2015年9月30日水曜日

壊れるから大切にする


陶器。
壊れるから持たない。
時。
ただ、流るる。
陶器。
壊れるから大切にする。
電話。
ただ、声をききたいだけ。
友だち。
会わなくてもあり続くもの。
恋。
別れるから付き合わない。
愛。
壊れるかもしれないから大切にする。
オモイ。
大切にしたいすべて。


いらんことまで触れてしまったけれど、
今年、陶器元年。
なかなかないけれど、気に入ったものに出会うのが嬉しくて。


ただのグリーン豆にだってほら。物語があるみたい。

本日午前、なおき家引っ越し手伝い。
午後、ソトカフェ。夕方から暴れ狂う湖。羊蹄山は初冠雪?
おーい、山よ、ちょっと待ってはくれねえか。

生きててよかった夜


フラワーカンパニーズの深夜高速を教えてくれたのも、はまだくん。

なあ、はまだくん。今夜、雨吹き荒ぶ札幌で、生きててよかった夜を見つけたよ。

この音が、ぼくをカヌーに乗せたんだ。
この音がなければ、ぼくは南に憧れることもなく、北に来ることにもならなかった。
聞かなければ良かったのかな。
知らなければ…悶えずに、悩まずに、苛立たずに、泣かずに、離れずに、苦しまずに、別れずに、済んだのかな。

苦しいけれど、たまらない音、切ない声。

今までもこれからも、ぼくはこの音とイクのだろう。


SP thanks モンパチ.



2015年9月28日月曜日

久々登場、頑固爺さんお手製野外用薪ストーブ


千歳川を愛する大先輩。千歳の有名人といえば、まだまだ現役バリバリカヌー乗り・頑固爺さんでしょ。

『「頑固爺さん」だと長いよね~』と、あだ名付けの妙人・なおきさんが略して「がんじい」と呼び出したのは、2011年だったろうか。

(写真が粗くてすいまへん。実物はとってもカッコ良いからね。)


何をしているのかと思ったら、薪ストーブ二号機を制作中でした。
器用なお方。見習いたい。

おひとつ三万円ほどで入札希望者多数殺到中とのこと。

気になる方はこちらに詳細写真も上がっておりますのでご覧あれ。
欲しい方はコメント欄でやりとりしてくださいね~。

頑固爺さんブログ↓
アウトドアー薪ストーブ

2015年9月27日日曜日

中秋の名月 ここがフェアバンクス

そうそう、先日、朝のカヌー出し中、今年初の雪虫を観測しまして。
じーっと見てしまったよね。
来たか、と。北か、と。ぼくのは、Suica。最後に使ったの、いつだろうか、と。




午前、予想外の雨はツアー前に上がって、雨上がり、空気は洗われるわ、ベタ凪だわで最高。

ごっつあんです。


終始、愉快なやりとり。いやはや、参りました。


何もかも、秋。

昼間は、なおさんと内緒話をしながらケーキ作り。

なおきさんとどるふぃんのSotocafe(PM)を送り出して程なく、‥どかーんと雨。
さぞかし盛り上がっているだろうね。

ケーキは焼き上がり、雨も上がり、[体験カヌーツーリング]最終回へ出陣。




湖は荒れていたものの、川の中は静寂に包まれておりました。




どんな人も、この水の上を一緒に漂えば、やさしい顔になる。





「けあらし」って秋の場合は呼ばないのかな。珍しく川霧発生。
然別湖の「ボレアルフォレスト」さんに教わった素敵な言葉、「けあらし」。
支笏湖が好きな方は、天空の湖・然別湖も好きに決まっているので、本場の男・ごあさんに遊んでもらってくださいね~。

秋の「体験カヌーツーリング」最終回は、時間的にもガイド陣の気持ちや疲れなども重なり、
最もゆるく行う可能性が高く、放課後の脱力感を懐かしみたい方に強くおススメします。
頑張らなくていいカヌーが、ぼくは好き。
頑張らない為には頑張っているのですが。


午前も午後もいいとこ漕ぎしてしまったので、ツアー後は居残りケーキ製作。

ひとり、黙々とケーキを作っていると「あれ、きゅんきゅん、まだいたんだ。あたしも手伝うよ」とかわいい子ちゃんがどこからともなく現れて、‥

カヌーはリズム。月もリズム。カヌーの素晴らしさに女の人が気付きやすいのは、共通のリズムが身体に宿っているからかもしれない。

2015年9月26日土曜日

団体カヌーと、ヤングソトカフェ


朝からぽつりと雨が降ったりやんだり。





店番長、なおさん。

カヌー塾、なおきさん。

午前、どるふぃんと、顔馴染み恒例団体をのんびりと。
レクチャー(カヌーの説明)はエンターテイメント能力を試される。ただのかったるい説明にはならないように、でも聞いてほしいことはちゃんと聞いてもらえるように。
自己満足の世界だが、絶妙なテンポだったり間合い、メリハリ、完全にぼくのリズム、世界。
ツアー後、どるふぃんに「さっきのレクチャー、面白かったしょ?」と得意気に聞いて返答に困らせるあたり、ガキ臭い。

午後、引き続きどるふぃんとソトカフェ。
二十代成り立てが勢揃いの、ニール・ヤングソトカフェは雨の中スタート。
せっかくの旅行の楽しみが雨なんて、と泣きそうだったと言うお客さま。
そうかそうか。雨にもメゲズに漕いで良かったと思わせてあげるからね。…ということで、雨でも色鮮やかな川の中。



ラストは色のない世界を赤と緑で彩ってきました。


任務、無事、遂行。

夜ご飯はメークイーン発祥の地、厚沢部のメークイーンを好物のジャーマンポテトにしていただきました。
じゃがいもも、てやんdayも楽しみにしてくれてありがとーございます。励みになります。
今後も気持ち悪い文章を書き続けられるよう精進します。





2015年9月25日金曜日

世界にひとつ、交渉制カヌーフォトフレーム


自然なものだけで満足できなかったぼくのフォトフレームは、クラフト体験の見本としては反則ということでお蔵入り。

アウトローな作品は、男受けがすこぶる良好でした。
ウッド×アイアン=かっちょ良し。

欲しい方がいれば、交渉しましょそうしましょ。


店番長、どるふぃん。
なおきさん、終日千歳川。
ぼく、終日ソトカフェ。

いやはや思いの外寒く、持っていた服を全部着て出陣。
ソトカフェも、なんとなくいそいそと。

毎日がスペシャル…というか、毎月が師走~

2015年9月24日木曜日

二十四の涙


ツアーとケーキ。

冬のことを考え出す秋。
恋の唄に夢中でいるだけではいけない。
好きなことをやりながら、好きな人を守れるなら、何も問題はない。

つまり、問題は尽きない。いつまでも変わらないものなどない。
「執着せずに愛する」(『ダライ・ラマに恋して』たかのてるこさん)のは難しい。

たらればなんて、意味がないけれど、ぼくが夏も思いっきり現場に出れていれば。
大事にすべきものを、ぼくは間違えていたのかもしれない。

これからの話を冴えない調子で終えてから、ひとりで炭火豚丼を食べに。
店には三味線をつまびく17歳がいて、旅人のリクエストに応じていた。民謡では優勝したこともあるとか何とか。
「日本中どこにでも民謡はあるけれど、東京だけ、ない」と言われ、ドキッとした。
畳み掛けるようにとある旅人は「東京には、何にもない」と囃した。

ならば教えてほしい。
何にもないところから生まれて、育った俺は、では、一体何なんだ。

本当の東京者ではないであろう人に東京の文句を言われることほど腹立たしいこともない。黙ってやりとりを聞くでもなく聞き流す。
その土地の文句を言っていいのは、そこに生まれ、育った人だけの特権だ。


photo by ぶっちー。

2015年9月23日水曜日

冥土の土産


さらば、シルバーウィーク!

‥暑い!

店番長、どるふぃん。
千歳川ダウンリバーからの体験カヌーツーリング二本、なおきさん。
ぼくとほーりー、SotoCafe。

今日も満員御礼。ケーキ職人的には焦るばかりではありますが。


青い!

水の上は、ツアーは、同じことの繰り返しなんてありえない。
陸地より顕著で、一瞬間ごとに思考、試行するべきことが多いから、飽きずに続いている。
陸では疎んじられる感性が水を得た魚よろしく、はしゃいでいるのがよく分かる。

「出る杭は打たれる」は水辺では通用しない、むしろ歓迎されるからご安心ください。

感性を潰されたら、人間は終わりだとぼくは思う。
「社会」は、感性どころか生命までぶっ殺すつもりだ。守らなきゃ。急がなきゃ。会いたい人には会っておかないと。

日常に、仕事に殺されそうなら、しがみつかずに逃げた方がいいし、逃げられないなら息抜きにお越しください。少し、呼吸が楽になるから。大丈夫、呼吸の仕方はぼくが教えてあげるから。


気持ち良いとはいえない時代だから余計に、
気持ち良くなってもらいたい、気持ち良くさせたい。
どうしたら感じさせられるだろう。

そんなことばかり、ぼくは考え続けている。


自然とか、数値とか、知識とか、実のところどうでもいい。

大事なのは、目の前の人だけ。こだわりたいのも、こだわり続けることも変わっていない。

時間や風、天気‥
あれこれが限られた中で、
目の前の人とぼくとの間にどれだけのものを築き合えるかな。寄り添えるかな。分け合えるかな。

誰も偉くない。みんな、一緒。ここでなら、不公平も不平等もない。


午後、七十代、初めてのカヌーを手助けがてら。
嬉しそうに、楽しそうに漕いでくれて、「冥土へのいい土産ができた」とにっこにこ。

ああ、あれこれ悶えながらも、カヌーを漕いできて良かったなあ、と。

たかこの母(これもまた素晴らしい人)をカヌーに乗せることはできなかったけれど、なんだか一緒に乗った気分。
大好きな人たちが待ってくれている冥土に行くのも楽しみだ。



夕日は五時半。すぐに暗くなる。
どるふぃんにギターを抱えさせて、デッキで放課後モード。

明日から仕事の人、明日も仕事の人、みんな頑張ってね。

今度はたこやきぱーちーしよう。

ちゃんちゃんぱーてぃ


フォトフレーム選手権その三。


午前ソトカフェをほーりーと終えると、店番長なおさんがニッコニッコ。

「けっけがサケ釣ってきてくれたよ!朝獲れ!新鮮!」

…なあにい!?
したら、みんなでちゃんちゃんぱーてぃ、しようよ!今夜どう?
やりますかー!

キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、かぼちゃ、なお味噌、大根、あら汁もつくるかー。
味噌、酒、みりん、砂糖…

ということで、ソトカフェ、体験カヌーツーリング、どちらも満員御礼のシルバーウィーク真っ盛りではありましたが、
朝まで大海原を泳いでいた神の魚は、その日の夜、ぼくらの胃袋を泳ぐことに。
たった一匹で何人の腹が満たされたかと思うと、神の魚たる所以に納得納得、「楯野川」(山形の美酒)に溺れた夜なのでした。

明日の朝には便器の海を…。なんて下品なネタで喜んでいたら、明日の朝まで持たなかった雑魚キャラもいたようですが。も、勿体ない。

みんなで囲むちゃんちゃん焼きナイト。
サケでお腹いっぱいって、幸せ。今、死ぬなら、満足。

SP thanks けっけ&カムイチェプ

2015年9月21日月曜日

10月17日は‥湖の日―!

詳細はこちら↓

かのあブログ



舞台地は支笏の紅葉スポット。



こちらの写真もかのあブログより拝借。若かりし日のぼくと、恵庭の極悪オヤジ氏。
‥あっの頃はっ!

第五駐車場今季初開放

午前、店番長どるふぃん。Sotocafeをほーりーにお任せして、ぼくとなおきさんは夏休み期間は封印されてきた「千歳川ダウンリバー」。



ぼくは久しぶりなのでドキドキワクワク。

にしても、本当に美しい川。

春も秋も黄色く色づくカツラ。その甘い芳香に酔いしれながら漕ぎ進む。




なおきさんは引き続き、千歳川。
ぼくはばびゅっと支笏へ走ってSotocafeほーりーと合流。

‥お、開かずの「第五駐車場」(ツアースタート場所)が開いたではないか!
夏より秋の方が混み合うのは支笏湖七不思議のひとつだろう。

店番長どるふぃんも今日は「体験カヌーツーリング」午後の部を二回転。

お店には「ただいま水の上にでています」看板。



対岸は雨、さて、‥来るのか?来ないのか?

その後のことはお客さまとぼくらだけの秘密ということで。

久々にアドレナリン分泌Sotocafeを楽しんでもらいました。

さ、もう一山二山、どどっと越えちゃるからねー。

2015年9月20日日曜日

あちこちにかのあ

湖の日ツアー写真。


photo by ぶっちー。
いつものツアーとは毛色が違うでしょう。

栄養ドリンクの世話になる者あり、朝の通勤から寝落ちしかけ、どうにか駐車場にたどり着くもしばらく運転席から出られずに目を閉じていた者あり、西と東を言い間違えてすかさずお客さま方につっこまれる者あり、雨の中頑張ってツアーをしてきたのに妖怪扱いされる者あり…。
疲労はそれぞれに色濃いのが顔をみればすぐに分かってしまう。もはや、家族もどき。苦しげな顔を見るのが辛い。
ジャンクなうまい棒とくだらない雑談が支え。

実情はきれいごとだけではない。どの仕事もそうだろうし、変に取り繕うなら伝える意味もない。
比較的現実に沿った文章を提供しておりますが、盛り癖がないとは言いきれないところがミソではあります。

午前。
お店、なおさん。
なおきさん、支笏っ子と毎年恒例イベントで長距離漕行。
ほーりー、ソトカフェ。
どるふぃん、ぼく。時間差体験カヌーツーリング。

午後。
お店、なおさん。途中からどるふぃん。
体験カヌーツーリング二本目、なおきさん×どるふぃん。
三本目、なおきさん。
ソトカフェ、ほーりー×ぼく。

その後はカヌー回収やら、ときめき談やらを、そろそろファンクラブでも出来そうなたかこの置き土産、定着したミーティングにて一日に起きた様々な物語のシェア。

内勤やらサポート業務が続いていたので久しぶりに一日水の上。知らない間に今秋も濁ったもんだ。いつもの倒木を初めて見過ごしてしまった。

水の上が貴重だと我慢強くもなるようで、やっぱり猫…ではなく水が好き。

お水の花道ってかー!


2015年9月19日土曜日

第一回湖の日×どしゃ降り夜カヌー



土下座から始まった濃い一日。
午前は美笛にて新ツアー起動。
気にかけていた雨にも風にも当たらず、素晴らしいコンディションの中を、お客さんとガイドの域をとっくに越えている方々と漕ぎ進む。
漕ぎ方の説明も今日は不要。いつもとちがう景色を早く長く堪能しよう。

各々、自由に。
ツアーっぽい喋りは皆無。

ラフで自由きわまりない時間、10月第三土曜日は17日かな。

夜は雨の中、顔馴染み団体の【夜カヌー】。
月明かりもないので暗い暗い。光るエビの目がかっこ良い。

フォトフレーム選手権、その2。

女の人受けしそう。

2015年9月18日金曜日

さらば、休日。ようこそ、ケーキ。


昨日、何となくソトカフェツアー参加予定人数とケーキストックを照らし合わせてみた。

写真は、フォトフレーム選手権1。

ワイルドだろう。



おかげさまで、九月も夏。
ツアー用ケーキ、足りなくなりそうだったよ。危ね危ね。ツメが甘いのはいつものこと。

洗濯とかベーコンの薫製仕込みとか、まちゅぴちゅ執筆とか、遠くの友へ頑張れたーとかしたためている場合ではなかったよ。

未来予想図の描き方、ドリカムに教わりたい。

夏を凌いだのだから、シルバーウィークごときに命のケーキを摘まれるわけにはいかない。

このケーキの重みを分かってくれているのが、なおさんと、どるふぃん。
たかがケーキ?されどケーキ。何が詰まっているか知ってから物を言いなさい。

チョコ、ホワイトチョコ、くるみ…

…なんでやねん。

ぼくは、困り果てたそのときにただたた、助けてくれた人たちの気持ちも一緒に混ぜている。
執着しているのは、こだわりたいのは、倒れる寸前までケーキを焼き続けたなおさんと、ぼくが巻き込んだ人の顔があるから。
美味しくならないはずがないでしょう。
途絶えさせたら男が廃る。


言葉を書くときも、ケーキを焼くときも、ぼくは「つくる」となると気持ち悪いくらいに集中する。適当にするといいものができない。
表現ってのは尖っていないと。
尖っているときに、ノイズは不要。ぼくはエゴイストだ。

何かをつくる人は皆、自分だけの聖域を持つ。
ペースを乱す侵入者はすべて敵となる。

パドリングも書くことも、ケーキつくりも、セックスと一緒。
全部、中毒性の快感が伴う。どれも楽しいだけではない。辛いことも増えてきた。
けれど、だから、愛しい人と漕ぐカヌーの意味、深みが増していく。本当に大事。一番大切。
この国は相変わらず命を、集う民を、ありんこか鼻くそだと思っている。
そんなときでもぼくはカヌーにあなたを誘いたいと思ってしまうんだ。

十年前、漕いでいた。十年後、漕いでいるのだろうか。
この国は国としてあるのだろうか。ぼくらは今と変わらず愛を唄えているだろうか。

あちこちに脱線して恐縮。

ぼくは人に見られて快感を倍増させる質ではない。萎えるからどうか、対象と集中させて。



2015年9月17日木曜日

身体の疲労は三週間前の酷使によると誰かに聞いた


店番長な予感がしたので、帽子は被らずにワックスをつけた。
分かりやすいスイッチ、悪くないかも。

朝のカヌー出しからの船の男たちとの雑談。船長ズによる船長あるある話に食らいつく。
同じ水の上でも乗るものが違うと、もう異文化である。

昨日焼いたケーキの後半戦。ツアー受付、支払い、荷物の整理、電話、包装、メール。コーヒー、談笑、カヌー若返り作戦開始。

働く人も家を守る人も、どちらも偉いし、どちらがすごいということもない。現場が最強と勘違いをしてきたけれど、どちらもやれる人がぼくはいちばん偉いと思うようになった。
どちらかだけでは偏る。偏れるのはある種の幸せ。
五年、夢中でやらせてもらってきた分、俯瞰で眺め始めている。向いているかと言われたら疑問だし、末端は一番楽だなあと今だから思う。
慣れないから疲れやすいのだろう。店のあるなしは大きい。
次から次へと高山が立ちはだかる。酸欠ぎみではあるがボンベなぞ使いたくはない。いや、あれば使いたい。
シルバーウィークを無事に越えねば。


先日感銘を受けたお店で一目惚れした仕掛け式の逸品に蜜ろうワックスを塗り込んだら、もっと味わい深く素敵に仕上がった。
思った通り、我が家によく似合う。
好きなものに囲まれて暮らすのは素晴らしい。カフェにわざわざ出向く必要もなくなる。

2015年9月16日水曜日

夕方んたんとカヌー


仕事でカヌーに乗らないことも珍しくなくなった2015。
もしかしたら時間が空くかなと予想して千歳川ツアーの車回しを終えてから日持ちしないケーキ材料を入手して支笏へ。
調子の良い犬担当でもあるほーりーが午後も現場は任せなさいと頼もしい。連休で一気になくなるケーキをつくっておきたいのでお言葉に甘えてケーキ職人化させてもらった。
先日、ケーキ考案者本人に実食してもらい、美味しいと言ってもらった。
いちばん欲しかった「美味しい」だったことに、言われてしばらくしてから気がついた。
執着して良かったと思った。
ぼくはなおさんに誉められたかったんだ。…子どもか。

頼もしく手助けしてくれた方々にも、これから何をどう返していけるかな。
困り果てたときに差しのべられた手を、ぼくは忘れない。

困った人がいたら理屈や利益を度外視して助ける、そういう、心で動く人間でありたい。きれいごとを地で行くのがぼくの理想的人間像だ。



いつもより早めに上がれたので、夕方の支笏に挨拶。別に嫌いになったわけじゃないんだよと言い訳がましく、たんたんカヌーを失敬してパドルでご機嫌を取る。

支笏や千歳川が、人だったら良かったのにと本気で思う。

夕方はひとりで味わうものではない。

午前と午後で別の顔を見せる気まぐれな秋。

言葉で説明できないものを、ぼくは共有したい。

感覚の共有、心のシンクロは誰とでもできないから厄介だ。


動画【9/16強行採決】 9/15奥田愛基SEALDs公聴会【全16分】


仲間が路上から国会に出た。


思いの詰まった言葉。
政治家の方々も言葉の使い方から何から見習ってください。

「私たちは、学び、働き、食べて、寝て、そしてまた路上で声をあげます。
できることをできる範囲で。日常の中で。」


ぼくは2011年の混乱の中、覚悟を問われ、なくても誰も死なないカヌーを選んだ。今は必要とされなくても、いつか必要な時代が来る気がした。
この時代に浮かぶ重みには凄まじいものがある。ぼくのカヌーは重たい。沈むんじゃないかといつも不安だ。
しかし、これでいいのかという問いの答えは、毎年やって来る友人たちが行動で示してくれる。
これでいいのだ。ここにいていいのだ、と。赦し。

仙台でずっと踏ん張ってきた友人たちがいて、しんどいだろうに、ぼくは彼らに逆に救いの言葉をかけてもらって。自分が大変なときに、人を気遣う言葉を掛けられる人をぼくは尊敬してやまない。ぼくの友人たちは皆素晴らしい。かなわない。

冬はまともに働くこともせず路上に立った。生命より尊いものはない。家族に感謝。
2011年、揺れに揺れたこの時代を生きる人間として、夏にエゴを貫いた分を還元せずにはいられなかった。

路上で叫んでいたら、好きな人ができた。できたというか、いたことに気づいたのだけれど。

守りたいのは、その人の笑顔。暮らし。その人が夢を見れる環境。
この路上の学びは、死ぬまで取り組み続けるに値するぼくの、いちばん大切な仕事となった。

叫んでいるだけでは守れる気がしなくなって、ぼくは路上ではなく日常で暮らしの唄をつくることにした。

ぼくは暮らしという切り口から平和を唄う。


2015年9月14日月曜日

予測不可能な急変と、ニッポンの前掛け展

最近行きたくてウズウズしているところ。


東京の方は、是非。
神宮は秋に歩くのが最高。夕方なら最強です。
青山通りの前掛け展を楽しんだなら、そこから神宮内をうろちょろ歩いて、明治記念館のあたりの地獄坂だったかのアップダウンを踏ん張って学習院を過ぎれば四谷の【わかば】という天然物のたい焼き屋は目と鼻の先。
歩くのが嫌いな方はやめてください。

慣れ親しんだ世界一のたい焼き。
たい焼き食べに東京行くかなあ。あ、よだれが。

今日はというと…午前は素晴らしいコンディションの中、ほりにい出動。
ぼくはハーブティ製作。

午後はびくびくしながら様子を伺いほーりーと出動。
途中から豪雨&雷鳴。
いやいや予想外。ここまでとは。

…に、逃げろー。
完全に弄ばれた。女心と秋の空?いやはや凄まじすぎ。
振り回されるのは嫌いではないが程がある。

恐ろしい人、支笏。

これで山にいたならばと思うとまた恐ろしい。
午前なら完全に山日和に思えただけに。

上陸し、てくてくとお店へ戻りがてら、振り返るとダブルで虹が出ていた。
若いカッポー二組とニタニタ笑い飛ばす。頼もしいやないかい。
今度は優しい支笏で遊ぼうね。

秋雨はしかしまことに冷える。
寒いときはラーメンに限る。
頼みにしていた【えんや】が臨時休業という要らんオチに泣かされ、本日これにて閉店。


2015年9月13日日曜日

先取り、「湖の日」

9/19(土)から始まる月一イベント【湖の日】。
第一弾は美笛地区ということで、下見へ。

場所が変わると水の色が変わる。山も変わる。
温泉街を漕ぎ慣れている人ほど、参加してほしいツアー。.



去年の9/11の大雨後、初漕ぎ。




この場所でぼくが行ったツアーは両手で数えられるほどなので、どのツアーも、ヒトも、連れてきた友だちとの何でもない会話まで、よく覚えている。


思い出したくないことも忘れたくないことも、全部、いつも水の上に置きっぱなし。

一漕ぎごとに、大切な人たちの顔が浮かんでは消える。
消したい顔、消せない顔、どきっとする笑顔、甘ったるい喋り声、仕事の愚痴、大人になったフリ。

アルバムをめくるように、今日もカヌーを漕ぐよ。



(photo by どるふぃん)

隅々まで漕いできた。

素直に好きなだけではないカヌーが憎たらしくもあるけれど、ぼくは大事な人をカヌーに誘うより他に芸がない。

2015年9月12日土曜日

秋の夜長は枝豆と過ごそう


天気がさえないので山は諦めて、wonderな一日を、なかなか行けずにいたお気に入りの町で過ごすことに。
水の上はまだ無理がきくけれど、山の上はおっかないから無理はしない。山は逃げない、逃げるのはいつもおなごだ。なんでやねん。

初めての場所、二度目ましての場所、
あちこちで素敵なやりとりを重ねる。何でもない会話が想像力を掻き立てていく。
面白くない人は、いない。面白くない人がもしいたならば、その人のことをぼくやあなたが知らないだけだ。
普通の人だっていない。みんな、変だ。

クリエイティブコミュニケーション。
話をすることをやめたとき、人は死ぬ。
ライフコミュニケーション。

自然も素晴らしいが、人のつくる作品や匂い、温度に雰囲気、そういったものにも同じくらい強く惹かれる。

いいものはいい。


ということで、今夜は枝豆の話。


塩分濃度4%を守ろう。一リッターに40グラム。(塩もみ分も含む)
鼻唄を唄いながら両端をキッチンばさみやらで切ると、味がしみこみやすくなる。
ゆでる前には塩もみ、10グラム。うま味アップの法則。
ゆで時間は5分以内。アミノ酸が流出しないように。

去年、恵庭の道の駅「かのな」で学んだ、間違いない枝豆のゆで方。

2015年9月11日金曜日

初めまして、クリアカヌー

支笏がめちゃくちゃに濁ったあの日から一年。
汚いものを見るのが苦手で、元々の美しさをそれなりには知っているつもりなだけにあの日以降のツアーは泣きたくなるほど辛かった。
好きな人が誤解される毎日、逆に珍しいですよなんてネタにせざるを得ない状況。

いてもたってもいられず、翌日にはこの目で見ておきたくて千歳川にも行った。
無謀であったことが今なら分かる。無事で良かった。

今年は関東、南東北が荒れ狂った。
どうも落ち着かない休日。大気が不安定だと、ソワソワと落ち着けず、時間もうまく使えなくなってしまう。

音だけのラジオで絵を想像する。

どうしてだろう。どうしたもこうしたもないのだろうけれど。Whyが消えない。
「今までにない」が普通。

何でもない毎日を噛みしめろよって、神さんは愚かな人間にどうしても伝えておきたいのか。


これから大事にしたいのも、していきたいのも、こだわりたいのも、かわいい人の笑顔に全部詰まっている。
言葉にすれば簡単で、相変わらずあほなことを言って、そんなことよりこれからどうしていくのさと笑われるのだろうが、「そんなこと」がなかなか難しい。

形より心。成果より心。場所より心。君の心。

BABY&PEACE。
数年前、はまだくんはそう表現した。

2011年から死ぬまでの課題だと思っている。
生きている間にいつか実現できればいい。

千歳市内は降りそうで降らず。
まちゅぴちゅを書くことを断念して、久しぶりに映画をぐうたらと観(れ)た。嬉しい。
名作と評判の映画だが、ぼくには今一つだった。まあ、こんな日だから内容はどうでもいい。一瞬でも違う世界へ連れて行ってくれただけで感謝。


さて、昨日、団体ツアーのご褒美に。
福島ごーちゃんが持ってきていた「クリアカヤック」に乗らせてもらった。



こういう遊びの時間が、遊びのような激務をこなす今のぼくらには最も必要なのだよなあ。



宇宙船みたいでしょう。


選手交代。
後ろのスケッグ、フィンを上げるとどう動くのかなあ。


おおお、回る回る。


「視線が低い!」と、新鮮なご様子のどるふぃん。


昭和のスターか。

乗ってみたい方、乗れますよ。お隣洞爺湖にて。

2015年9月10日木曜日

荷物の背負い方

関東は雨がひどいようですが、皆さま大丈夫でしょうか。

こちらはというと、
時たまどきっとする風が走ってはいるものの恐れていたほどの風も雨も降らず、今年最後?の大型団体様。

今日一番の頼みの綱はなおきさんではなく、ぼく自身。


なおきさんは湖へわっしょい!
ほーりーは午前中通常ツアー。
助っ人ごーちゃんは午後から参上。
店を守ってくれるのは、どるふぃん。

‥というわけで、ひとりで寂しくダンドリ。三人乗りが何艇、二人乗り何艇でガイド艇はどれにしようかな。‥パドル、イス、ライフジャケット、‥おっけ!


しかし、春・秋特有の、びゅっと走るこの風が恐い。湖で風の恐さに慣れたら終わり。痛い目に遭うのは時間の問題だ。
慣れてはいけない慣れというのも世の中にはある。
ついでに、風で沈することをぼくらは「風沈(かぜちん)」と呼ぶ。

やるのか、やらないのか?それが問題だ。
恋に落ちたシェイクスピアのグフィネスは美しいと思う。

さて、最終判断を下さねば。風は見えないけれど、なめたらあかん。天童よしみの「愛燦燦」は良かった。紅白の話だ。


うむ。抜かりなし。あと足りないものといえば、なめられない強面顔くらいだ。
ゆるい顔は大人数を相手にするときには損でしかないのでピリリと辛い山椒をポッケに入れて帳尻を合わそう。


ひとりごっこに飽きた頃、
中央ボート(黄色いスワンが目印)のたんたんが彗星のごとく現れ、話したがりなきゅんきゅんを救出、さらに、デキる男は準備まで手伝ってくれた。
代わりにきゅんきゅんは、たんたんにカヌーの担ぎ方を伝授した。飲みこみの早いたんたんはパワーマンでもあったのでちょっとのコツを話しただけであっという間に担げるようになった。

あっぱれ、チーム氷濤。
夏も冬も頼れるにーちゃんにSPさんくーす!


皆々様のおかげで、今年二度目のなおきさん不在の大型団体、無事終了。
数年前の今よりもっとずっと我儘なだけのぼくには背負えなかった荷物。

かのあ更生施設は、非常に忍耐強い施設であります。

2015年9月9日水曜日

欲しいのは「手応え」

朝。凪いだ湖面にて仲良し男組とプライベートツアー。



いろんな生き方があるから、クレイジーなサンプルにでもなればいいかなと思い、あまりしなくなった自分の話。

街中にいるとお金に誤魔化されて何でもできる気になってしまうし実際に解決できてしまうけれど、何かあったときに街の人ほど無力な人間もいない。

ぼくは生きている実感‥手応えが欲しかったのかなあ。ここでは必死にならないと生きていけないから。
なーんて、少しだけ妙な経験を積んできた先輩としてほざいてみる。

理系にーちゃん「‥手応え!!」

どうやら最近のキーワードだったらしい。ドンピシャリなネタを提供できたかな。

ウェルテルでなくても、若者はいつの世も悩むのが常。

頑張れーい!


午後も引き続き、穏やか。
漕げないのが漕げるようになると、楽しい。

カヌーは難しい。でも、投げ出さなければ、誰でも漕げるようになる愛のある乗物。

ぼくも最初はツアーについていくだけで必死だった。漕いでいればうまくなる。漕ぎ続ける環境を確保さえできれば。



今日はお店にお母さんが二人いて、何でもないようにぼくらに「いってらっしゃい」と声掛けをしてくれて。
これはかなわないなあと思いながら見送ってもらえるのが嬉しくて。久しぶりに背中がくすぐったくて。

毎日毎日お店にいても、ぼくらにはどうしたって似合わない言葉。「いってらっしゃい」、「おかえり」。

母なる海なのか、大地なのかは分からないけれど、とにかく、お母さんは偉大だ。
代わりは務まるはずがない。務まらなくていいのだ。適材適所、役割分担、できる人ができることをやればいいのだ。

明日は支笏湖神社まつり。
神輿ごと湖でわっしょいする日。今年は代表、なおきさんのみ。

雨が降らなければいいのだが‥。

2015年9月8日火曜日

白露 いくつになっても、銀杏boyz


布団が気持ち良くて、夏の疲れもまだ残っているのだろう。
珍しくのんびりと昼前に起きた休みの朝。


天気はいいがさすがに遊びに出る元気はないので、買い出しのゴールデンルートを走ることに。

千歳なら、メルカード、ラッキー。

隣町の恵庭に好きな店が多い。素敵なお店が多いし、のんびりしている雰囲気がとてもいい。
恵庭に向かう「畑ロード」を走るのも好きだ。でも、千歳川はきれいではなくなってしまう。

海鮮物は、「うおはん」。ここの唐揚げもおいしい。
コーヒーは「きゃろっと」。
野菜は道の駅に併設されている直売所「かのな」。かぼちゃの時期です。


50ccのプレスカブで生活をしていたとき、札幌に出ると帰り道には寝落ちしかけて命からがら恵庭の道の駅に救われるというのがセオリーだった。
ああ、リニューアルオープンした千歳の道の駅にも行かないといけないのだが。

恵庭の道の駅は騒がしい通り沿いにはあるのだが、とても落ち着く。護岸だらけでも川が流れてくれているからかなあ。

東屋みたいなベンチで当時を偲びつつ、片手にソフトクリーム。とっちゃんも食べ歩きをよくする人。

農薬一回だけ仕様の優しい米袋を枕にしてうたた寝。

なんだか、こういうだらしないことが千歳だとなかなかできない。
何も考えずにぼーっとできたのは、ずいぶんと久しぶりな気がした。

あれこれ考えるでもなく、思い出す。


北の九月は、東京の10月、11月と同じ匂いがする。

神宮の銀杏並木を好きな人と歩くのが好きだった。夕方の銀杏並木は素晴らしく美しい。

好きな人と、ただ、あほなことを語らいながらあてもなく歩くのが幸せだった。


またある年にははまだくんとしゃぼん玉を吹いてみたら、おばさんが迷惑そうにしゃぼん玉を振り払った。これだからおばはんは、東京者は遊び心がなくてつまらないねと高くなった空に響くように大きな声で笑った。

はまだくんも、多分きっと元気にやっていることだろう。

夏が終わって身体がとっても楽になってきた。

たかこは新宿御苑で銀杏を拾っているときに産気づいたという。

秋に生まれたぼくだから、秋に楽になるのは自然なことなのかもしれない。

戦争のような夏は終わったのだなと、平和な秋の休日に改めて思い至る、ようやっと心から休めた一日に感謝。


明日からも、頑張ろう。
一生懸命、なるだけ丁寧に小さく暮らしていくことが、今のぼくには一番大事。

燃える夕日が、明日からの乱れる天気を予告する白露。

2015年9月7日月曜日

【かのあなお店】Canoe is Life新素材Tシャツ入荷


午前、店番長なおきさん。
体験カヌーツーリング初陣、ほーりー。
ぼく、素晴らしいコンディションの中、漕ぐ手の止まるソトカフェ開店。
午後、支笏湖小のカヌー授業からの体験カヌーツーリング若者編の最終回をなおきさん。
ソトカフェ、燃える闘魂ほーりー。

さてさて、この頃のお店はというと。
以前からある物と同じTシャツの再入荷と思いきや…


既存物はオーガニックコットン100%ですが、今回は…

コットン50%、ポリエステル50%の混紡素材で、見た目はたいして変わりありませんが、着心地はさらりと軽く、乾きやすくなりました!

これなら、ツアーにもマラソン大会にも着れるよねーと、盛り上がっております。
サイズ展開は、SS、S(なおきさん、ぼく)、M、L(ほーりーでピッタリ)

ちまちまとヘタクソなりに丁寧に一枚一枚畳んでは袋へ入れていきましたとさ。

気になるお値段は、多分3000円!
なかなかお店に行けないわよ、のどから手が出て周りから気持ち悪がられて悲しいのよ、という方はご一報くださいね。

lake.abelake※gmail.com
※を@にしてね。

【はからめ】が【月とカヌー】になった理由


南で生まれ落ちる唄を身体に馴染ませていく内、はたと気が付いてしまった。

そうか。
月は、あるときには、カヌーになるのだ、と。

ぼくが念じたその年に屋号を変えていたのにも、何かやはり、あるのだろう。
月とカヌーの因縁。南と北の同調。空と水。

ゆらゆらと水面を漂うカヌー。空を揺れる月。

「宇宙船カヌー」そんな本もあるけれど。
空を飛ぶのも水に浮かぶのも、同じこと。
歩いているだけでは、陸地にしがみついているだけではたどり着けない境地。
呼び覚まされる感覚。研ぎ澄まされていく。自ずと導かれていく。理由はいらない。付録もない。ただ、残るものだけが在る。

お月さんがカヌーになる夜、カヌーな夜。
何か、あなたの暮らしが変わっていくかもしれない。

守りたい人、変わりたくない人、常識に縛られていたい人は、漕いではいけない時間が多分そこにはあるだろう。