離感」をはかるのが難しい。「立ち位置」だったり「役まわり」だったりあっちのニーズやこっちのニーズやら。
形にとらわれ過ぎないように、自分に言い聞かせつつ、秋の陣に備えます。

この頃毎日早起きです!わほーい!稼ぐぞ夏。

2017年7月20日木曜日

井の中の蛙大海を知らず(されど空の深さを知る)

二年間の引き‥「店」こもり期間を経て、ようやっと外へ。
イン‥淫からアウト。
待ち構えてくれていたのはやっぱり道北。
大陸の気配をすぐそばに感じられる風が吹く。


(リョークンと天塩川。【CAMEL】)

外に出れば出るほどに自分の、日々のちっぽけさを知る。

カヌーはなんて小さいのだろう。しかし、その小さなカヌーには暮らしの道具を詰め込めて、さらには、川を移動することができる。
不便さと引き換えに、洗練されていく知恵と技術。
「不便」こそ、自由への扉。

便利さと引き換えに手放した手ごたえを取り戻すこと。

道具で補うのでなく、腕で補うこと。
一番信頼できる「道具」を、「自分」とするために。
シンプルな道具、所作の美しさたるや。水の切り方ひとつで、その人の生き様が見える。

火を見つめながら、一晩目には封印していた話。
愛する石川直樹さんの著書のタイトル「全ての装備を知恵に置き換えること」を思い出していた。
そんなことに思いを馳せながら久しぶりに出た通常ツアーは、やはり、何か違ってくる。

2017年7月19日水曜日

揺らぐことなき「宇宙船カヌー」説@朱鞠内湖


シュマリ。朱鞠内湖(しゅまりないこ)。人造湖。釣りキチの聖地。ココハドコダ。


ガイドは3人。店番は1人。両刀使いは1人。
トータルバランスを鑑みて、両刀使いの浮気性ガイドは足りていない方に立つ。不器用なくせによくやる。
去年までよりずっと店への思いを手放せている。ふっくんのおかげ。
しかし、無敵ガイド化するにはまだ困難な環境の中、ガイドたちが無敵化するための足場を整える作業に頭も労力も向け出して早三シーズン。ガイドは泳がせてなんぼ。ぼくが誰よりも泳いできた。
しかし、まだまだ現役じゃい。自分の、特別なことは何もしないツアーが一番だと思っている。出たがりな気持ちがこうして顔を出してくるときは、「能ある鷹は爪を隠す」と三回唱えて鎮火する。不機嫌になったり泣くのはもうやめた。心の波立ちをありのままに出すのが正しいとは限らないこともあると言ったらいつかのぼくは卒倒するだろうなあ。

どちらもできる人はそういないし、誰もやらない。
負荷を与えないと、ぼくはgood manになれない。
ぼくはgood manになりたい。

人生を、自身をもっと面白くするためなら、何だってする。

日々の、たまに水の上に出る程度のリズムに乗りづらいガイディングだけでは手離してしまいそうなカヌーとの関係性を見つめ直しに、春からずっと頭の中でぐるぐるしている問題解決の糸口を探しに、290キロ北上した。

分からないことは一人では解決できないのだから、先人に聞くが早い。
三浦雄一郎さんも本でそのようなことを言っていた。



6年前。パドルで型破りな「自由」を教えてくれた男は東から北へ。

どう漕ぎたいかって、どう暮らしたいか。


2017年7月18日火曜日

canoe songs

canoe navigation。
ふしぎだね。
すてきなものはぜんぶ、カヌーがおしえてくれるんだ。

カヌーが、コーヒーが、ズッキーニブレッドが、うたになった日。

Song by 大和田慧



きれいなみずとおんなのひとは、なんだか似ている。

きれいな水に足が生えたら、それが「おんなのひと」なのかもしらん。
あんよとおくちを魔法使いに売り渡したことで得たのが、永遠の美しさ?

美しさと対話するための道具。
PaperにはPenが必要であるように。waterにはPaddle。
美しさが共鳴していく。

2017年7月17日月曜日

北へ向かう川

支笏湖から290キロ北上。日本のユーコンへ。


photo by Ryota.T (リバートリップキャメル様々)

カヌーとは。キャンプとは。ガイドとは。暮らしとは。





2017年7月13日木曜日

水の上に逃げましょう


札幌にシンガーソングライター・大和田慧ちゃんが入っているようです。

陸地の凄まじい暑さは、とどまること知らぬ~♪

暑すぎる午後イチこそ、皆様カヌーに乗りましょう。
水の上、木かげ、最高です。
暑いの、若干、飽きました。若干どころ‥でもありません。もう、五年分くらい「暑い」使っちゃいました。しばらくいいです。

カムバック、北国の夏。
観光客もホスト側も、誰もが願っていますよね。

片付け終わりには一人でこっそり浮桟橋からダイブ。
こんなの初めてですたい。

ぼくは明日からちょいと修行に出ます。心配ご無用で、お願いいたします。

皆さまも水分補給をしっかりと。無理せず遊びましょう。
ここだけの話、千歳のソフトクリームは「よんちょ~めソフトショップ」がイチオシです。
生クリームに逃げない真っ当なソフトクリームです。

2017年7月11日火曜日

マーヒーとコーヒー

店内温度28.5℃。
暑さに耐性ができたような。かげっただけで有難い。
爪を隠すのは本当に難しいけれど、マインドコントロールのための修業。

松澤先生は「マーヒー(麻痺)だな」と長男坊に教える。長男坊はガキんちょ特有の体温を武器にぼくの足にまとわりつく。仕返しに後ろから羽交い締めにして熱い吐息を耳にお見舞い。

店の前で打ち水効果を狙い、一人で水鉄砲で遊ぶ。あわや、観光客を打ちそうになる。「あら、いいわね」と笑われる。ぼくもつられて笑う。旦那様が遠くから「どこいくんだよ」と叫ぶ。
今日もぼくのまわりは平和。

遊んでいるように見せるのも大変だ。


閉店後、夏に備えて、コーヒーを仕入れに行く。何でもない世間話がしたいからなるだけ足を運ぶ。
ぼくのコミュニケーション欲を満たすのは現実世界だけ。SNSはおっかない。勘違いしたくない。されたくない。

生き方、気概について、学ぶ焼鳥コミュニケーション。
嘘つきにはならないように気を付けよう。誠実が一番。
毎日が慌ただしく過ぎていく。くだらない日常のいとおしさったらない。
何にせよ、今夜は涼しいから言うことなし!

2017年7月10日月曜日

四日連続真夏日

どうなってんだ、毎日暑いぞ、北海道。
店内では予約まつり、盛り上がってます。

こんなに連日泳ぐ夏は初めて。
暑い日は濡れてもいい格好でお越しいただきたい。
泳がないと損する、そんな気候です。


水温もぐんぐん上がり、水草の森が形成され始めている。
あと一・二週間後が楽しみだ。


ほりCafe、しゅっぱーつ。暑さに霞む恵庭岳。
日差し対策も万全でお越しください。


いろんな間柄のお客さまがあちこちからいろんな事情でやってくる。
おじいちゃん、おばあちゃん孝行できた気になる日もある。
なんだか、捉えどころのない、説明のしづらい、遊びと言われることも多々ある仕事なのだけれど、ぼくらは大真面目に取り組んでいるし、本当に良い仕事だなあ思う。

水の上で、こうして家族で遊べるって最高じゃありません?


ん?ごろーがでかいのか?カヌーが小さいのか?
なんだかサイジングがおかしい‥と思ったら【Old Town】の「パック」でしたとさ。

2017年7月8日土曜日

『天国ポスト』沢田知可子さんPV

家族ってのは、血縁関係がなくても、離れていてもなれる場合がある。

家族の一員、イラスト作家の安達茉莉子が、歌手・沢田知可子さんの新曲PVの絵を描いた。

詳細はこちら↓
mariobooks


家族が好きなことをして頑張っている。ぼくらも頑張ろう。
好きなことでつながる新しい家族の形があっても良いだろう。

2017年7月7日金曜日

越境者 where is my hometown


幸せだったなら、満ち足りていたならば、
多分そこから人は動かない。


少ないなりに持ってはいたものに嫌気もさして、十年前のぼくは未知なる大地に何を期待したのだろう。
「あらゆる物事」から逃げ出す口実ともいうのかもしれない。

家族はいない。一度だって足を踏み入れたこともない思い入れも思い出も何にもない土地。親戚はいない。友だちもいない。車もない。何にもない。ここはどこだ。よりかかれるものは、ただひとつ。カヌー。
とにかく、カヌーがあれば、カヌーに乗れるようになりさえすれば、ここにいる意味が見い出せる。ダブルパドラーは必死だった。何でシングルパドルの業者に来てしまったのかと後悔し通しだった。「ジェイストローク死ね」、と何百回思ったかしれない。

女の人と積み重ねる愛は、強いが脆い。愉しいが恐ろしい。勝手に始まり、やはり、勝手に終わる。
しばらく御免だ、というかそこから逃げ出すところが、シングルパドルの始まりでもある。「あらゆる物事」というとカッコ良いが、要は「女の人」という絶対的存在からの浅はかなる逃避行である。

カヌーは自分が逃げ出さなければ、いくらでも心を開き、導いてくれる。
奥ゆかしく言葉少ななのも良い。

いつしか、カヌーは新たな恋へも導き、しかし、それは普通宗教への改宗を求めてきた。
ぼくが欲しかったものは条件付きの愛ではない。ぼくは改宗できなかった、しなかった。
ぼくがカヌーを手離したなら、縁もゆかりもないこの土地にしがみつく理由が何にもなくなってしまう。カヌーのない暮らしは恐怖そのもの。

愛とカヌーがまたも天秤にかけられた。

やはり、カヌーが勝つ。
「人の心」より「ぼく自身の心」をこそぼくは一番大事にしているのだと改めて気付いた。昔からずっと軸は変わらない。

カヌーを漕ぐぼくごと愛してくれない人と恋に落ちるのは時間の浪費だとこの恋は教えた。時間は有限。楽しいだけの恋はもういらない。
拠り所がカヌーだけであることが少し心細くなってきた頃、コーヒーというもうひとつの心の拠り所を手に入れて、ぼくは心の平穏を得た。
コーヒーもやはり、裏切らないところが好きだ。

カヌーは、生きる意味だ。都会人が文明に奪われた「故郷」・「土」の代わりに与えられた大事な道具。

ぼくのすべてをまるごとすっぽり愛してくれる深い湖を何とはなしに、待つでもなく、待ち望んでいた。

愛から逃げるためのカヌーという道具は、いつしか、愛を見つけるための道具になっていた。
ちゃんちゃん。

今日も素面だよ!どこまで嘘か考えながら読んでみてね。

2017年7月6日木曜日

バイカモン、夏

本日昼間、体感32℃。
涼をとりに、千歳川。


清流に身を委ねるちいさなちいさなバイカモが咲き始めている。
花びらの大きさは小指の爪くらい。やっと会えた。かわゆいんだから。

「1day Beauty&Flea Market vol.11」千歳市東郊1-13
という存在すら知らなかったイベントに顔を出してみる。しっかし、みんな暑そうだ。
詳細は【コチラ】。

定期的に食べたくなる、中毒性の高い【シャンディ二ヴァースカフェ】(長沼)のカレー屋さんもいた。
「キーマカレー」が一番と思っていたが、最近舌が変化したのか、「海老とココナッツのカレー」最強説浮上中。
かねてから行きたかった鵡川のピザ屋さんbar NAYAにも遭遇。
(移動販売ネームOlha2号)
オーガニックピザ、うまい!

「おいしい!」も、やっぱり、「good wo&man」にしかつくれない。
goodな製品をつくれる人は皆総じて、オモシロかったり魅力的。
「モノ/食」が先か、「人」が先か?
多分同時進行なんだろう。

ネーミングからして多分11年目のイベント。うーむ。まだまだ知らないことが千歳市内にもたくさんあるのだなあ。

その後は、好きになると一直線のストーカー気質を発揮して最近の個人的ホットエリアを探究。
最終的には、千歳の父親代わりだとゲリラ的ご近所ジンギスカンに引っ張られ、爺さんたちの昔話に驚愕。
爺さん二人においしいとこ取りされるという、真夏の一日でした。
ごっつあんです!

2017年7月5日水曜日

長い一日


午前。湿度80%。
湿度が高いと、けだるくて仕方がない。しんど‥。‥あるしんど。


札幌んちゅほど、支笏の美しさを知らない。


午後。だんだん楽になっていった。
水がぬるい。レンタルサンダル300円。好評です。


寄り添う二人とプライベートデート。


しっかり働いたご褒美に穏やかな湖面を眺めながらbeer。
放課後、ぐだっと湖畔に巣食う野郎共と。
野郎共は冬が待ち遠しすぎるので夏も冬の話をし続ける。
非常~に狭く、濃いコミュニティ。
氷濤中毒は、やればやるほど抜け出せなくなっていく中毒性の高い厄介な病なのだ。
夢中になれる、ならざるを得ない、というのはある意味で幸せなことである。

早くに隠居したぼくは水の上へ出た。
写真は18:40の支笏湖。少しずつ太陽が左へ戻っていく。