2016年3月27日日曜日

カヌーってすごい

今季初の千歳川DR。

日曜日に店を閉めざるをえないことに罪悪感だったり、無念である気持ちはないわけではない。
この前の土日に、「来週も来ちゃおうかな」なんて素敵な笑顔も見てしまったし。
誰かが店の前でがっかりしていたら、もう、申し訳ない気持ちでいっぱい。いつでも、あそこにいれば、あの人がいる。そんな人間になりたいとも思う。

が、身体は一つしかない。人ひとりにできることには限りがある。春になればウズウズとスキップをし始める心。
何より、ぼくは、まずは、カヌーガイド。
とっておきのコーヒーだって、カヌーが教えてくれた。

カヌーがなければ、去年の夏、ぼくはケーキなんざ焼かなかったと思う。
つわりで倒れるギリギリまでケーキを必死に焼き続けたnaoさんをそばで見ていなければ、ケーキなんざ焼かなかったと思う。
頑張る人は、ケーキづくりに興味も関心もない人間に、何が何でもケーキを焼かねば、と思わせ行動させるだけのパワーを持つ。

ぼくは頑張る人が好きだ。頑張っちゃう人が好きだ。

※憎たらしいほどの愛をこめて「ケーキ≪なんざ≫」と言っています。コーヒーへの愛よりずっと複雑な感情がケーキづくりにはありまして。

カヌーがあるから、コーヒーからも逃げずに挑めた。


「カフェかのあ」は、ただのカフェ(ただのカフェに失礼ですね)ではなく、カヌーへつながる道だと、ぼくは捉えている。ただのカフェではないから、面白いわけで。

今年も水に陸に悩むことになるかとは思うけれど、右手にも左手にも好きなことを掴めているのだから、幸せなものです。

前説が長引きました。

久々のカヌーツアー。
間が空いた分、客観的に眺められた。「かのあ」のツアー。
自画自賛してどうするのさ、と言われても仕方がありませんが、非常~に素晴らしいツアー。自分が友だちと参加したいもんね。



息を合わせたらいけない、の図。


なおきさんと水の上にいるのも久しぶりで。ストレスがなさ過ぎてやっぱりすごい。
やりすぎないしやらなすぎない、さりげなくて参加者は気付かないくらいのバランス感覚。
まあ、当たり前っちゃ当たり前でもあって。
ぼくはなおきさんのツアーを見て、自分のツアーをつくり出してきたんだから。

「こうしたい」が一致するってなかなかないし、いつもぼくの三歩先を見据えている。やっぱり、貴重な存在だなあと改めて思わされたよね。

夏も冬も一緒だと多分、こう素直には思えない。わはは!いろんな意味で距離感が定まってきたかな。




外仕事の醍醐味は、終わったときの爽快感。働いたぜ感。お酒がおいしいんだわ。
これはカフェではいくらやっても味わえずにいる。多分、事務とか中仕事全般に言えることなんだろうね。すっきりしない。毎日曇天、みたいな。
そういう曇天から解き放たれに、快晴を味わいたくて、みんなカヌーに乗りに来るのかな。

屋根がないってこんなに気持ち良かったんだな。ここ二年、外が当たり前になっていた。危ない危ない。

カヌーって、やっぱり、すごい。

続けてきてよかったし、まだまだ漕いでいたい。

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