2019年12月27日金曜日

『野菜は小さい方を選びなさい』


著 岡本よりたか
表紙のインパクトが気になってしまいポチっとな。サクッとライトなテイスト。

オーガニックとか、有機なら何でも良い、わけではないお話も。


環境を考えた取組みをするpatagoniaもこの頃食べることにコミットしていて、それは至極自然な流れだよなと。
仕事は何をしていようと、人は皆食べずには生きていけない。
食べることは人間の土台で、その土台抜きに偉そうなことを言われても説得力がない気がするから、
「おいしい」をつくれる人にぼくは憧れてしまう。勿論カナディアンカヌーを美しく操る人にも。

この頃、発酵、農薬や種、有機や自然農などについての本を漁っていた。

昔からそのへん気にして育てられてきた私は
反射的に、
農薬〈有機、自然農 
だと考えて今まで来たが、やっと、本質を理解できるところにたどり着いた気がする。枝葉から、根っこへ。

百姓でないぼくが言えることではないが、
大事なのは、暮らし方。循環の一翼を担えるような。
農業の手法がどうかというのは、
働き方というより、生き方なのかなと。
自分のこと、家族のこと、友達のこと、子どもたちのこと、100年後を見据えたときに(インディアンのモノの考え方)、
生き方をつきつめたらたどり着くのは、サスティナブル。
生命も地球も有限なのだから。
大切なのは効率でも生産性でもないとぼくは思うので、
なるだけ、なるだけ、
信頼できる作物を買うことで、生産者の応援をするのがぼくら消費者の務めかな、と。

欲をかいて、生産者に会いに行くのもライフワークにするととても楽しいものです。


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