2018年7月13日金曜日

「ゆのみ」 You know me


自作の新聞「(おひねり制)アナログ紙まちゅ★ぴちゅ」をつくり始めて数年が経つ。
ままごとがバレたのか、今春より『千歳民報』なるローカル新聞の「ゆのみ」というコーナーの執筆担当(複数人担当者がいて順番に書く。月1~2程度)となっている。


子ども用ライジャケ、着れるだけなら着れるね、の図。

かつて、なおきさん、マフィン屋さん(去年)の通った道である。

新聞をつくることにしたのは、出版社を尋ねたのがきっかけ。
表現の場を拡大したかった。
「書く=本=出版社」という安易な発想でもって足軽に相談に行った。

すると、問われた。
「何のために本を出したいの?」

ハッとした。
ぼくは富や名声に興味がない。誰か知らない人に伝えたいものなんざない。
顔の見える人にだけ、深く深く届けばいいとずっと思ってきた。

この出版社訪問のおかげで心の霧が晴れたので、すぐに新聞をつくることにした。
表現の場は自分でつくれば良かったのだ。
そして、読んでもらいたい人にだけ届ければいいのだ。

「てやんday」は、かのあが本格始動した2011年から続けている。
高校生の頃からHPやブログをつくっていたので、これが初めてではない。
マメな訳ではない。好きなだけだ。
生きることがヘタクソなので日常で消化できなかったことを言葉で補う思考整理術を公開している。
さらけ出してなんぼ。日々は芸事(文章)のためのネタ。ノンフィクションに限りなく近いフィクション。そんなことまで書くべきなのか?というような良識を欠いた文章も多く、迷惑・心配をかけていたっぽいことにもようやく気付く三十代。
自分で思っていたよりもずっとまわりは自分を見てくれていたのかもしれない。

読む方をひやひやさせる(これは得意)ことなく誰にでも読める、しかし良い風の立つ文章というやつを一年書けるか、試される大地。
こうご期待、わはは。

0 件のコメント:

コメントを投稿