2015年4月30日木曜日

夢と現実、千歳川はいい川


ぼくはいつも平日に千歳川を漕いでいた。人に会うことはあまりなく、静かな千歳川を満喫していた。
が、今年はツアーのおかげで土日祝日の千歳川を流れる。今まで知らなかった、みんなに愛される千歳川の新たな一面。
カヤック部隊、釣り人、野鳥狙いのカメラマン、ランニングマン、ウォーキングマン…
それぞれにとって、千差万別の千歳川があるようで、嬉しいような、ちょっと寂しいような。
自分だけのアイドルだと思ってライブ会場に行ったらものすごい数の人がいて、「あれ?俺だけの○○が…」みたいな妙なニュアンス。

釣り人には通行カヌーは邪魔だろう。なるだけ邪魔をしないように気を付けてはいるし、すいませんと声かけだってする。いつもいるおっちゃんがいれば、世間話をする。
それでも、カヌーは急には止まれない。
だからといって、怒鳴るのは違うとぼくは思う。
楽しみ方はそれぞれだけれど、ここは、美しい川で、ぼくらはみんなこの川のファンであって、広い意味で捉えれば仲間。千歳川ファンクラブ会員なのだ。
ぼくはケンカをする気はないし、挑発される筋合いもないと思っている。なるだけ仲良くいきたい。千歳川もそれを望んでいるに違いない。

野望は?と問われれば世界平和と答える。何言ってんだと笑われるが、世界の中に好きな人たちやぼくも含まれている。
好きな人たちには笑っていて欲しい。その顔を見ていたい。だから、世界平和。
で、目の前の世界に平和がなくては、世界の平和なんて叶わない。千里の道も一歩から。
ガイドとして、というか、一カヌー乗りとして、ピースフルな千歳川であって欲しいし、そうしたい宣言なのでした。

2015年4月24日金曜日

ようこそ、春の妖精


本日、千歳川。


お客様を待ち構えているとHBCラジオカーからきれいなおねーさを現る。すっかり春モードな装いだけれど、今日は寒いだろうなあ。
と、思ったら話しかけられまして。
これからバードカフェに取材だそうで、何やら行く先々で出会う人から話を聞いて回る企画であるらしく、ぼくの話にも熱心にメモを片手に食い付いてくれた。

本番録りに耳をすませてみると、あら、しっかり【支笏ガイドハウスかのあ】、宣伝してくれているではありませんか。
短い時間で要点を掴み、自分の言葉にする技術に唸りましたとさ。

支笏湖より春の訪れが早い千歳川。今日はエゾエンゴサク畑を愛でました。

2015年4月22日水曜日

美笛峠を越えたなら‥

ちょいと千歳川ツアー準備で美笛峠越え。

‥ま、気になる方はご参加くださいね。


無事に任務を果たして外に出ると、にこやかなおにーさんがハンドルを自ら握りつつ現れまして。


壮大な夢について熱く語る宇井さんは、今回が初出馬だそうです。
地域愛、満タンやないかーい。
氷濤マンの農家さんをはじめ、この界隈には面白い方が密集しております。


今、雪原。明日からはトラクターががむしゃらに働き茶色い畑。




夏は木を伐り、冬は氷を切る氷濤マン(チームなんちゃって代表)のおかげさまでございます。



2015年4月19日日曜日

wet or dry


ソトカフェ開店はゴールデンウィーク明けからなのですが、
どうやら、やはり、例年通りに春は漕ぐ季節であるらしく、なんだか久しぶりにみんなで湖をわしわし漕いでいました。


世にも奇妙にして、あれこれ想像も膨らむ「半ぬれせんべえ」とかいう物が鎌倉から届きまして。

ぬれてんの?乾いてんの?…ど、どっちやねん!好き、嫌い、好き…はっきりしいや!
てえへんだてえへんだー!

2015年4月17日金曜日

コンビニあんドーナツ横綱


非常食といえば、これ。


食べ比べの末、こいつが一番ということで。
あんこ党の方はお試しあれ。

2015年4月13日月曜日

俺の中の小さな山男2~いざ、漁(いざり)岳


白い季節しか登れない山もある。
(夏はササ地獄となる)


(↑photo by Y.Onodera)


あれこれなんだか師走のようにやることがあっちにこっちに溜まっているのです。


‥が、しかし。

ニコパン(C.W.ニコル氏のパンツの略称)同盟仲間に甘えて、雪の残る漁岳(標高1318m)へ。

分からないことは、分かっている人に聞くが良し。


重力に逆らいながら良い写真を撮る体力がないので難ですが、それはそれは素ん晴らしい景色が待ってくれていたのです。


なかなか見ることのできない、支笏湖×オコタンペ湖(手前の真白)。



さらには、恵庭岳の両側からの支笏湖。
高さを稼いだので下界のこのあたりの湖畔沿いからは隠れてしまう樽前の溶岩ドームも見えるというアンビリーバボーな眺望。

‥な、なんてこったー!

ぼくらの職場は世界一。





下山後の楽しみと言えば‥


(photo by Y.Onodera)
ポロピナイのソフトクリームで決まり!
さっぱりだし、コーンはワッフルだし、たまりまへんがな。

2015年4月11日土曜日

アリー‥マイラブ【動画有】

かのあブログフォールディングカヌー【ALLY】に追いつけ~。







遡ること約十年。
折り畳み式(フォールディング)カヤックで世界をぐわし(‥ん?)と漕ぐ人の言葉に救われたところから始まったぼくのカヌーway。
(※漫画ワンピースで一番好きなのは友だち思いの熱いボンちゃん。)

「折り畳み」という言葉にてんで弱いワタクシ。

いつかのホーボージュン氏も「軽さは正義だ」と言っていた。

折り畳み式カヤックはよく見かけるけれど、折り畳み式カヌーとは、さて、どんな乗り心地なのだろう。



‥いやあ、それが、もう、とにかく軽い。

軽いということは、力がなくても、身体に負荷をかけずに遊べるということで。
力がなくても大丈夫。というか、カヌーは力でもないはず。

折りたためないカヌーに乗ったことのある人ならば、特に違いを感じることができオモシロイはず。
雨の中ではありましたが、ぼくもnaokiさんも北村さんもにったにたでした。

羊水の中でゆらゆらと揺れた時代を彷彿させる独特の浮遊感は白い季節の乗り物・スノーボードで感じる恍惚感と通ずるものがある気がした。
この浮いている感じ。飛んでいけそうなtrip感たるや。


しっかし、雨に当たると、水に濡れると、一気に疲れますなー!







2015年4月10日金曜日

汗ばむ陽気の尻別川

いいショット満載のかのあブログバージョン→本格増水前の尻別川


春しか漕がない場所でのスポットプレイ。下るだけではないカヌーワールドの奥深さよ。

あれから一年か~と、感慨に浸る間もなく、水に身体を馴らしていく。



手動GoProごっこの成果。


お次は、再び千歳川。



見慣れぬカヌーが‥

続く。

2015年4月8日水曜日

地図と鉱石の山の手博物館


先日の開拓記。
画像が曲がったままで失礼します。


いつの世も高台は殿が暮らす。
札幌西区山の手。どことなく醸し出される上流階級の匂いに、薄まったとはいえなくなることはない反骨精神を逆撫でされ拒絶反応を起こしつつ。
北海道というか、東京は世田谷みたいでないの。
ちっ。こちとら江戸っ児でい。

なんて。すいません山の手様。お手柔らかに願います。

目的は、とある博物館。

外観は、東京都目黒の寄生虫館を彷彿させる。
中に入ると、博物館というか、研究室にお邪魔した感じ。
マイナースポットであるらしく、人が入ると受付の方が照明やらオーロラBGMのスイッチを入れてくれた。

北海道はもとより、世界中の石が展示されている。
支笏鉱山の石や札幌軟石、光に当たると色が変わる石や、すけすけ石や、鈴石という音のなる石に興奮したり、静かにじわりと盛り上がります。

石から拡がる宇宙を意識させられました。

ローカルを侮るなかれ。
お近くにお越しの際は足を運んでみてはいかが?


2015年4月7日火曜日

素敵なお店はどこにある


久しぶりに見てしまったこのあたたかな絵。


本当に素敵だったり、おいしかったり、居心地のいいところというのは、
誰にでも知らせず、大切な人とだけの「とっておき」にしている。

お店と店主がひとつになっているところは、素敵。
そんなところは、大体、通常用時間軸をぶち壊してくれる。

お店は、片思いでは成り立たない。
店主の「好き」と、好きなものから好かれているか。
「好き」との相性が、はじめましてのお客さんほど、よく見える。

過大評価も過小評価もせずに、身の丈にあった表現を好きなように。

楽しそうな人が、ぼくは好き。

本当に楽しいかどうかは、大した問題ではなく、楽しそうというニュアンスが大事。

今日も素敵なお店と店主にめぐりあえました。

空間。空との間に人がいれば、たったひとつの物語が生まれる。



2015年4月6日月曜日

北海道知事&道議選挙 期日前投票へ


氷濤まつり制作部長と言えば?‥のりさん。

そんなわけで、
ぼくは、命を大事にする人にお願いしたいと思うのです。

道議は、あそこにはいれたくないなあという消去法で。
ベストはなくともベターな意見を表明しておきました。

住民票が東京にあるときは、手続きに時間がかかり選挙の度に難儀しましたが、晴れて?千歳市民となっている今は楽チンです。

様々な事情により、投票することの敵わない人も世の中には少なくありませんので、できる人はできることをやるべきだとぼくは思います。



命を狙われることもなく、平和な足取りで無事に投票を終え、支笏へ。
この頃はもや~っと霞むことが多く、久しぶりにくっきりクリアな視界。
男前な恵庭岳がいつもより近く感じる中、頼もしいダイバー三人衆のサポートがてら千歳川源流部のゴミ拾い。

そんな景色の中、春とはいえ手を入れると「痛い!」水温の中、果敢にも水中作業を行う男どもがいました。‥男前やないかーい!

中央ボート(スワン貸し屋さん)も、お隣りの支笏湖観光船(グラスボートで湖底の景色を楽しめる)も4/19(日)からの営業開始に向け、忙しく準備をしているようです。


このあたりで「氷濤マーン!」と元気いっぱいに叫べば、あちこちから手が上がるはずなので、お試しあれ。



2015年4月4日土曜日

千歳川を流るるカヌーを陸から眺める【動画有】


千歳川をいくカヌーを陸から執拗に追いかけてみた。


青空!
これだけで最高。


一ヶ月後にはこの景色も、華やぐことをぼくは知っている。



カーブの向こうからカヌーが見えてくると、無性にワクワクする。

先が見えないから人生は面白いと言う人、いるよね。多分、そういうこと。



途中には、川の常連さんにご挨拶もしつつ。



 さらりと静かに流れるだけではない千歳川をご堪能あれ。




動画だよ。

最後は歩きながら見つけたエゾリスで。


ああ、Gorikon(一眼カメラ)壊れちゃったしどこかにいいカメラ落ちてないかなあ。



2015年4月3日金曜日

メガネ、レンズの傷にはご用心


ずっと最近考え続けて訳が分からなくなっていた千歳川のこと等々、雨の苫小牧でnaokiさんとあれこれ作戦会議。

‥おおお、なるほど、それもありか!ってことはこれは?おおお!むむむ!!!それは新しいかも!


にしても、なんだろう。苫小牧ってぼくはあまり行かない街なのだけれど、けだるいというかなんというか。




壊れたわけではないのですが、先日、何代目か分からないメガネを新調。
左が先代です。

‥ってたいして変わらないやないかーい!

いや、ちとフレームが細くなって枠型はちと大きくなって、ブルーなんたらも練りこまれて軽量化も図られているのですよ。

で、度数は変わらないのですが、一気に世界が明るくなって驚いております。
傷だらけのレンズのせいで、知らず知らず疲れが通常時より上増しされ、それが秋冬の不調へとつながっていったのかもしれません。

メガネっ子の皆さま、メガネが派手に壊れなくとも、レンズの傷にはご用心ですよ。



2015年4月1日水曜日

探し物は何ですか?


はいさい!
念ずれば、花開く。
…ということで、突然ながら急募!

1、プロパン(LP)ガス用ガス台

2、冷蔵庫(多分今138リッター程で、手狭感ありあり)

あるよという方、そういえばあいつ…等々思い当たったら即連絡もらえるとぼくがとっても喜びます。


まあ、このはらみづほ先輩(札幌)は保存食やら天日干しやら何やらの知恵を活用し、脱冷蔵庫化に成功しているわけです。「年中無休家電」の電力消費量はなかなか凄まじいようですね。
冬の北国なら特にハードル低いよね。
何年か前に買ったこの本、キャッチーなフレーズだらけで発見も多く、オススメ。

『できた!電気代600円生活』
はらみづほ
イラスト やまふじままこ
出版 北海道新聞社