午前中。
夏の様相を呈したツアー。
写真は好天の樽前山。おニューのハットも、やっぱり信頼の【KAVU】。
ぼくらはいつも「良いツアー」をしたいと思いながら、毎日毎日ツアーに出ている。
しかし、はて。
「良いツアー」とは一体全体どういうことか?と問われたら、何ともそれは説明しがたい。
だって、それは、見えない。だって、それは、残らない。
しかも、つくるヒトによって、受け取るヒトによって刻一刻と形を変えていく。その場にいた人同士だけの秘密というか。
昨日のやり方で「良いツアー」となっても、それは昨日だけの話であり、今日そのやり方が通用する可能性はきわめて低い。自分の心も含め、すべての条件が異なるわけで。
とらえどころのなさすぎる水の上・人・道具。
何も置き去りにされることなく、すべてが歩み寄り、溶け合うとき。
カヌー上でそういった空気感に到達したとき、ぼくはそれを「良いツアー」だと感じる。
仕事だろうと、遊びだろうと、陸地だろうと水の上だろうと、ぼくがいつもつくりたいと思っているモノ。
人数が多くなるほど、気持ち良さを共有することは難しくなっていく。
午前中。誰も窮屈な思いをしていない、それぞれの自由を手にしていた。
水の上は呼吸がしやすいことに気づいた人がいるかもしれない。
この艇数でこれ以上はなかなかイケないであろう、「良いツアー」。良き空間。
午後は新婚さんやら強者アスリートやらカブ旅人やら‥。
愉快な来客にこちらが楽しんでしまいました。
オモシロイ方々が、どんどんツアーに来てくれると誰よりぼくの精神衛生が保たれるので皆さまご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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