2016年9月3日土曜日

おひねりと獺祭


先日、おひねり制アナログ気まぐれ紙『まちゅ★ぴちゅ』のおひねりにと、山口県は旭酒造の獺祭を頂いた。それはそれはうんまい夜であった。それはそれは気持ちよかった。


この場を借りて、ありがとう。
幸か不幸か、酔っぱらうのに時間も杯も重ねる必要はない。

お酒の酔い方はきっと、その人の生きざまを映す。
他の人はよくわからないが、ぼくの行動のすべては、気持ちよくなるためにあるように思う。
楽しみきりたい。貪欲なのはそこだけ。
そうでないことをする時間はぼくらにはない。いつ果てるか分からない世の中であり、ぼくらだから、笑わなければ。意地でも笑い飛ばしてやりたい。飲もうが飲まなかろうがそういう気概でもって生きてやれと、去年の苦しみが楽しむ価値を改めて学ばせてくれて、そのための覚悟をこうして持たせてくれた。
苦しい顔は誰にでもできるし、ぼくには似合わないから、…辞ーめた。

「大人だって泣くぜ  大人だって恐いぜ
大人だって寂しいぜ 大人だってはしゃぐぜ」
フラカン。元少年の歌。

少年の頃、なりたくなかった馬鹿な酔っぱらいにこうして今、しっかりなっていて、想像していたより「大人」は完璧ではなかったけれど、想像していたよりずっとずっと「大人」は切なく、いじらしい素敵な生き物だった。子どもには戻りたくない。今が最高で、これからが最強。


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