2016年8月3日水曜日

暑死寸前


朝起きたら暑くなりそうだった。太陽を浴びなきゃ。慌てて家を飛び出す。しかし、蒸し暑さは、この世から滅亡しても、誰も困らないように思う。こんなに苦しい夏、久々。ツラすぎる。

「おいしい」との出会いは、「かわいい」に匹敵するほどの幸せでこの胸に打ち寄せる。何度も何度も。
「幸福」は、とあるパン屋のパンを噛み締めた瞬間、口いっぱい、身体中に満ちていった。

すべての出会いのタイミングはいつも絶妙。これ以上ないタイミングで欲する物や事、人に出会うようにぼくの人生はプログラミングされているのだろうか。
それとも、念じる心が強烈すぎて、その通りに事が運ぶのか。夢のなかで思いこめたらそれはいつも現実となる。

時が満ちた。

おいしい、楽しい、大好き。

この三つ。三種の神器。現場では、詩的なコメントなんざくそテレビにやらせりゃいい。
ぼくはこの言葉だけ持ち歩く。こねくり回すのは家に帰ってから。


2008年。洞爺湖サミット。篤姫。
初恋は支笏子ではなく、洞爺子。
短いながらにこの国で積み重ねたものが、なくはない。あの頃出会った人と今も変わらず笑っている。洞爺の暮らしがなければ、今は成り立たない。

どこまでもやさしい人。洞爺子。すぐに甘えてしまうぼくはあなたのそばでは駄目になる。
おっかない代わりに超絶美人の支笏がピタッとハマるんだよなあ。





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