2015年7月22日水曜日

神さまのご褒美 平和な一日 気分は姑


休み明けの出勤は憂鬱だ。
いない間にどれだけ荒れているかと考えるだけで恐ろしい。

昨日はどしゃ降りの中、全ツアーが行われたという。
雨にもかかわらず、今日からしばしの夏休みなほりにいは「今年一番のツアーでした」と言っていたらしい。
雨を嫌がっていたほーりーも逞しくなったなあ。
ほーりーの「いいツアー」ってどんなツアーなんだろう。
ガイドの数だけ「いいツアー」がある。


今日も冴えない天気。
キャンセルやら待てど暮らせど現れない人やらで、久しぶりにガイドモード、オフ。‥奇跡の一日。よっしゃー!
ぼくの気持ちが天に届い(てしまっ)たに違いない。

あれこれ気になっていたけれど手を出す暇がなかった雑務こなしdayということで、
源流で道具の整理整頓をして、桟橋のロープを替えたり、いらないカヌーを運んだり、濡れものを乾かしたり、レンタルサンダルを洗ったり、ガス台やら水回りと向き合ったり‥
お店がなかった今までならもう少し早く手を打てたあれこれを一気に片付けていく。

この際だから今まで、なんとなーく惰性で、半ば諦めて我慢してきたことを全部すっきりさせてしまおう。

ひとりで抱えるの、もう、無理なんだなんだもーん。

どんどん背負ってもらおう作戦は着実に。

人の出入りが増えそうな気配がむんむんするから、ツアーまわりのあれこれを誰にでも分かりやすくしておこう。

あれこれぶつくさ考えながらやっていると、なおきさんが飛び入りゲストと現れて、連続ツアー記録更新。


テーブル甦らせ作戦隊長・どるふぃん。動きが速すぎてブレる。


キッチンが荒れることが結構なストレスであることに気が付いた。

‥いっちょまえに姑かー!

ああ、お店ができてからなおさんが口を酸っぱくして、ぼくらにあれこれ言っていたことの意味が今ならば分かる。分かりすぎるほどに分かる。
困らせてごめんね。今はぼくがなおさんやってます。やれてないし、悪態ついているけれど。

一緒に暮らさなければ見ないで済んだであろうかわいい彼女の凄まじい歯ぎしり。
その歯ぎしりを聞いてしまっても尚、彼女のことを愛せるか。
そんなことをぼくは今、試されているのだろう。

神経質な訳ではないし仕事も生き方も大体がアバウト。
が、現役独身生活を続けるぼくが多分一番、あれこれ気になってしまうのだろう。

どんなにかわいくてもその子の家の水まわりがきれいでなかったら、ぼくはその子を好きにはなれないかもしれない。
こうして、「好き」だけではなくなっていくのが年を重ねる代償か。


「育ってきた環境」は、いつでも、どこまでも、染みついていて、踏み外せないようになっているらしい。


春からの夢。バックヤードにちゃぶ台を置けるその日まで。ほっと一息つける場所をつくるその日まで。
今度やって来る助っ人が現れてくれさえすれば、きっと、ぼくの夢もかなえてくれるだろう。

‥結局、人任せかーい。


向き不向きだってあるわよ、人間だもの
クリエイティブと生活力は反比例の法則にある

by きゅんきゅん(ぼくの冬の名前)






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