2017年2月7日火曜日

好きな人をいじめてしまうのは何でだろう

黄昏時。なんてかわいい佇まいだろうと思ったら、「かのあ」だった。かのあるある。



今日も夜空には月と見まがうほどの存在感を示す金星がきらり。朝のラジオが数日前、今どきの金星は明るいと言っていた。冬の夜。全部が澄む。

star navigation。星を読み海を渡る人々がこの世界のどこかにいる。中学生のころからずっと、石川直樹さんから教わることが多い。少し先輩でいてくれて良かった。

氷濤会場。22時、ライトアップ終了。
夜、二階の寝床の窓から眺める色を失った会場が好きだった。カラフルでない氷濤まつりは成り立たないのだろうか。今までにそういう年はあったのだろうか。
違う惑星を歩いている気になれた。

お隣のマフィン屋ペンネンノルデさんには、東京から絵描きの助っ人が来ているようで。
HP→【mariobooks(絵本作家・安達茉莉子さん)

この方が、また、絵本の中から飛び出してきたみたいな類まれなる雰囲気を身に纏っていて。
背景が冬の支笏湖だから発現している、というのもあるかもしれない。土地なり店なり人なり‥相性がいろいろ、良いのだろう。

本人が一番の作品ではないか、と。
とにかく、かわいらしい。見ていて飽きない。
表現者にありがちな謎のプライド等も無縁であり、いちいち、仕草や行動が人間っぽくなくて、どちらかというと動物寄り。
人間が動物であることを感じさせてくれる。
素直に素敵だと言えず、言えないどころか、いじめてしまうのは何でだろう。

思えば昔からそうだ。
いつも、本当の気持ちは本当であるほど伝え下手になってしまう。言葉はいつだって軽いものしか取り扱わない。
当たり前だ、心はお高い。言葉ってのはなんて厄介な代物だろう。言葉を持たない生き物たちのコミュニケーションは円滑な気がする。

癒されたいときは、この人がいれば安心だろうなあ。一家に一台、だなあ。
そうか、だからブログのタイトルが「毛布」なのか。

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