2012年3月26日月曜日

3/25「原発」住民投票の先輩、新潟の経験を学ぼう

3/25(日)
「"みんなで学ぼう"原発都民投票」第2回練馬学習会
に行ってきました。

講師:渡邊登さん(新潟大学人文学部教授)

参加者は、ほぼ都民投票に関わっている方。
練馬区はこの活動によってコミュニティーが結束した、都内有数の激アツ地区です。

〜巻町の住民投票運動(全国初の成功)から私たちが学ぶものは何か?〜

住民投票を行う上で、前提となる社会構造・政治構造、
住民たちの場の作り方、各団体ごとの姿勢etc‥
話の流れもスムーズで分かりやすく、物凄く面白かったです。

大都市圏と地方、地域によって、異なるやり方。

その土地に、風土に寄り添えるかが、大事。

カヌーも同じく、目の前のフィールドを見極めることが大事。フィールドが変われば、やり方も変わる。

最後に渡邊さんが言いました。
「地域を基盤としながら、国策を変えていけるのでは?‥希望的観測(口癖)ですが」

第二部は、参加者による意見交換会。
大人しくしていようと思ったけど、司会の方が「どなたか若い方は?」

やぎーがすかさず手を上げてまくし立てる。

うーん、次こっち来そうな予感。

「もうひとりくらい若い方?」

‥いやはや、やはり、ロックオンされてしまいました。

動揺しつつ、最近のフラストレーションをぶつけました。

「知識とかコネとかモラルとか民度を上げる?とか、そんなんクソったれ。そういったものは、あくまでオマケ。やってれば自ずとついてくる。それ目当てでは決してない。
そんなことより僕がこの活動に関わるのは、こういう風に皆さんと話をしたりしたいから。
この国で大好きな人たちと、安心して楽しく生きたいから。僕が欲しいのは、それだけです。
そのためには原発が要らなくて、原発をなくすためには住民投票が最も有効な手段だと思っているから。」

(僕が関わる【みんなで決めよう「原発」国民投票】という一般市民団体自体は、原発に関して中立です。)

我ながら、焦って詰め込みすぎたと反省していたら、
会終わりに
「あなたの話がいちばん良かった、面白かった」と近寄ってきてくれる人がいました。
「俺の思いを代弁してくれてありがとう」とお祭り野郎は肩を叩いてくれました。
仲間のひとりは、目をうるうるさせながら抱きしめてくれました。

慌てながら喋っても、本気なら伝わるんですね。

渡邊さんに感想+現場と学術的机上の空論風後付けだろ理想論とのギャップへの苛立ちなどを伝えにいったら、「すごくよく分かる」と共感してくれました。


現場は、とことん泥臭い。
署名集めのためにスーパーに通っているとき、「民主主義とは何ぞや」なんて考えながらやっている高尚なお方はいなかったはず。
目の前の一筆(オモイ)を大切にすくい上げる。ただ、ひたすらに。


夜は、愛に溢れた新宿ミーティング呑み。

「好き」とか「寂しい」とか、素直に言えるオトナがどれだけいるだろう。
大好きな人たちは、今日も最高の笑顔です。

2 件のコメント:

  1. 昨日はご参加ありがとうございました!
    第2部の意見交換は時間が足りず、もっと議論を深められればよかったのですが、安部さんの発言のおかげで面白くなったと思います。ありがとうございます!
    参加していたうちの夫(講師の渡邊さんと25年来の友人)も「彼(安部さん)の発言が一番良かったね」と言ってました♪
    またお話ししましょう! by yumiko@練馬

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  2. >yumiko@練馬さん
    コメントありがとうございます。

    いえいえ、こちらこそとても充実した会に参加でき、嬉しかったです。ありがとうございます!
    おー!渡邊さんと旦那様とがつながっていたんですね。褒めて頂けるのは素直に嬉しいです。ありがとうございます。

    内容も勿論ですが、渡邊さんが難しい言葉を使わずに読み解いてくれたので、バカ者代表としても、すんなり吸収することができました。

    練馬は本当にアツいですね!
    またゆっくりyumikoさんとお話できる機会を楽しみにしております。

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