2019年6月30日日曜日

トライアスロンdayパート②千歳川

恵庭岳下山後、涼みに市内の千歳川へ移動。


午後イチの最も暑い時間帯も流水は最高。
「千歳川半日ダウンリバー」は午後こそおススメ。
支笏湖よりイケる水温。


icingの図。


チングルマに見えて仕方がないバイカモ。場所によっては満開。
チングルマとどちらが好きかといわれると困る。


お供は【ペンネンノルデ】の、Carrot cake。




2019年6月28日金曜日

トライアスロンdayパート①恵庭岳


この頃トライアスロン的遊びをしている。

まずは早起きしていざ、支笏富士。


ロープ場を越えると突然視界が開ける第一見晴台から見上げるトップ。

雨だったあの日。兄のような人と登った山。
ぼくは今よりもっと雑魚だったろうけど。優しいあの人は元気だろうか。

ようやっと来れた。
大雨、台風、地震、その間にはいろいろありすぎたから、この山は随分様相が変わってしまったけれど、まだ、今は登れる。ただ、明日は分からない。


心苦しい前半戦。

晴れたら、雨だったあの日には見えなかった、知らなかった景色。
ほろり。


第二見晴台=頂上。
この先は行くべきではないとぼくは思う。


山はいつでも一期一会。

夏の太陽が目指す山、mt. ENIWA

アホすぎてかなわないので過去のものは写真だけ見てね。前半部は別の場所のようだよ。
2013年恵庭岳の記録



2019年6月25日火曜日

切ない夏至のミライの光


夏至が過ぎてしまった。
夏の始まりはつまり終わりの始まりでもあり、冬を意識するわけで。
これから日毎に日が沈むのが早くなっていく。
なんだかセンチメンタルになるこの感覚は東京では無かったから北国で育まれた後天的季節感というのか。


夏至の時期は梅の時期。
去年三河みりんだけで仕込んだ梅酒がうますぎたので、今年もその戦法で酒を仕込んだ。
これを呑める日を楽しみに、これを呑むまでは死んでも死なないぞ、そんな、明日への希望、生きることに執着するための梅仕事。

夏至と梅はアメとムチ、ツンとデレ、なんともナイスなコンビなのだよなあ。

2019年6月24日月曜日

焦らす光


光なんて何も感じられない長きトンネルも、念ずれば花開く。
夏までに片付けたいこととして掲げていた目標、まず一つ達成。
諦めずに粘り強く難関に挑めたのはやはり、同じ目標に向かおうと共闘してくれる人がいるから、なのだよなあ。感謝。

ルーティンワークのストレスの芽を摘み取ることの重要性を大先生は若きぼくに教えてくれた。

カラビナにつなぐのはカヌーのバウなのかスタンなのか、そこに共通認識を持つかどうか。些細なことだが毎日やること。
そこを明確化するかしないかでエネルギーを節約でき、余ったエネルギーは遊びに充てられ、遊ぶことでガイドとしての素養が深まり、それは自分のために、ツアーのためにもなる。遊べ。遊びを忘れたら終わりだ。職業ガイドになるな。

当時は分かるような分からないような、腑に落ちたような落ちないような、どうでも良いような、こだわりすぎなような、でも確かにそうなのであった。
予定外のことならともかく、想定内の段階においてつまづいて得るものはあまりない。時間と精神を浪費するだけだろう。

先達の教えは月日が経つに連れ、自分の中でぐるぐると回りながら大きくなっていく。



タルマエソウことイワブクロ。

願いはやはり言葉にし続けるに限る。

そうこうしていると、今度はコーヒー豆が切れそうだ。
おかげさまで、クソ忙しい夏になりそうです。





2019年6月21日金曜日

canoeing,hiking,cycling


今年は支笏湖の魅力を多角的に改めて捉え直している。
ここは本当に素晴らしいところ。


カヌーは相変わらず美しい。
しかし、カヌーだけではアクセスできない支笏湖もある。


歩いても。


陸を漕いでも。

車に慣れてしまい、遠のいたバイクと自転車。

随分と久々に自転車を復活させてみたら、風を切る快感に感動した。

昔はこの自転車だけで暮らしていたのだ。思い出してこ。

しかし、半日で遊びすぎた。最高。

2019年6月19日水曜日

デヴィcafe

愉快な母娘、珍道中。


早起きをすると朝日がきれいだったりシカに出くわしたり、良いことづくめ。

ナイスコンディ、ナイスファミリー。
たくさん笑わせてもらいましたとさ。

この時期はゆったりした気持ちでツアーが行えるのでお勧め。

2019年6月16日日曜日

恵みの雨


雪が少ない。雨も降らない。

日高方面まで川下り研修のために向かう際も、道中見る川すべて、水が少なかった。

なんで、welcome 雨。


ツアー下見のとき出くわしたこのシーン。
奥支笏、最高。

若かりしなおきさん(今も若いか)自作のウッド&キャンバスカヌーと秀峰恵庭岳。

荒れた水がここでは凪いでぼくらを受け入れてくれた、夕凪ゴールデンタイム。
見惚れるわ。


2019年6月12日水曜日

水のある山


素晴らしい瞬間に出会いたくて、カヌーを漕いでいる。
同じ理由で山へも行く。


漕ぐか歩くかにたいした違いはない。移動すること自体が目的ではなく、あくまで手段であるはずだ。


コーヒー豆は「カプセルモンスター」にて入手。

仕事か道楽か。しかし、木を見る目があるに越したことはないから仕事でもある。チャンネルはあればあるほど、深まるほど、良い。

山には必要最小限のものしか持たない。持てない。
なくてもよいけどあったらすげー楽しい道具を積み込めるカヌーとは異なるパッキング。

頼りになるのは自分の足。
山は分かりやすい。シンプル。簡素。一歩ずつ歩くしかない。そして、北海道の山は比較的静かなのも良い。
歩きながら、トーベ・ヤンソンが住みつきそうな天国にぶったまげる。

いやはや、やっと行けた。ポテンシャル高し、空沼岳。
男前なエゾマツにも痺れた。



2019年6月11日火曜日

いつか、おまえのジュテを見せてくれよ


きたさんに習ったミズナラの冬芽。
きたさんの好きな木だそう。




この状態を知ると、今頭上で覆いかぶさるように存在感を増している葉が奇跡に思える。まさかこれがあーなるなんて。

ぐっとこらえるから春は喜び。夏は狂喜乱舞。秋はダンス。冬は眠るように見せて準備。
助走せずには飛べない。

タイトルは金城一紀さんより。ジュテってのは跳躍。

一年のリズム。繰り返す尊さ。積み重ねる偉業。同じ年は一度だってありえないはずで。

気を見て森を見ず自己を見つめる。

自分が続けていることは、続けていきたいことは。
手にしたものと手放したものとか後悔とか失敗とか。
一年、半分。個がそれぞれに立っていた素敵な一日。

11日は色々考えるのが癖になっている。



2019年6月10日月曜日

お店


お店にいる日のお話。

ようこそとお客さまを迎え、見送る。


何も知らないから、出発の顔と帰ってきたときのお客さんの顔の違いが唯一の手がかり。

良い顔、良い空気感。

良いものは、残り香だけでも、良い気分。

正解はないけれど、真実はきっと言葉ではないところに宿る。

カヌーガイド。
憧れの仕事はやはり、引き気味に見てもやはり、色褪せない憧れの仕事。
心揺さぶるのは自然。
水でありカヌーであり、森であり、生き物たちであり、
彼らに語らずに語ってもらえるよう、つくらずにお客さんも交えて協働してつくりあげる空間。
いるけどいない。そんなん。語らずに伝わる。そんなん。何よりも自然体。
トレースが残らない儚さがまた良い。





2019年6月8日土曜日

変わらないでいてくれるもの


変わり続ける流れの中にあるけれど、
変わらずにあり続けてくれるものがある。

とっておき、である。

変わらないために変わり続けたいところ。



午後。
人と人の化学反応や、影響力。
一人では諦めたことも三人なら。
険悪になったから、最後に自然発生した握手。

カヌーは難しい。
苦しんだ分、逃げさえしなければ、やはり喜びは二倍、三倍。

カヌー、なんて、素晴らしい乗り物だろう。

たった半日でここまで膨らませられる。
なんてクリエイティブ。 


2019年6月5日水曜日

満天の星を抱いて眠る


道具は使うためにある。
カヌーは荷物を積むためにある。


カヌーを漕ぎ、竿を振る。火をおこし、料理をし、静かにただ、食べる。火を囲みながら千歳のワインをいただく。
ガーリガリ。コーヒー豆を挽く時間も短縮せずに楽しんで良し。

支笏湖についてはコチラ↓
支笏湖 焚火 キャンプ 規制

旅の必需品であるテントはシールラインのバウンダリーバッグに入れていない。
「軽さは正義だ」とはホーボージュンさん。
いつもよりなんだか、自由だ。

日中は風波の中を漕いだ。
凪いだ夕方、いつもより近づけた気高き恵庭岳の美しさに息を飲んだ。すべてが完成された時間。


今年は登ることを許された気がした。

帰らなくて良いから味わえる、色の移ろい。

ぼくら人間はみな刹那を生きている。

釣り、ご飯、色々を終え、カヌー天井に寝床をつくる。
うとうとしながら満天の星空に抱くというより抱かれて、包まれ、眠りにつく。
夕方の美しさと寝っ転がり抱かれる星空。どちらも甲乙つけがたい。


遠くに行かずとも、ここにすべてある。
いつもの寝床も職場も、ここも「支笏湖」。

最後に残るのは、一枚の写真のような記憶かもしれない。
何をしたかより、何を見たか。

ツアー:ワイルドカヌーキャラバン
写真:naoki matsuzawa


2019年6月1日土曜日

タウシュベツ川橋梁とニペソツ山


また格好良い山を見つけた。
東大雪山系、ニペソツ山。


そろそろ崩れるぞと言われ続けるメガネ橋ことタウシュベツ川橋梁とニペソツ山。

山との出会いはいつも恋だな。