2015年1月9日金曜日

初夜勤は除雪まつり

放水作業の肝は、気温と風。
気温は低ければ低いほど良く、0℃以上だと氷を解かしてしまう。
カヌーだと無風が最高だが、放水時に無風だと低気温でも氷の付きが悪くなる。

では、放水作業中の大敵は?




正解は、雪。

ここのまつりは、雪ではなく氷が主役。
支笏湖の水質は日本一。その水が凍るとピュアなラムネのような天然氷ができる。
降ってくる雪が凍ると、氷は白くなってしまう。
ぼくらが見せたいのは、白い氷ではなくラムネ色の、支笏の氷。

雪が降ったら、ひたすら除雪。あの手この手で除雪。


昨夜は降りやまない雪。気温もさして下がらず、風も弱い。
放水すると、今まで付いた氷が溶けるか、降りしきる雪が表面で固まり二枚氷(叩いて割る手間がある)になるかもしれない。

ということで、ひたすら除雪。
ぼくの班のベテラン夜勤リーダーは、泊まりで放水しないのは初めての経験だとか。





0 件のコメント:

コメントを投稿