2018年10月25日木曜日

過ぎ去る日々のあわ

ふと、空いた時間を見つけて、お気に入りの場所へタケを案内。

チーム素直。
秋。欲しいのは答えじゃない。


悪路による代償はあった気もするが、ここはいつでもとっておき。

「オステオパシー」という新しい単語を教わる。



長沼の由緒ある農家さん宅へ顔を出したりもして。
あっちにこっちに思う方のところへ。


ジャガイモ手伝いのおかげでパッケージに目を引かれるようになった。
地域性が出る。カールおじさんのような長沼キャラ。


相変わらず、勿論ツアーも動いています。午前ツアー。晴れればとにかく健やか。


秋にたっち。


午後ツアーでは日の傾きを感じられる。
オトナの方は午後の方が秋はアンニュイで物思いに浸るには良い。


2018年10月17日水曜日

活字の海編 緊急出版『2018.9.6北海道胆振東部地震』写真集発売


厚真の個人商店にて発見、購入。


1000円くらい。北海道新聞社。

事実をなるだけ知っておきたい。
じっくり考えるには映像より写真。

2018年10月16日火曜日

イモといえば‥


‥ジャガイモ?

いやいや、サツマイモ?

ジャガイモだと思ったあなたは道産子でしょう。
サツマイモと答えたならば本州っ子(ざっくり)でしょう。

「イモ掘り」と言われるとぼくはやはり幼少期のサツマイモ堀りを思い出す。
秋といえばせっせと落ち葉を集めて焼きイモ大会に備えーる。
土地ごとの季節感というのがあるよなあ。


今日はYさんちのイモの運び屋になってました。
アイドルのようなYさんちのジャガイモを僕らの大切な人たちに届けられる。嬉しいもんです。

発送作業のおかげで厚真のイケてる個人商店のことも知れました。
おいちゃん、人が良すぎて勝手に客の車を開け、荷物を運び出すという、厚真あるある。

冷え込みが厳しくなってきました。冬までに色んなことが落ち着くように、継続して身の丈にあったやり方でいきたいと思います。

震災からこれまでにイモ購入やマフィン購入、支援金等、
ぼくらを支えてくれている方を順不同で勝手にご紹介。ご都合悪い方いれば直接連絡ください。

えりさん、せんださん、ゆーとくん、ミカさん、たかこ、はまだくん、匠さん、かずや、ぱくちゃん、すずきさん、ひらおきさん、しょこたん‥

いつも感謝。ありがとう。









2018年10月7日日曜日

秋の七条大滝

空振りに終わった台風25号。
ちょっと近くの滝へ気分を変えて。苫小牧市の水源・勇払川上流に位置する「七条大滝」。勇払川の支流、丸山川というそうな。
支笏湖といえばの千歳川は江別で石狩川に合流し日本海へ流れるが、こちらは太平洋へ素直に流れていく。
人生いろいろ、同じ「水」でもほんのちょっとの違いで行先がこうも変わるとはオモシロイ。


冬は凍る。
雨が多い今秋は水量多めでド迫力。風圧を感じる。人生初らしい竹‥いや、滝。
紛らわしいことこの上ない。



いつの被害か分からない倒木が増えていた。

支笏湖。道民にとっては近くて遠い親戚のような距離感、知っているようで知らないワンダーランド。


2018年10月2日火曜日

さらば苦月

九月、色々あった。ありすぎた。
誰も彼も負ったダメージは少なくないけれど、それでもカヌーに乗りにお客さんが来てくれて。
こんなことを言うべきではないけれど、いつもの九月ならできない丁寧なツアーを展開できていて、色んなことを無責任に置き去りにすると、素直に嬉しかったりもして、まあ複雑。


中目黒の話をできたり。写真はパノラマ撮影の正しい姿勢。
好きな人たちがつながるかもしれないきっかけになれるかもしれない。
そんなんがじんわり嬉しいのだ。

次は朝漕ぎいたしましょう。


秋を感じるのは朝より夕方。
黄金色タイム。
フェアバンクスってこんなだろうなあと毎秋思う。星野道夫さんは‥とかとか。


良い家族はやりとりを眺めているだけであたたかい気持ちになる。


美しい夕方をのんびり味わったのは、久しぶりな気がして。
色々あった、ありすぎたおかげかな、余計に美しく感じるのは。

だったら、いっか。そんな景色がすぐ目の前にあって良かった。



台風24号前日。
誰もいない湖を常連さんと貸切、いつもは行かない沖へ出てキムモラップ山を愛でる。


と思いきや、STAND UP PADDLE。
陸に嫌気がさしたなら、ささなくても、こっちへおいで。
ぼくにこの世界が必要。

2018年9月28日金曜日

「石狩思いやりの心届け隊」式支援


「支援」ってなんだ?

色んな人が色んな支援をする。
疑問を感じる手法も少なくない。

そこに愛はあるのか?

「?」だらけだった震災後。

答えがないだけに、踏み絵のように人と人を分かつことを改めて知る。

行動には心が宿る。


もやもやすっきりしない中、ひとつの気持ちの良い答えを導いてくれたのが‥

石狩思いやりの心届け隊


フィールドはじゃがいも畑。


東日本大震災のときに結成された組織は今も、石巻、東北に寄り添っている。
息の長い活動こそ、本格だよなあ。

泥臭く。丁寧に。少しずつ。地道に。シンプルに。寄り添い合い。確実に循環、増幅していく笑顔。誰も偉くない。背伸びもしない。等身大。上っ面でないあたたかさ。信頼関係は過ごした時間ではなく、心の向かう先によるんだな。

震災により、パートさんも誰もが被災した農家さん。
命があっても家があってもなくても、仕事がなくては生きていけない。

日常を取り戻すため。

秋、収穫の季節。
じゃがいも選別&収穫作業の人手不足。
ニーズをどこからかキャッチしたハートフルな熊谷隊長が「行けるヒトー?」と声をかけた。


発起人がハートフルだとそこに集う人たちもやはり共鳴するらしく、そこには一方通行でない関係性があった。

非力な支笏湖のマフィン屋は芋を掴みすぎて軽い腱鞘炎になったそうな。
リスペクト農家さん。


「最初の休憩を迎えれば誰もが先輩ですよ」とじゃがいもの夢を見たというセンパイが優しく諭す。


ハートフルな活動に、ハートのじゃがいも。



札幌オータムフェスタで好評とのこと。

PS おーが○さん、ちょっと戦力になれそうです!

写真はすべて熊谷隊長撮影。

出会った皆様、SP thanks!



2018年9月24日月曜日

秋晴れ美々川×家外屋倶楽部

余震が減ってきた。
観光客も少しずつ。
ツアーでも自分なりの「いつも」をリハビリのように取り戻しているところ。
カヌーは難しいけれど、教える楽しさというのも今日は一日通して改めて教わった。
皆さんナイスドロー!

地震だけの場合は自粛ムードはいらない。お金を落とせる人は落として回しましょ。こんなときに、いやいや、こんなときだからこそ。

良識、モラル、お金、働き方、時間、気持ち、相互、一方通行、キモチとカラダの運び方、‥正解はないけれど、ないからこそ、「これだ!」と120%信じられることに注ぎたいと切に思う。

先日、
苫小牧の「家外屋倶楽部」
(北海道苫小牧市を拠点に活動(ゆめ基金の助成)する、青少年の健全育成を目的としたアウトドア集団)
と美々川下見へ。久しぶりに支笏湖でないところを漕ぐ。


広いい空。


 ゾウさん、おめでとう。



空港すぐそば。飛行機、
文明とワイルドの交差点。稀有なフィールド。


THE 湿原風景。


橋を通過するとき、その下には怪しいやつらが潜んでいるかもしれない。


一日が終わる。考えながら動き続けよう。
思考する至高の乗物。