2015年11月8日日曜日

湘南新宿ライン川越行きの唄


雨。電車。本。あと一人。あの空席を埋めてスマホをいじってくれたらビンゴ。
春みたい。暑い。嘘だろ。ニット帽。なんでやねん。半袖になっていいかい。Here is 冬を持たぬ国。
なかなか埋まらないなあの席。リーチのまま オレが撤退。ちぇ。
笑いをこらえるため マスク。No nukes。単に臭いからってこともある。


会いたいのに会えないんだよ。夜はいつだってBEGIN。
会えない間に話したいことは容赦なくたまっていく。たった一日話さないともう説明がいる。どうしようもない、我慢。とりあえず、この仮想空間に日々に限りなく近いものを書き置く。
誰にでも見てもらわなくていい。好きな人だけに届けばいい。

失恋。無職。ダブルショック。カヌー。涙。踏ん張る。結婚式。仕事。父になった。赤ちゃん。愚痴。引っ越した。事故った。祝う。伸びた髪。ケガ。夢。
どんな顔もすぐそばで見守ることができない。見守ってもらえない。代わりに手離した。最後に会ったときよりはマシになっただろ。

諦め。無関心。気にしないふり。とにかく頑張る。

先のことはわからない。誰もがすごい。けれど、誰かが偉い、わけではない。もう悩まない。街も湖も川も山も人も全部が全部ぼくを構成する全要素。そのどれかひとつを否定しても何にもならない。どんどん荷物は捨てていこう。ニュートラルなまま、自分もあなたもまるごと受け入れる。
さよなら、ウェルテル。やりたいことを、やるべきことを、とっておきな人たちに囲まれながら一生懸命に、ただやるだけ。みんなで年を重ねていける。一緒に。なんとなくでなく、ちゃんと。ちゃんと。赤いちゃんちゃんこ。

Your song.
スマホを眺めるより、ぼくは君の顔をずっと見つめていたいのさ。

…てゆーか、ガラケーだし。

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