2015年9月17日木曜日

身体の疲労は三週間前の酷使によると誰かに聞いた


店番長な予感がしたので、帽子は被らずにワックスをつけた。
分かりやすいスイッチ、悪くないかも。

朝のカヌー出しからの船の男たちとの雑談。船長ズによる船長あるある話に食らいつく。
同じ水の上でも乗るものが違うと、もう異文化である。

昨日焼いたケーキの後半戦。ツアー受付、支払い、荷物の整理、電話、包装、メール。コーヒー、談笑、カヌー若返り作戦開始。

働く人も家を守る人も、どちらも偉いし、どちらがすごいということもない。現場が最強と勘違いをしてきたけれど、どちらもやれる人がぼくはいちばん偉いと思うようになった。
どちらかだけでは偏る。偏れるのはある種の幸せ。
五年、夢中でやらせてもらってきた分、俯瞰で眺め始めている。向いているかと言われたら疑問だし、末端は一番楽だなあと今だから思う。
慣れないから疲れやすいのだろう。店のあるなしは大きい。
次から次へと高山が立ちはだかる。酸欠ぎみではあるがボンベなぞ使いたくはない。いや、あれば使いたい。
シルバーウィークを無事に越えねば。


先日感銘を受けたお店で一目惚れした仕掛け式の逸品に蜜ろうワックスを塗り込んだら、もっと味わい深く素敵に仕上がった。
思った通り、我が家によく似合う。
好きなものに囲まれて暮らすのは素晴らしい。カフェにわざわざ出向く必要もなくなる。

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