2013年9月19日木曜日

ぼんやり洞爺湖とぅないと2

「昨日が走り書きだったからその分もプラスで今夜は長いだろう」と意を決しているであろう物好きな読者様の期待を裏切り、さくっと。

荒れ狂う支笏から逃げるようにカブを走らせ、昨日からお隣の湖・洞爺(Lake TOYA)にて逗留。


目の覚めるような美しい色が突然眼下に広がり、焦ることもないのになぜだかひとり、慌ててしまった。
見てはいけないものを見てしまった後悔と喜びが一斉に押し寄せ、
欲しいものがいざ手に入りかけると、手放したくなる衝動に襲われる。

謎解きわーど:「きれいな薔薇には棘がある」。野口健さん曰く、「知ることは背負うこと」。


ここは、2000年に噴火した有珠山の火口跡。たった13年前のお話。
「洞爺湖ビジターセンター」裏手からフットパスが整備されているので誰でも気軽に歩けるようになっています。
写真は「有くん珠ちゃん」の「有くん」。「珠ちゃん」は茶色でした。


キャッチ―なコピーのついている有名な観光地や世界遺産、それもいいのだが。
何色を「美しい」と感じるかは人それぞれだから、無理にそうでもないところや色に感動する振りなんてしないでいいからね。
みんなが「いいね」と言ったからって、あなたやぼくが「いいね」と思うかは別問題。
あなたの「いいね」は、ぼくには「最っ低だな」かもしれない。その逆もしかり。それでいい。どちらも正しいしどちらも間違っているのだから、争うための真っ当な理由なんて総理大臣だろうとぼくだろうと、誰だろうと、見出しようがないんだよ。
そのエネルギー、無駄。

ぼくはぼくの心のままに感じるのが仕事。あなたはあなたの心のままに、が仕事。



ちょっとだけ中島。
たった五年前。ちょうど、洞爺湖サミットの年。ちょうど二十歳。
ぼくの個人的北海道開拓の歴史は、ここから始まりました。


 支笏にはいない「コブハクチョウ」たちの毛づくろい朝会に参加した。


 朝日を浴びて光り輝く白い羽。
獰猛なのであまり近づかない方がいいです。


初めて付き合った子は、いつまでも特別。

離れてもそばにいても、あの子だろうとこの湖だろうと、一人だろうと特定多数だろうと、
好きなものはやっぱりいつまでも好き、なのだ。




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