2015年9月16日水曜日

夕方んたんとカヌー


仕事でカヌーに乗らないことも珍しくなくなった2015。
もしかしたら時間が空くかなと予想して千歳川ツアーの車回しを終えてから日持ちしないケーキ材料を入手して支笏へ。
調子の良い犬担当でもあるほーりーが午後も現場は任せなさいと頼もしい。連休で一気になくなるケーキをつくっておきたいのでお言葉に甘えてケーキ職人化させてもらった。
先日、ケーキ考案者本人に実食してもらい、美味しいと言ってもらった。
いちばん欲しかった「美味しい」だったことに、言われてしばらくしてから気がついた。
執着して良かったと思った。
ぼくはなおさんに誉められたかったんだ。…子どもか。

頼もしく手助けしてくれた方々にも、これから何をどう返していけるかな。
困り果てたときに差しのべられた手を、ぼくは忘れない。

困った人がいたら理屈や利益を度外視して助ける、そういう、心で動く人間でありたい。きれいごとを地で行くのがぼくの理想的人間像だ。



いつもより早めに上がれたので、夕方の支笏に挨拶。別に嫌いになったわけじゃないんだよと言い訳がましく、たんたんカヌーを失敬してパドルでご機嫌を取る。

支笏や千歳川が、人だったら良かったのにと本気で思う。

夕方はひとりで味わうものではない。

午前と午後で別の顔を見せる気まぐれな秋。

言葉で説明できないものを、ぼくは共有したい。

感覚の共有、心のシンクロは誰とでもできないから厄介だ。


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