2013年3月7日木曜日

耳をすませば~聖蹟桜ヶ丘・聖地巡礼2

15℃超え、東京。春の陽気の域ではない。暑い。やめてほしい。

【香川農life】時、ルームメイトのようちゃんとジブリ話をよくした。「持ちかけた」の方が正確か。
僕がジブリ作品の中で一ばん好きなのは、「耳をすませば」である。
舞台地が東京にあること、坂道や急な階段の多い住宅地であること、ロータリーがあること‥熱っぽく語った。

言葉というのには不思議な力があるもので、僕は再び聖蹟桜ヶ丘に行きたくて多摩‥たまらなくなっていた。

2007年以来の舞台地散策である。そのときは、ただ匂いを嗅ぎながら歩いた。今回は下記参考リンクなどで照らし合わせて楽しんでみた。


駅前にある看板。町自体も、それなりにアピールをしている。が、通としてはこれだけでは不十分、ということで。

参考リンク↓
映画「耳をすませば」のロケ地画像まとめ【聖蹟桜ヶ丘】
耳をすませばの舞台を歩く(グーグルマップ)





京王線聖蹟桜ヶ丘駅の発車メロディは「カントリーロード」。サビではない部分が流れるのがポイント。
映画では「杉の宮駅」となっている。


 お父さんのお弁当配達も兼ねて図書館へ向かう雫を探していたら、おっさんがやって来た。


はまだくんに付き合ってもらうことに。一時間かけて自転車で到着。




僕は二日前に映画を観ていたこともあり、夢と現の境をさまようこととなった。


雫、フィオ、ジーナ、サン、ナウシカ‥ジブリに出てくる女の子(人)は、どうしてこう魅力的なのだろう。



ネコのムーンを追いかけた信号。



「大栗川」。
僕がカヌーを漕ぎ出した多摩川水系の水が、大好きな映画につながっている。


「霞が関橋」まで来れば、「いろは坂」がお目見え。


はまだくん「コクリコ坂、耳をすませば、ポニョ‥、坂の多い町が多いよね。でさあ、まあオマエがいない間にこっちはいろいろあったんだって。‥」


二人乗りの自転車が飛び出してきそう。


通学路の河川敷。
以前訪れたときには、これほどのコンクリ祭りではなかったように思われる。






「地球屋」の内観モデルとなった喫茶店「邪宗門」へも足を運んでみた。


‥僕が25歳になった次の日、2012年10月25日に閉店をしたようだ。




カヌー、誕生日、こんぴらさん、団地‥、何にでも縁を感じてしまう僕は単純だろうか。




伝説のラストシーン、聖司の秘密の場所にて。
好きだけじゃダメなんだとドリカムも歌っているけれど、好きだけでどうにかなるんだと僕は信じたい。


現場は立ち入り禁止。


いろは坂を上りきってそのまま進んでいけば、物語の核を担うロータリーが現れる。


実際には、サクラの木があるので、時期を狙ってまた来たいポイント。



「地球屋」はないけれど、「ノア」外装・店内はマニア必須。各地から聖地に来た巡礼者たちのほとばしる思いがつまった「みみすまノート」が何十冊もある。

‥そんな略し方があるなんて知らなんだ!

たったひとつの作品が、色あせることなく、多くの人の心に宿る。
たったひとつの物語が、人それぞれの物語へと派生し続ける。今さらながらすんごいことだなあと。

たったひとつ、つくればいいんだ。たったひとつ。


急な階段。遠くの住宅街。‥いちいち反応してしまう。どこを見てもカントリーロード。


地球屋から図書館への近道階段を駆け下りるシーン。



僕には見える。本当に。



杉村が雫に告白したところ。


金毘羅神社(最近本家行ったやん!)



「俺のこと、嫌いか?」


「ただの、友達か?」

雫ポジションから見る杉村↓。


優しいはまだくんなのです。





他の場所と離れたところに、雫の住む団地もある。
ここまで押さえれば、真のみみすマスターといっても過言ではないはず。




僕の大好きなばばっちも、団地に住んでいた。




恋に悩む夕子の話を聞いた公園のベンチ。

テストより大事な乙女心がある。


「そっか、そっか。まあ、後悔はしないように。な?」



そーして、僕は雫を探し続けますわ。

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