2014年3月1日土曜日

スノーシューが欲しくなった日


改めて、支笏湖は素ん晴らしいところですたい。
夏も冬も遊びどころだらけで、まだまだ知らない美しい景色が湖周辺にいくらでもあるのだろうと思うとワクワクせずにはいられません。

今回は【かのあブログ】より写真拝借の術。

心の距離がありすぎて、なかなか行動を共にすることのなかったnaokiさんと久しぶりに冬フィールドへ。

‥あ、冗談ですよ。カナディアンジョーク。

相棒はnaokiさんの「スキーシュー」。
かかとフリー。急斜面でなければ登りも可能で、下り時ターンは少々苦手。
スキーと言ってもエッジがないから、今までやっていたスキーとは別物感覚。


こんなところが家のすぐ近くにあったなら、わざわざゲレンデへ行く必要もないよなあ、と。

草野球ならぬ、草スキー。ちょいとそこらで、日常の延長で遊べるってのは、いいもんです。

冬も楽しもうと思ったらここでは雪があって、そうなると必然、雪上移動の手段や技術が必要になる。



歩き1時間のパノラマゲレンデより。

「ここからの景色が好きなんだよね。」とはnaokiさん。いい顔するんだから。




秘境の渓谷&滝】からも一枚。


スキー場ではない場所で滑った、というか「転がり落ちた」という方が正確か。

ツボ足で雪山を登るのは何とも過酷だった。大したことないなあと思っていたスノーシューのありがたみったらない。登っている最中にスノーシューセールスマンがいたなら、ぼくはどこのメーカーだろうがどうでもいいからその場で即決していたろう。残念ながら幌平山に笑うセールスマンはおろか、ぼくら以外にヒトは一人も見当たらなかった。

そんなわけで、‥ほこりをかぶったスノーシュー、ピッカピカのスノーシュー、使っていないスノーシュー、あっちもこっちも引き取りますよー!


草スキーをして思った。
リフトで楽々上がれるスキー場なんざ、天国ではないか、と。
さらには、ぼくが今まで本州で遊んできた「スキー」は、雪遊びや、スキーという世界のほんの一端でしかなかったことを実感した。カヌーと同じように、冬も雪もスキーもボードも、楽しみ方は無限大だ。

草スキーという、登った分だけ滑れるという単純明快システムは、一本滑るという「一本」の価値を天国風スキー場と比較できないくらいに高めてくれる。

苦しめば苦しむほど、喜びは二乗の法則。

‥ま、ぼくに限っては断じて滑ってはいないのだけれど、ま、気分だけは一丁前に憧れのテレマーカー。華麗なつもりのテレマークターンを見よう見まねでやってはコケてを繰り返した。

前を行くnaokiさんは華麗なシュプールを描き、後方で悪戦苦闘する越冬北海道一年生を見て笑っていた。



ヘタクソでいい。だってやったことないもん。
ヘタクソでいい。いつまでもヘタクソではいられないのだから。
ヘタクソでいい。そのうち嫌でもうまくなってしまうのだから。
ヘタクソでいい。ヘタクソでいられるうちが華‥かもしれない。
ヘタクソでいい。格好とか体裁とかプライドとかそんなことはゴミ箱へポイ。
ヘタクソでいい。恥も文章も、かいてなんぼ、なのだから。
ヘタクソを謳歌するのだ。
ヘタクソでいい。いや、ヘタクソがいい。
スノーバムたちにとっての御馳走は極上パウダー。ぼくにとってのそれはヘタクソであること。
進め、ヘタクソ最高至上主義行進曲。





Special thanks naokiさん‥

2 件のコメント:

  1. おやつ担当2014年3月1日 14:54

    こんにちは♪氷濤祭りのおやつ係です(^_^) わかるかな?

    スノーシューではないですが、スーパーカンジキはどうかしら?

    何年も放置していたので、使い物になるかどうかわかりませんが(^^;)良かったら使ってみて下さい。

    naokiさんちの物置の向かいのドアにぶら下げてあります(^^)

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  2. >おやつ係様
    あらあら、コメント&スーパーカンジキ?の有難い提供、ありがとうございます!何だろうか、スーパーカンジキって(* ̄ー ̄)
    今日か明日か早速受け取らせて頂きますね♪

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