2013年3月11日月曜日

世界の終わりは、こんな色

夏日を観測したらしい東京。25℃って。三月に半袖なっちゃったよ。

薩摩の友人がどうやら江戸入りしているとの情報を極秘入手した吾輩は、「原宿に違いないべさ」と踏んで、待ち伏せをしていたとです。



 ‥いたいたいた、間違いようのないセンス屋かっぽー発見。

鹿児島にいたら、さぞかし目立つんだろうなあ。


僕はふたりの空気感が好きだ。
それぞれに、それぞれ以外はありえない。
こういう風なら、「ふたりもいいなあ。ふたりがいいなあ。」と、素直に羨ましくなる、そんなふたり。

久しぶりの挨拶もそこそこに、しゃべくって参りました。
言葉の通じる友人がいるって、とても贅沢なこと。毎度、お世話になっております。



【この世の終わりは、原宿の黄色い空】

みんな それぞれ いろいろあるし
ひとりひとりを気にかけることは ぼくにも 誰にも できなくて

できな いから ぼくら できることをこそやるの できるときにだけ やるの 
できるときにしか やれないの やれるときしか できないんだってば(分)からず屋! 
今がその日さいつかなの いつかが今 ‥だってばもう!

きみがほしいの ぼくがほしいの みんなほしいの 同じもの
 
ただ 一緒にいた いんだろう? 

きっと、たった、それだけ だから  きっと、たった、ただそれだけだった はずなんだ
一瞬一生 そうさ、ぼくら一瞬 手をつなぐ 
この手で、その手で、明日をつなぎとめるんだ(っ手) 
どこにいるか知れぬ きみをつなぎとめたいんだ(っ手) 





素面で唄っている間に、おらおら太陽も隠れ、風が吹いてきた。
ところ変わって、新宿。参勤交代か?




いやいや、「原発」国民投票デモではありませんか。
旗がいっぱいあると、威圧感が増すようだ。



「原発?」
「じゃない?そろそろ2年だしね。」(まわりの観衆のリアルつぶやき)


人情深い男も、しっかり仕事をしていた。
あれから二年が経つ。


新宿南口。甲州街道。

あれから二年が経つ。

女子高生っぽいエイリアンが笑う。
「何、あの人たち」
「別にあの人たちは、何も、誰も困ってないじゃん。なんなの。原発とまったら電気とかどうすんのって話」
「本当だよね。でさ、あの店知ってる?」

女子高生操られエイリアンズが覚醒する日は来るのだろうか。


あそこを歩いている人たちは、君たちをエイリアンにした諸悪の根源や、腐りきっている世の中のカラクリを見抜き、かつての「自分」(「平凡な幸せ」と言ってもいいのかもしれない)を手放したんだ。もう、戻ることはできないことを受け入れて、やるべきことをやっているんだよ。
自分を誤魔化すことのできない、誤魔化す気のないカッコ良い大人たちだからね、利益云々のくだらないところにこだわってないからね。それ以上何か言ったら、‥いくら生足だからって、色目使ったって、おにーさん騙されないからね。悪いけど、いっとう面倒くさいから、おれ。




あら、かっこよさげなおにーさんもいるじゃない




何もかもが不明慮なまま、あれから二年が経つ。声を上げ続けている人がいる。




1 件のコメント:

  1. あら、見てたのね!風が強かったね。旗が飛ばなくて良かった。まあカッコもついた。これで、新宿毎週デモが続く。今、ターミナル駅のデモが少ない。渋谷LOVEデモと「疎開裁判」デモもヒットだったので、テーマを広げて、多様なデモを打っていこう。

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