2013年9月9日月曜日

旅の唄~「Do you remember the tear of that day?」&「願う以上のこと 祈る以上のこと」

「Do you remember the tear of that day?」2012.9.26


優しい唄を聞いていたら、ふと、思い出してしまった





あの日のこと
君は覚えているだろうか


今となっては、恥ずかしくて、口にすることもできないような、
現実に起こった、イリュージョン


きっかけは何だったのだろう、覚えてない夜


僕は、混乱していた

どうして、今、そばに君がいないのか
どうして、今まで、どうやって、そばに君がいないで、生きていたのか
右手を伸ばす、君を探す
宙を空振る、僕の右手
 

君をつかめない、君がつかめない、君、君、君はどこだ!!!?

なんでいない、ここにいない、君がいない、僕は僕は僕は‥

届かない 目の前にいない、君がいない!!


どうしようもなくて、ただ、ワケも分からず、
ただの、聞き分けのない駄々っ子、繰り返す

寄せては返し、同じコトバを繰り返す


溢れ出る涙、とめどないコトバ、混乱する頭と心

自分でも驚いていたのだから、君はさぞかし驚いたろう

困りきっている君の声、グサリと僕を貫く

ごめんね、君のせいじゃない
ごめんね、僕も分からないんだけど、そういうことだったみたい


ごめんね、ごめんね、ごめんね


どうしようもないのは、君も同じだったみたいで、
どうしようもない夜に、どうやら、君も泣いていたらしい
君も泣いてくれていたなんて、知らなかった夜

嬉し涙じゃないけれど、どうしようもない夜、途方に暮れて、君も一緒に泣いてくれていたらしい


それだけでいい、なんてことはないけれど、

付き合ってくれてありがとう
一緒に泣いてくれてありがとう


僕は幸せだ、今思い出せた


僕は馬鹿だから、大切なことを忘れてしまう

こんなに大切な夜を、忘れたくないから残しとく
思いっきり生きたあの夜は喜び、忘れちゃいけない


初心忘れべからず、やっぱり、君が好き。



★2011、12月★

「願う以上のこと 祈る以上のこと」(ドリカム)タイトルからイメージした唄。







ひりひりと、狂おしいほど、悔しいくらいに大好きなモノのために流れる涙。

つたう涙は無職‥いやいや無色透明だ。


こぼれる雫。

その涙は美しい。不純物ゼロ。拭わずに走らせて。美しいのだから。

ヒトの美しさ、不器用でヘタクソな人間らしさ。


仁王立ち、ピシッと伸びた背筋。

握り拳、足だって震えているのにね。


生きる。凛として見据える。清々しく潔く。清涼飲料水を地で行く。


涙は拭わずに。誰にも拭わせずに。

僕も拭わなかったのだから。必要ないのだから。


大切に、そのままに、大切に。

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