2016年5月2日月曜日

カヌーが多いだけに…生れ出づる悩み


現在ツアーで使用しているカヌーは、すべて【オールドタウン】社。
16ftキャンパー、15ftキャンパーもしくはパスファインダー、チャールズリバー、トリッパー172、トリッパーXL…。
種類が豊富である。


写真は、ドンなおき氏が和歌山で遊んでいる…おっと失礼仕事仲間、【キャメル】のリョータ家。和歌山ツアーは明日からですね!


どのカヌーにどのお客さんを乗せるか。
集合するまでお客さんの体格や、やる気は見えない。

ミスマッチはお客さんを辛くするし、それはつまり、ぼくらをも辛くする。
その人ごとに最適なカヌーを限られたレクチャー(漕ぎ方説明)時間内でチョイスし、セッティングする。
判断は一瞬。
大枠をつくるメインガイドを調子に乗せ、穴を埋め、あらゆるストレスの芽を摘み取る二番手は、分かりやすくスポットライトを浴びる一番手より水面下では馬鹿みたいに忙しく職人気質を発揮するに最適。

細やかな配慮ができ、距離感や空気感を察知し、よりよい方向へ導けるかは、水の上でも陸の上でも非常に大切なスキルだとぼくは考え、年中意識している。どちらでも、頼れる武器はたったひとつ、「自分」。

向き不向きだが、これも、どちらもイケる人、どちらかだけの人、それぞれである 。ただ、二番手は一番手より稀少な気がする。かのあには目立ちたがりの一番手が多い。

ちなみにぼくは、やはり、どちらもでき、どちらにおいても素晴らしく、陸に上がればコーヒーまで淹れるスーパースイッチヒッターである。誰かに言われる前から言っておく。

形には見えない、ぼくらには当たり前のマッチング作業。
これも、ある意味では職人技なのだなあ、と、毎日が新しいごろーまるくんといることで再発見の日々。…昨日に引き続き、誰やねん。
なおきさんとはあらゆる状況・情報を共有してきているから言葉にする必要のないことがいくらでもある。
まるちゃんには何から何まで言葉にして伝える必要がある。
ぼくらの当たり前は万人の当たり前ではないことを逆に教えてもらっている。

毎日、濃い。おかげさまで。顔は引き続き、薄い。おやすみなさい。




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