2017年7月23日日曜日

家外屋倶楽部祝10周年イベント前半戦

昨日・今日、小中高生たちと支笏湖を半周ほどしてきました。
詳しくはかのあブログにて。
その合間に友人家族もどたばたと遊びに来たりで、何にも接待できず申し訳なさすぎたりしたけれど、まあまた会おうよ、ということでいつの間にか夏にのまれています。


普段行かない場所。景色が変わればまるで新フィールド。
当初の予報を裏切る素晴らしいコンディションに恵まれた二日目。
温泉街は入門編でっせ。


口を出す必要もなくなったゴール目前のチーム力。

幼少期の強烈な体験は記憶に残る。
ぼくもかつてこのような遊びを休日にさせられてきたクチで。
学校の友人たちの知らない「外」の世界をオレは知っているんだぜという妙な優越感を抱いていた気もする。
しっかし、イレギュラーツアーサポートは(レギュラーツアーもですが)特に様々な「距離感」をはかるのが難しい。「立ち位置」だったり「役まわり」だったりあっちのニーズやこっちのニーズやら。
形にとらわれ過ぎないように、自分に言い聞かせつつ、秋の陣に備えます。

この頃毎日早起きです!わほーい!稼ぐぞ夏。

2017年7月20日木曜日

井の中の蛙大海を知らず(されど空の深さを知る)

二年間の引き‥「店」こもり期間を経て、ようやっと外へ。
イン‥淫からアウト。
待ち構えてくれていたのはやっぱり道北。
大陸の気配をすぐそばに感じられる風が吹く。


(リョークンと天塩川。【CAMEL】)

外に出れば出るほどに自分の、日々のちっぽけさを知る。

カヌーはなんて小さいのだろう。しかし、その小さなカヌーには暮らしの道具を詰め込めて、さらには、川を移動することができる。
不便さと引き換えに、洗練されていく知恵と技術。
「不便」こそ、自由への扉。

便利さと引き換えに手放した手ごたえを取り戻すこと。

道具で補うのでなく、腕で補うこと。
一番信頼できる「道具」を、「自分」とするために。
シンプルな道具、所作の美しさたるや。水の切り方ひとつで、その人の生き様が見える。

火を見つめながら、一晩目には封印していた話。
愛する石川直樹さんの著書のタイトル「全ての装備を知恵に置き換えること」を思い出していた。
そんなことに思いを馳せながら久しぶりに出た通常ツアーは、やはり、何か違ってくる。

2017年7月19日水曜日

揺らぐことなき「宇宙船カヌー」説@朱鞠内湖


シュマリ。朱鞠内湖(しゅまりないこ)。人造湖。釣りキチの聖地。ココハドコダ。


ガイドは3人。店番は1人。両刀使いは1人。
トータルバランスを鑑みて、両刀使いの浮気性ガイドは足りていない方に立つ。不器用なくせによくやる。
去年までよりずっと店への思いを手放せている。ふっくんのおかげ。
しかし、無敵ガイド化するにはまだ困難な環境の中、ガイドたちが無敵化するための足場を整える作業に頭も労力も向け出して早三シーズン。ガイドは泳がせてなんぼ。ぼくが誰よりも泳いできた。
しかし、まだまだ現役じゃい。自分の、特別なことは何もしないツアーが一番だと思っている。出たがりな気持ちがこうして顔を出してくるときは、「能ある鷹は爪を隠す」と三回唱えて鎮火する。不機嫌になったり泣くのはもうやめた。心の波立ちをありのままに出すのが正しいとは限らないこともあると言ったらいつかのぼくは卒倒するだろうなあ。

どちらもできる人はそういないし、誰もやらない。
負荷を与えないと、ぼくはgood manになれない。
ぼくはgood manになりたい。

人生を、自身をもっと面白くするためなら、何だってする。

日々の、たまに水の上に出る程度のリズムに乗りづらいガイディングだけでは手離してしまいそうなカヌーとの関係性を見つめ直しに、春からずっと頭の中でぐるぐるしている問題解決の糸口を探しに、290キロ北上した。

分からないことは一人では解決できないのだから、先人に聞くが早い。
三浦雄一郎さんも本でそのようなことを言っていた。



6年前。パドルで型破りな「自由」を教えてくれた男は東から北へ。

どう漕ぎたいかって、どう暮らしたいか。


2017年7月18日火曜日

canoe songs

canoe navigation。
ふしぎだね。
すてきなものはぜんぶ、カヌーがおしえてくれるんだ。

カヌーが、コーヒーが、ズッキーニブレッドが、うたになった日。

Song by 大和田慧



きれいなみずとおんなのひとは、なんだか似ている。

きれいな水に足が生えたら、それが「おんなのひと」なのかもしらん。
あんよとおくちを魔法使いに売り渡したことで得たのが、永遠の美しさ?

美しさと対話するための道具。
PaperにはPenが必要であるように。waterにはPaddle。
美しさが共鳴していく。

2017年7月17日月曜日

北へ向かう川

支笏湖から290キロ北上。日本のユーコンへ。


photo by Ryota.T (リバートリップキャメル様々)

カヌーとは。キャンプとは。ガイドとは。暮らしとは。





2017年7月13日木曜日

水の上に逃げましょう


札幌にシンガーソングライター・大和田慧ちゃんが入っているようです。

陸地の凄まじい暑さは、とどまること知らぬ~♪

暑すぎる午後イチこそ、皆様カヌーに乗りましょう。
水の上、木かげ、最高です。
暑いの、若干、飽きました。若干どころ‥でもありません。もう、五年分くらい「暑い」使っちゃいました。しばらくいいです。

カムバック、北国の夏。
観光客もホスト側も、誰もが願っていますよね。

片付け終わりには一人でこっそり浮桟橋からダイブ。
こんなの初めてですたい。

ぼくは明日からちょいと修行に出ます。心配ご無用で、お願いいたします。

皆さまも水分補給をしっかりと。無理せず遊びましょう。
ここだけの話、千歳のソフトクリームは「よんちょ~めソフトショップ」がイチオシです。
生クリームに逃げない真っ当なソフトクリームです。

2017年7月11日火曜日

マーヒーとコーヒー

店内温度28.5℃。
暑さに耐性ができたような。かげっただけで有難い。
爪を隠すのは本当に難しいけれど、マインドコントロールのための修業。

松澤先生は「マーヒー(麻痺)だな」と長男坊に教える。長男坊はガキんちょ特有の体温を武器にぼくの足にまとわりつく。仕返しに後ろから羽交い締めにして熱い吐息を耳にお見舞い。

店の前で打ち水効果を狙い、一人で水鉄砲で遊ぶ。あわや、観光客を打ちそうになる。「あら、いいわね」と笑われる。ぼくもつられて笑う。旦那様が遠くから「どこいくんだよ」と叫ぶ。
今日もぼくのまわりは平和。

遊んでいるように見せるのも大変だ。


閉店後、夏に備えて、コーヒーを仕入れに行く。何でもない世間話がしたいからなるだけ足を運ぶ。
ぼくのコミュニケーション欲を満たすのは現実世界だけ。SNSはおっかない。勘違いしたくない。されたくない。

生き方、気概について、学ぶ焼鳥コミュニケーション。
嘘つきにはならないように気を付けよう。誠実が一番。
毎日が慌ただしく過ぎていく。くだらない日常のいとおしさったらない。
何にせよ、今夜は涼しいから言うことなし!

2017年7月10日月曜日

四日連続真夏日

どうなってんだ、毎日暑いぞ、北海道。
店内では予約まつり、盛り上がってます。

こんなに連日泳ぐ夏は初めて。
暑い日は濡れてもいい格好でお越しいただきたい。
泳がないと損する、そんな気候です。


水温もぐんぐん上がり、水草の森が形成され始めている。
あと一・二週間後が楽しみだ。


ほりCafe、しゅっぱーつ。暑さに霞む恵庭岳。
日差し対策も万全でお越しください。


いろんな間柄のお客さまがあちこちからいろんな事情でやってくる。
おじいちゃん、おばあちゃん孝行できた気になる日もある。
なんだか、捉えどころのない、説明のしづらい、遊びと言われることも多々ある仕事なのだけれど、ぼくらは大真面目に取り組んでいるし、本当に良い仕事だなあ思う。

水の上で、こうして家族で遊べるって最高じゃありません?


ん?ごろーがでかいのか?カヌーが小さいのか?
なんだかサイジングがおかしい‥と思ったら【Old Town】の「パック」でしたとさ。

2017年7月8日土曜日

『天国ポスト』沢田知可子さんPV

家族ってのは、血縁関係がなくても、離れていてもなれる場合がある。

家族の一員、イラスト作家の安達茉莉子が、歌手・沢田知可子さんの新曲PVの絵を描いた。

詳細はこちら↓
mariobooks


家族が好きなことをして頑張っている。ぼくらも頑張ろう。
好きなことでつながる新しい家族の形があっても良いだろう。

2017年7月7日金曜日

越境者 where is my hometown


幸せだったなら、満ち足りていたならば、
多分そこから人は動かない。


少ないなりに持ってはいたものに嫌気もさして、十年前のぼくは未知なる大地に何を期待したのだろう。
「あらゆる物事」から逃げ出す口実ともいうのかもしれない。

家族はいない。一度だって足を踏み入れたこともない思い入れも思い出も何にもない土地。親戚はいない。友だちもいない。車もない。何にもない。ここはどこだ。よりかかれるものは、ただひとつ。カヌー。
とにかく、カヌーがあれば、カヌーに乗れるようになりさえすれば、ここにいる意味が見い出せる。ダブルパドラーは必死だった。何でシングルパドルの業者に来てしまったのかと後悔し通しだった。「ジェイストローク死ね」、と何百回思ったかしれない。

女の人と積み重ねる愛は、強いが脆い。愉しいが恐ろしい。勝手に始まり、やはり、勝手に終わる。
しばらく御免だ、というかそこから逃げ出すところが、シングルパドルの始まりでもある。「あらゆる物事」というとカッコ良いが、要は「女の人」という絶対的存在からの浅はかなる逃避行である。

カヌーは自分が逃げ出さなければ、いくらでも心を開き、導いてくれる。
奥ゆかしく言葉少ななのも良い。

いつしか、カヌーは新たな恋へも導き、しかし、それは普通宗教への改宗を求めてきた。
ぼくが欲しかったものは条件付きの愛ではない。ぼくは改宗できなかった、しなかった。
ぼくがカヌーを手離したなら、縁もゆかりもないこの土地にしがみつく理由が何にもなくなってしまう。カヌーのない暮らしは恐怖そのもの。

愛とカヌーがまたも天秤にかけられた。

やはり、カヌーが勝つ。
「人の心」より「ぼく自身の心」をこそぼくは一番大事にしているのだと改めて気付いた。昔からずっと軸は変わらない。

カヌーを漕ぐぼくごと愛してくれない人と恋に落ちるのは時間の浪費だとこの恋は教えた。時間は有限。楽しいだけの恋はもういらない。
拠り所がカヌーだけであることが少し心細くなってきた頃、コーヒーというもうひとつの心の拠り所を手に入れて、ぼくは心の平穏を得た。
コーヒーもやはり、裏切らないところが好きだ。

カヌーは、生きる意味だ。都会人が文明に奪われた「故郷」・「土」の代わりに与えられた大事な道具。

ぼくのすべてをまるごとすっぽり愛してくれる深い湖を何とはなしに、待つでもなく、待ち望んでいた。

愛から逃げるためのカヌーという道具は、いつしか、愛を見つけるための道具になっていた。
ちゃんちゃん。

今日も素面だよ!どこまで嘘か考えながら読んでみてね。

2017年7月6日木曜日

バイカモン、夏

本日昼間、体感32℃。
涼をとりに、千歳川。


清流に身を委ねるちいさなちいさなバイカモが咲き始めている。
花びらの大きさは小指の爪くらい。やっと会えた。かわゆいんだから。

「1day Beauty&Flea Market vol.11」千歳市東郊1-13
という存在すら知らなかったイベントに顔を出してみる。しっかし、みんな暑そうだ。
詳細は【コチラ】。

定期的に食べたくなる、中毒性の高い【シャンディ二ヴァースカフェ】(長沼)のカレー屋さんもいた。
「キーマカレー」が一番と思っていたが、最近舌が変化したのか、「海老とココナッツのカレー」最強説浮上中。
かねてから行きたかった鵡川のピザ屋さんbar NAYAにも遭遇。
(移動販売ネームOlha2号)
オーガニックピザ、うまい!

「おいしい!」も、やっぱり、「good wo&man」にしかつくれない。
goodな製品をつくれる人は皆総じて、オモシロかったり魅力的。
「モノ/食」が先か、「人」が先か?
多分同時進行なんだろう。

ネーミングからして多分11年目のイベント。うーむ。まだまだ知らないことが千歳市内にもたくさんあるのだなあ。

その後は、好きになると一直線のストーカー気質を発揮して最近の個人的ホットエリアを探究。
最終的には、千歳の父親代わりだとゲリラ的ご近所ジンギスカンに引っ張られ、爺さんたちの昔話に驚愕。
爺さん二人においしいとこ取りされるという、真夏の一日でした。
ごっつあんです!

2017年7月5日水曜日

長い一日


午前。湿度80%。
湿度が高いと、けだるくて仕方がない。しんど‥。‥あるしんど。


札幌んちゅほど、支笏の美しさを知らない。


午後。だんだん楽になっていった。
水がぬるい。レンタルサンダル300円。好評です。


寄り添う二人とプライベートデート。


しっかり働いたご褒美に穏やかな湖面を眺めながらbeer。
放課後、ぐだっと湖畔に巣食う野郎共と。
野郎共は冬が待ち遠しすぎるので夏も冬の話をし続ける。
非常~に狭く、濃いコミュニティ。
氷濤中毒は、やればやるほど抜け出せなくなっていく中毒性の高い厄介な病なのだ。
夢中になれる、ならざるを得ない、というのはある意味で幸せなことである。

早くに隠居したぼくは水の上へ出た。
写真は18:40の支笏湖。少しずつ太陽が左へ戻っていく。

2017年7月4日火曜日

『No Other Love』

song by【Common Kings】

I can take you to the kingdom my lady

She will always be my dream

You will always be my queen


ゴゼンタチバナ@アポイ岳。



2017年7月3日月曜日

欲張りに行こう

ガイドの気持ちを味わったら店番の気持ちを味わう。一定のリズムではなく、その都度顔を変える。夏と冬を交互に繰り出すようなイメージ。
旦那と妻。外と内。情熱と冷静。水と陸。支え、支えられ。照り返しとブルーライト。子どもと大人。感性と数字。太陽と屋根。

偉いのは、はて?

どっちもやると、どっちの良さも悪さも客観視できる。どっちのことも大事に思える。
ぼくの場合はどっちもやらないと、寄り添う気持ちが生まれなかった。
大抵の人間は自分事にしか関心を持たない。ぼくもそうだった。

どちらかで突出するには、どちらかの能力を手離さなければかなわない。
難題だ。
しかし、「簡単にできないからこそ、そそられる」という点において、カヌーと通じる。
少しずつ、亀の歩みではあるがしかし、着実に進みつつあるようには思う。

一昨年のぼくより、去年のぼくより、今年のぼく。

「水平」。
偏向指向の高いぼくは、湖に教わることが非常に多い。

欲しいものは全部掴まえてやるのだ。


「エゾルリムラサキ」@アポイ岳。

足を止めしゃがんでじっと見ないと可憐さが分からない小さな花が好きだ。
そろそろ、千歳川のバイカモが見頃かな。チングルマにも会いたいなあ。

2017年7月2日日曜日

今季初SotoCafe

7月に入ってやっとこさ、「SotoCafe」カヌーツアーへ。

うん、やっぱり、すごく、良いツアー。
お手軽な【体験カヌーツーリング】では決してつくらない、不必要な価値観の提案。

きれいな湖と、カヌーと、コーヒーとぼくら。
何もない、何もいらない。というか、足りている。
足すことも、引くこともせず。時間をとめる。
これだけでいい。これだけがいい。


遥か吉田岳の美しさに見惚れる、山の上のカヌーガイド。

カヌー、支笏湖、コーヒー。ぼくの味方が全部揃っているツアー。
from「何かしなきゃ」 to「何もしない」贅沢。
「漕がないカヌー」を提案したいワケです。

カヌーを漕ぎに来るお客さんと、いかに漕がせずにツアーを成立させるかに心を砕くガイドの思惑。駆け引きまで楽しい。
なるだけ邪魔せず、心ゆくまで感じてもらいたい。

水の上の接客業、飽きまへん。

2017年7月1日土曜日

夏バテ


休日を休日として遊べるようになってきているのは皆さまのおかげさま。
掴むことも引くことも手放すことも、全部、お店に教わっている。

さ、仕事仕事。


今までで一番気持ちの良い団体さん。

今日の団体隊長、なおきさん。

無理せず仲が良いって素晴らしい。なかなかないです。
無理も嘘もなるだけならつきたくない。

昼間は体感25度超え。ごろちゃんもバテバテ。
7・8月は【体験カヌーツーリング】最終回・15:20~がゴールデンタイムだと個人的には思う。
13時の殺人的日差しは息をひそめ、一気に身体が楽になる。
ガイドは三戦目で疲れているからどこか抜き気味になるし、放課後のような脱力感が全体に行き渡る。
太陽光のセンチメンタル感たるや、文句なし。