2014年6月30日月曜日

水旅人~余市川カヌーツーリング

さてさて、6/28のご報告を一発。
支笏は雨でしたが、余市は快晴、ということで、太陽に愛される水旅人シリーズということで。


リバートリップ キャメル】、リョータ隊長が今日のポイント説明中の図。


ぼくは前夜入りのエネルギーがなかったので当日朝移動。
千歳~支笏湖~ニセコ経由の下道街避け作戦で片道二時間半。遠いようで近い余市川。

第二回ということで見慣れた顔もあり、
前泊組は愉快な夜を過ごしたようで、ぼくが合流したころには、何だか既にやりきった顔がちらほらと。
さぞかし愉快な夜だったのでしょう。

‥あの、皆さま、本番、一応今日ですからね?

次回の水旅人も時間の取れる方は是非、昼のみならず、夜の部にも奮ってご参加ください。


総勢10人、みんなソロで、カヌーも10艇。賑やかキャラバンのはじまりは山の中。


気持ち良い瀬があれば、わしわしと漕ぎ上がり、流れを味わい尽くすのが、カヌー乗りの性なのだろう。

瀬の中では遠慮も建前も要りません。

 前を見ると、ズラリ。


後ろを見ても、ズラリ。
壮観です。


やらしい瀬では慎重にレスキュー体制を整えて、ひとりずつ下って行きます。
この緊張感も、川下りの醍醐味です。

リョータ隊長に指名を受けて先陣を切ったあるガイドは、何でか狙いのルートとは逆を漕ぎ、後続組に「なんでそっち?」という疑問を与えたそうな。

何でかはあれこれ諸説あるようですが、
単純に狙い通りの動きを示すデモ艇としては四の五の言わずに‥アウトー!


馬鹿、オレの馬鹿!反骨精神、天邪鬼、三つ子の魂百までも、そんなものはしまっとけーい!‥あ、誰か バレちゃった!

(声に出して読むと愉しい日本語風味)


毎度のことながら、
夢と現を彷徨う高次元なつもりの言葉遊びにお付き合い下さり、感謝。


まだ見ぬ素晴らしい世界を見たい。


湖を飛び出して、いざ川へ。
緊張もほぐれた頃に、沈事件。

いくつになっても 「初めて」の喜びは特別 だから みんなで祝おう おめでとう

これから先 何度でも祝いたいのさ おめでとう


すべての水はつながっていることを、このらくだ‥からだで確かめたくて、ぼくらは海を目指したのです。


道路へのアクセスはいいのに、車の音は届かない。静かで穏やかだと、自然漕ぐ手も止まります。


緑の中から漕ぎ始め、気付けば青い空が広がってきました。

私を海まで連れてって。


連れて、行きましょう!


「下見で漕いだ余市川より、みんなで漕いだ今日の余市川の方が、ずっといい川だよなあ。」

2014年6月29日日曜日

また行きたい、そんなSoto Cafe

去年の秋、晴天の紅葉の中を漕ぎ支笏の美しさに撃ち抜かれた方が今日は雨の中を漕ぎに来てくれました。

数としては「はじめまして」に敵わないけれど、
「はじめまして」ではつくり出せない空間や色があるのです。

支笏の気持ちを自分勝手に代弁するぼくは、案内人であって主役ではない。
けれど、思わずため息をついてしまう美しい場所であっても案内人がイマイチだと、世界一美しい場所も世界五くらいになってしまう恐れがある。
ここはとても美しい所だから、ぼくは彼女の足を引っ張りたくはないから、ぼくがイマイチであってはいけない。

…湖に足があるのかは甚だ疑問であるし、イマイチの定義も人それぞれなのだが。

お気に入りのお店の評価基準は、
ぼくの場合は、また行きたいかどうか、だ。

また行きたい、そんなSoto Cafeでありたい。

2014年6月27日金曜日

世界のほーりーのbig smile

長雨の次に続いていた快晴も本日は影をひそめ、久々曇り空の中での快適ツアーとなりました。

Sotocafe、有り難いことに、連続開店記録を順調に更新中。


インターナショナル隊長の座は、ほーりーに無事引き継がれました。


Say cheese!


では、明日は暑くなりそうな余市で会いましょう!

2014年6月25日水曜日

支笏湖東側漕破Sotocafe

午前は北海道に何度も足を運んでくれている素敵なご夫婦の旅物語がBGM。



静かできれい、ここは本当にいいところですよね。



午後は、久しぶりにしっかり長く速く本気トレーニング風味全開ツアー。

圧巻のパワフルな漕ぎっぷりであっという間に約4キロ離れたモラップキャンプ場に着きました。



お客さまと同乗するときには、ここまで来ることもあるのですが、
別艇で片道35分はSotocafe史上最速!

口数も少なく黙々と漕ぎ続ける二艇のカヌー。客観的に見たら何とも珍妙なツアーではありませんか。

漕げば漕ぐほど、いろんな人に出会えます。
誰がすごいのでもどれが正解ということもなく、みんなそれぞれに愉しければいい。


今日も愉快なてやんdayなのでした。

2014年6月24日火曜日

キンダーリープ×SBB(しゃぼん部)

今年もキンダーリープ(小樽・ヨーロッパ玩具のお店)号が、やって来た!

去年の様子はこちら↓
しゃぼん玉と68回目の夏を迎えた広島

そのときは全く何とも思わず夢中で書いているのだけれど、一年経って読み返すと、我ながらものすごく気持ち悪い文章っぷりに感心せずにはいられません。


快晴、ベタ凪、ベストコンディションの中を吹く。

支笏湖、千歳川、神宮外苑、代々木公園‥
しゃぼん玉を吹いた分だけ、忘れられない思い出が増えていく。



漂うカヌー。ん?よく見ると?

名カメラマンカヌー馬鹿氏でした。


賑やかな笑い声が聞こえてきそうではありませんか。



仰向け、うつぶせ、向き合ったり、くつろぎ方はあなた次第。


午後もぼくは湖へ漕ぎ出し、
暑さにへばって川へ帰ると、夏の日差しよりアツいカヌー塾が開講中でした。

2014年6月23日月曜日

夏空とカヌー

六月前半、道内は記録的猛暑を観測。暑い暑いとひいこら言っているとお次はしつこすぎる雨に泣かされました。
ジェットコースターのように目まぐるしかった今月も終盤となりようやっと安定した夏日が続いてきております。


白い雲と青い空の季節です。(昨日の写真)


今年はやけにお気に入りの湖底木。(昨日の写真)


今日もいい天気です。



午前も午後も、多様性に富んだツアーとなりました。


今日も一日お疲れ様です!

2014年6月21日土曜日

一年で一番日の長い一日は、駆け抜ける夏本番を予感させる賑わいでした。

夏至に対抗して吾輩も一年で一番長いと思われるロングタイトルで勝負じゃい。


ようやく長すぎた雨も終わり、午前は夏のような日差しの中を漕ぎました。

とても気持ち良く感じられるのは、長~く降り続いた雨に耐える従順な十日間があったから。



雨のおかげで、太陽や支笏の青がよりいっそう心に沁みることだよ。


ああ、何だかもうこの目に映る景色すべてが夏色。


amazonくん?も初カヌー。いえーい!


小さな子どもたちと何やら盛り上がっているのは‥そうです、巷で話題の注目株・世界のほーりーです。


2014年6月20日金曜日

麦の里・江別(えべつ)

少し、少しずつだが、水上や山だけにとどまらず、街中の開拓も自分の中での課題としている。

おいしいお店から楽しい雑貨屋さん等‥
ジャンルは問わず、また行きたくなる居心地の良いとっておきのお店探しは、はて、何のため?

このフロンティア的血筋は、幼いころより銀ブラをしていた最も近しい通人・父から来ているのだろう。


千歳、恵庭、北広(島)を越えて、今日は麦の里「えべちゅん」の江別を訪ねた。



何で江別かというと‥
それは寒い寒い氷濤まつり期間中のこと。
ぼくが作っている新聞【まちゅ★ぴちゅ】のおひねりにと頂いたのが、えべちゅんラーメン(味噌味)だった。

えべちゅん?かわいいパッケージだなあと思いながら麺をすする。
‥う、うまい。インスタントなのに、なんてこった!下手なラーメン屋よりよっぽどうまいぞ。

その瞬間、妄想「江別」好感度がぼくの中でぐぐぐっと上がったのです。

それから数か月。
えべちゅんと江別産小麦でつくられたラーメンに導かれるように、本日第一回探索日を迎えた。
えべちゅん、やりよる。

何となく雰囲気は千歳と似ている。
大都市札幌が近いからか、ハイテンポな慌ただしさは空港のある千歳より上、か。


それでも空は広いのが北海道。
気まぐれな晴れ間。ここは、石狩川。
意外と見晴らしが良かった「河川防災ステーション」屋上より。

ここに来れば、「江別といえば!」商品が親切価格で購入できる。


右手に石狩川。左手に我らが千歳川。そうかそうか、ここが合流地点ね。
ずいぶんと千歳川も様相が変わった。



・【ノースライブコーヒー】
思いのほか立派だった野幌駅すぐにあるレンガ造りの自家焙煎のコーヒー屋さん。
洞爺湖サミットでコーヒー豆を使われたとか。

コーヒー屋はコーヒーがおいしければいいだけではないから難しい。

・【樹里庵】の「とろけるショコラ」170円。
昭和の香り漂う昔ながらの地元に愛される(推測)お菓子屋さん。

・【ジェイスイーツたしろ屋】
一方こちらはスタイリーッシュ。若い女性はこちらでしょう。
「銘菓もんよう」小豆とうす塩クリームのコラボどら焼き。うむ。


暮らしの中に旅のエッセンスはいくらでも詰まっているから、素通りせずにちゃんと引き出してあげたい、取りこんでいきたい。


千歳周辺、おいしく楽しくあたたかく、洒落オツなおかつ面白情報、絶賛受付中です。


2014年6月18日水曜日

太陽さまさま、ハイタッチ

ここ三日ほどは夕方に一時間ほど雨が降るというナイスタイミングパターンでしたが、本日は昼過ぎからむんむんと気温上昇。


ここ数日のまとめ‥

カヌー塾とすれちがったり、


低~い雲の中をいったり、


終日、ベタ凪状態の湖上さんぽを楽しんでいました。



今日は十日ほど、待ちに待ちすぎた太陽にも出会えました。


合間には、個人的に思い入れのあるUCDi ウクディパドリングスクール@野尻湖(長野)のカヤック部隊にも遭遇したり。

漕ぎ続けてさえいれば、いつか水の上で出会えるのだろう。
何度でも。

この水を辿ると、
ぼくの心の内には東京の多摩川が何にも変わらずに流れていて、
小さな世界がすべてだった頃を忘れないために、今もカヌーを漕いでいるのかもしれない。

距離じゃないのだ。頻度でもないのだ。
深さなのだ、密度なのだ。思いなのだ。

どこでもないここから、世界中どこにでもぼくはイケるようになった。


太陽、いや、太陽さまさま、ありがとーう!


2014年6月15日日曜日

雨の合間の笑い声

かのあブログより、写真転載。


午前中は団体!
いつもと違うスイッチを、ね。

ぼくもこんな風にして各地に散らばる仲間をいつか一斉に招待したいものだなあ。
ここは、なんせ、世界一美しいところなのだから。

好きな人をとっておきの場所に連れていきたい。
その思いがガイドとしてのぼくの原動力なのです。

午後は通常ツアー。
昨日のツアーを山線(赤い橋)から見て連絡をくれた支笏湖lovers。

恵庭岳は雨の中でしたが、ぼくらはあまり雨にも当たらず、静かな世界を堪能しました。


2014年6月14日土曜日

一週間ぶりのくもり色

久しぶりに雨に当たらない一日となりました。
これはもう、奇跡。

くもった日の方が美しいとっておきの場所。


馬鹿みたいに晴れればいい‥とも限らない。


支笏湖くもり色を見習って、ぼくもこのように深みのある人生を送りたいものです。




青い人、naokiさん。ぼくはというと、赤い人。今シーズンはもう一人、さて何色だろうか‥


2014年6月13日金曜日

雨の飛び入り


ここまで降り続くと、もう雨が普通!晴れは奇跡!
そんな悟りも開けたような今日この頃。皆さまカビてやいませんか?

まあそんな雨の中、「カヌー漕げますか?」とのお問い合わせ。

嬉しくなるなあ、そのやる気。さあさあ一緒に遊びましょう!


夜はアスパラの恵みとベーコンのペペロンチーノ。
…ツアー写真じゃないんかーい!

2014年6月12日木曜日

恵みのアスパラ


降り続く雨の中、豪快な笑顔たちに…出会った。
豪快すぎて写真なし!


カビが生えそうな、(いや、ちと生えているか)
連日の雨より何よりの恵み、喜茂別産のアスパラガス。

ありがたや~!

な、なっまら…うまいっしょ!

2014年6月11日水曜日

おひねり制アナログ季刊紙【まちゅ★ぴちゅ】14

ひっそり気付けば三連休。

今年第二号、ようやっと整いました。

降り続く雨は、「土に感動しているばかりでなく、居心地の良いカフェ探しも大事なんだろうけれど、あんたもそろそろつくりなさいよ」と言っていた。

目に見える生産能力のなさがウリのぼくにも唯一生み出せるもの。
言葉という面をかぶった、その実、思い。

言葉―まっすぐな思い―をさらけ出せたならば、どうにか生命を許してもらえるだろうか。

「生産能力」と、「生物的アイデンティティ」は、比例の法則にあると思う。

脱線はさておき‥


【内容】
・暮らしと音
香川での農業に触れつつ‥

・Get back つくる喜び
土いじりを実際的に始めることになったキッカケ‥

・向田和子さんのずきゅんわーど


おひねり制?アナログ?いろいろちんぷんかんぷんだけれど、気になるなあ?
気になる方はご一報。

すぐ読みたい方も催促をお願いしますね。
それ以外は気長に期待せず、ポストに届いたらニタニタと楽しんでください。

lake.abelake@gmail.com

2014年6月10日火曜日

大地に還るのだプロジェクト3(20日後)~「愛でる」の語源は「芽出る」

★5/20に蒔いた夢の種やら明日の苗たちのその後。(20日 later)★


突入しました、エゾ梅雨。
ガイドとしては何とも悩ましいところなのですが、農場長としては‥。複雑な心境です。


休みの前夜は「山に行きたいなあ」なんてことを考え準備を整えて眠るのですが、
いざ朝を迎えると、どこかでぼくを呼んでいる声がするのです。

待ってろよ、子どもたち~。

そんなわけで今年は「遠出をする気にならない予報」が出ております。
異常気象です。


苗から始まったタマネギ↑は太くなってきた。



雑草と間違い探しをした、ニンジン↑の葉。


モリモリと水菜



新緑と同じ色。


ちょいとぼけちゃったけれど、生命の神秘ーナッツ↑。
あなた、真ん中から大胆に出るのね。


一足早いこちらも↑ピーナッツ。葉がしっかりと「あたしマメ科やで」と主張している。



最もぼくの心を鷲掴みしているのが、好物の↑アズキ。顔を出しかけの大納言ちゃん、頑張れよ~。



これもアズキ↑。
ずきゅん。もうね、佇まいからしてかわいくてたまらないのです。


こちらはエダマメ↑↓。


マメ科はエンターテイナーらしく、完成後の形は勿論過程からして、類まれなるユーモアのセンスを感じますね。


土と太陽と水ってすごいですね!