去年歌が生まれてしまった。ここで生まれた歌だから、ここ=支笏湖でのツアー名とする。
春。荒れる日も多いけど、風がやめば鏡面。気温も水温も上がる夏に凪いでもこうはならない。寒さが美しさと同じ意味を持つのは北国の特権。
それも一人で漕ぐよろこびのひとつ。
誰かと漕ぐと目の前で満たされるから、たまには満たされない、消化不良な時間も大事。
月の満ち欠けみたいだな。
ガイドという仕事があって本当に良かったと思います。
振り返れば、水ノ上に初めて浮かんだのが二十年ほど前のことになりました。
‥月日は百代の過客にして~
まだまだ若い気でいますがおっさんです。
世の中にはこのようにぽつんとカヌーで浮かぶことなく一生を終える人が大半だと思います(信じがたいけれど)が、近くでカヌーがちらついたなら、えいやと乗りこんでみてほしい。
ワタシは多感な時期にえいやと乗りこんでしまったのが運のツキ。いつまでもあの日の衝撃的感動をなぞっているような、増幅させているような。年を重ねることで捉え方も変わるからやめられません。
カヌー沼へのご案内、おまかせください。
〉【カヌーツアー】
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