天気の良い土日の夜は、どこの観光地もそうであるように人が増える。
喧騒から抜け出し、ほんのちょっと緩んだ心で眺めるバックヤードからの景色が好きだ。
この氷像がどのようにしてつくられているかを知る人は一握りもいない。
それでいいのだ。
制作部長は「何か一つでも楽しんでもらえればいいよね。」と言う。
ぼくなんて未熟者だから、努力も血も涙も笑いも、何もかもを知ってほしいと思ってしまう。
これ、12人で作ってるんだよ、あの人はヒメマス漁師で、あの人は観光船の船長で‥
みんな身体を苛め抜きながら、暖気にもメゲズにどうにか間に合わせたんだよ‥とかとか。
氷濤に限らず、冬のまつりに足を運ぶ機会のある方は、目の前の作品は勿論、その裏にある製作者に思いを馳せてみるのもまた一興‥やもしれない。
個人的ピークのひとつは、まつり前日、前々日。
チームフェアリーテール(現・チーム適当改め、なんちゃって)として照明の設置にまるまる二日費やした、ぴろぴろnight。
光が灯る度に思い出される限界越えの二晩。
土日祝日といえば、18時半からの花火。こちらはチャイルドリンクより。
花火の前後は渋滞となりますのであしからず。
お越しの際は運転に十分お気を付け下さい。
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