2020年4月21日火曜日

米農家さん助っ人2days


知り合いの農家さんたちのところに仕入れがてらちょこちょこ顔を出すのだが、
いつも感じるのは、土をいじる、食べ物をつくる人はたくましい。
カヌーで浮き足だっている私には、地に足をつけた農家さんは憧れの生業である。

さて、今回はクレイジーな知り合いのご縁で、米農家さんの助っ人。

根源にあるのは、知らない世界を知りたい単純明快どうしようもない好奇心。
おいしいは、畑から始まる。

自分の仕事だけでなく、どんな仕事も尊い。
学びながら働けるなんてありがたや。

初めての仕事、初めての場所、初めての人‥三初。久しぶりの車通勤!新鮮。
湖に引きこもって長いので、外海の緊張感たるや。



行くまで何農家さんかも分からないミステリーツアーであった。

ミッションは、米の苗床?をつくる。

苗床マシーンがひたすら動くのでそれに応じて
①トレイを準備する(トレイにも種類がある、汚れをとる、半紙をひく、風で半紙が飛ばぬよう軽く土をまぶし固定等)
②土や米粒等を切らさずに補充する(フォークリフト様々)
③完成品(左のトレー)を軽トラに10枚ずつ積み重ね、荷台に敷き詰める
④軽トラにて運搬(マニュアル必須)
⑤ビニールハウス内にトレーを一枚ずつ並べていく(素晴らしい負荷)

機械を使うのか使われるのか分からなくなるこの感じ。
久々に香川での農ライフを思い出した。

楽勝だな、と思ったのは午前中だけ。
同じ作業をひたすら繰り返すうちに、負荷が増していく。マラソンか。
大事なのは忍耐とスタミナ。体の使い方か。
荒療治により、それまで不調だった部位が何でもなくなったり。

井の中の蛙なんちゃら。
外に出ないと内は見えない。
様々な式やイベントが中止となり花屋さんが大変なのは聞いたが、花農家さんが大変らしいことを今日知った。メロンなど贈答品等も需要が減るのでは?と。
逆に彼らは観光業が大変であることを知らなかった。

作業場とビニールハウス内の温度差、運動量の違いにより初日は衣服ストレスにやられた。
反省をいかし2日目のレイヤリングはパーフェクト。

下 うなぎのもんぺ(薄手、しゃがみやすい)
上 ファイントラックのベースレイヤー(汗冷え対策)+速乾Tシャツ

+上下ツナギ
まあ。そんな着てないのだが。外遊びで使えるインナーアイテムは農作業にも応用可。
+軍手、長靴、帽子、手ぬぐい

のめりこむのも大事。見聞広めるのも大事。
それを生かすも殺すも自分次第。

人間界はおかしいままですが、季節はいつも通りにめぐる。木々もほわほわと芽吹きはじめてきた。
作物は自粛している暇なし、です。

お声がけありがとうございました。
おかげさまでズタボロであります!




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