2024年8月30日金曜日

2024カヌーシート改造メモ

久々のシート改造編である。 過去記事を見返すと、手法はイマイチながらカヌーイストたちのコメント欄がアツい。 【夏色支笏湖と、シート位置改造】 【オールドタウン】のカヌー(キャンパー16 キャンパー15又はパスファインダー)についての記述です、あしからず。 -----【シートの位置を下げたい(低重心=安定感◎)場合に必要なもの】-----

①5ミリ×15センチほどの皿子ネジ ×8

全ネジが望ましい 丸ネジは積み下ろしで引っかかるので皿小ねじ推奨。 

ホームセンターに取り揃えがない長さなので取り寄せ願う(叶うのか?)かネットでまとめ買う

(送料考えるとアホみたいに在庫抱える羽目になるので悩ましい)

②好みの長さのスペーサー×8

これをいかに用意するかが自分で穴を開けられない場合は壁となる。

ボール盤などで穴を自分で開けられない場合は、ホームセンターで丸棒を買い、工作コーナーでスタッフさんに穴を開けてもらうか、ネットで穴の空いた木管をポチッとしましょう。

(スペーサーの直径について)  

径はもともと付いているものだと1.5センチほど。 2.5センチ以上だと太い感じが個人的にはあるので1.5-2センチがベターか。太さについてはお好みで。 (スペーサーの長さについて)

◯5-8センチ×8本(1シート=4本) 長さはカヌーの大きさ(15ftか16ftかでも感覚値が変わる)や、自身の体格・好みにもよる。


・8センチ(シート低め)の場合 足のサイズによってはシート下に足が収まらない(シートに尻をつけてのニーポジションがとりにくくなる、冬は特に着膨れするので)場合もあり、単純に安定感のために下げればよいわけでもないのが悩みどころ。 


◯スペーサー真ん中の穴は、5ミリのボルトが余裕で入る穴ならオケ

◎ちなみに僕の場合の黄金比率【16ft】基本8センチ

スタンシート(2人乗りの場合の後ろの席)の舳先側二個は9センチだ。

スタンシートはより舳先に近いため高低差を考えて差を1-2センチは出したい。10センチだと15ミリのボルトでは物理的に厳しい。


【15ft】の場合も基本8センチ

スタンシート(2人乗りの場合の後ろの席)の舳先側二個は6センチ

これならゲストを乗せても安定感があり、自分がニーポジション(膝立ち)で同乗したり、ソロ漕ぎするにも落ち着く。

ちなみに僕の身長は167だ。

ご参考までに。気になりだすと、1センチの違いがわかるようになります。気のせいかもしれません。


-----


【以前のシート改造記事】では水道の塩ビ菅を使ったが、こだわりのカヌーイストたちとのコメントやり取りに感化され、その後100均のdiyコーナーに穴のあいた丸筒(径が太いが目をつむる)を発見、付け替えた。

-----


今回のリニューアルに【必要なもの】

・やすり(#60 80 120 240あたり)

・ペンチとドライバー

・ニス(今回は家にあった水性ウレタンニス使用

・タッカー(ホチキスみたいなやつ)電動だとテンションかけながらできるとなるやんが言ってたけどこわいからアナログでやる

・黒いベルト的なやつ(秀岳荘白石店でも入手可)商品名がよくわからない

・5ミリ×15皿子ネジ(長年の使用で曲がっているものは取り替えよう)

-----

【工程】

①インパクトやドライバーとペンチを使いカヌーからシートフレームを取り外す

②張り替えたい場合は張っているシートを取っ払う


③必要とあらばシートフレームとスペーサーを粗目(#60)から順にやする

④塗装 乾燥

⑤やすり#240でやする

⑥塗装 乾燥 かわいくなってきたねえ。

⑦シートを張り替えるならこんな感じで。シート裏側にタッカーで固定 横4本 縦5本。
末端はライターで炙ろうね。

シート裏側。なるだけテンションをかけて。


でけた!達成感。新品よりもすっといい。(パタゴニアか!)


スペーサーも同じくやすり(80-120)→塗装→やすり(240くらい)→塗装



これらをカヌーに固定したら完成!美しい!大満足。



こちらの高めシートも、オーナーの了承を得たら‥


勝手ながら、使い勝手向上委員会!


お次はこちらに穴を開けます。これもカヌーオーナー必須作業。

気になる方はコチラへ↓
カヌー改造メモ2~持ち手を作ろう

2024年8月29日木曜日

カヌーも焼菓子もコーヒーも諦めないで


元々、暮らしの道具を積み込んで生活の道具として使われてきた歴史のあるカナディアンカヌー。
自転車を人が漕ぐのは、単に漕ぎたい(そういう方も勿論いますしそれもいいけど)からではなく、目指す先があるから。

カヌーも自転車と同じ移動の手段。違いは慣れた陸地ではなく、不慣れな水の上を移動するということ。
ただ、カヌーに乗る。それを目的にするのも勿論いいけれど、それだけではあまりに勿体なさすぎるから。

美味しいものを積み込んで、大切な人と過ごす。
今日もどこかでコーヒータイム。

2024年8月26日月曜日

夏の千歳川ダウンリバー

快晴の支笏湖を当てまくる常連さんは、千歳川でも快晴を引き当てました。


眼の前の湖に引っ張られがちですが、千歳市内の千歳川も忘れてはなりません。
photo by はらだくん。(さんきゅ!!)


ネーミングバリューはグッと落ちるけれど、この川の素晴らしさたるや。生き物たちとの遭遇率は反比例してグッと上がります。
この川でカヌーデビューというのも勿論いいけれど、
今回の常連さんのように、支笏湖でまずはのんびりカヌーを知ってもらい、四季折々を楽しんで、三度目以降に来てもらえると、より深まるものがあるように思います。


千歳川の夏の風物詩、主役といえば、、可憐な水中花・バイカモ


Photo by みゆきちゃん(ゲスト撮影)

バイカモお花見シーズンは個人的には終了宣言を公布しており、
次の主役はといえば、シロザケ(!!)の遡上シーズンに片足を突っ込みつつあります。
森の中を縫うように流れる川ですから、紅葉も忘れちゃいけませんね。


こちらも忘れちゃいけない、カヌーのうえでコーヒータイム。

ここから年末(冬はオジロワシもやってきます)まで、めぐる命に思いを馳せるセンチメンタル・ジャーニーシーズンとなります。

2024年8月24日土曜日

夕涼みカヌー


夕方の源流。水の色はどこまでも深く、リフレクションもゲストも気持ちよく素晴らしいサンセット。
日が落ちるのが早くなっていく。焦る慌てる。遊ばにゃ損損。

「おにいちゃんが金髪にした甲斐があったね」と、逆さ金髪がなびいた。
大満足したファミリーは翌朝、ぼくが【朝カヌー】を終える頃、朝スワンで湖を漕ぎまくっていましたとさ。


いろんな乗り物、漕ぎまくるのもいいよね。「幸せの黄色スワン」は一羽だけやで~。

2024年8月20日火曜日

引きで見ても美しい、カヌーのある風景

自然だけを撮るより、景色に溶け込むカヌーや人がいる風景が好きだ。


色味の少ない曇天に、彩りを添えるカヌー。
いやはや、乗るも良し、眺めるも良し。川も湖も良し。一人でも二人でも三人でも。
夏も秋も年中良し。

はて、カナディアンカヌー(オールドタウン社製)より素敵な乗りものはこの世にあるのだろうか。ぼくにとってはこれっきゃないわけで。

2024年8月18日日曜日

お気に入りの場所


結局いつもここで撮影しがち。分かる人には分かる、あそこにて。

木かげ×カヌー×カッポー=完璧、です。

2024年8月16日金曜日

水温24℃

 


暑い日。イケる格好なら、漕ぐより泳ぐに特化する場合も。雰囲気次第で。
淡水なのでシャワーを浴びなくてもオッケーなのが最高。
支笏湖は水温が低め尚且つ急激に深くなるので、勿論ライフジャケット着用必須。安全第一で、れっつぷかぷかターイム!

2024年8月14日水曜日

水草の森


夏の赤い橋付近の水草の美しさたるや。
赤い橋から眺めることもできるけど、カヌーで川の流れに乗りながら眺めるが最も乙な愛で方だとカヌー屋としては思います。
7-8月が最盛期ではありますが、9月も引き続き見られる水草の森。


コンディションが整えば、レイク&リバーの良いとこ取りができる日も。
そのへんは「神のみぞ知る」であります。

2024年8月13日火曜日

【ポルク】(真狩)さんがカヌーに乗りにやってきた


真狩の焼菓子屋:【polku】 さんが夏の思い出づくりにやってきた!

店主さんは類稀なる愛とユーモアを持ち合わせた御仁。
メニューは、その時々でベーグル、ケーキ、スコーン、クッキー何でもござれの豊富なラインナップ。

焼菓子以外には「おや通信」なる狂気手書きペーパー(気になる方は真狩の店舗へゴー)も発行しており、
個人的に手書き新聞をこっそり続けてきた私にとっては非常に貴重な同胞なのであります。

ツアー中にはミヤマクワガタもポルクさんの魅力に一目惚れしてしまいましたとさ。

2024年8月11日日曜日

【CHAZAN】(札幌)さんとファミリーカヌー

数年前のイベントにて出会い、その後も同じイベントに出たり、お茶会でペンネンノルデの焼菓子を提供してもらったりしてきたお茶(日本茶・台湾茶等)プロ(そんな言葉あるのか?)CHAZAN】(札幌)さんが、
ついに(!)家族でカヌーに乗りに来てくれました。

旅行でカヌーに乗ってもらえるのも勿論嬉しいけれど、
北海道に暮らす人達に(も)、すぐそこ支笏湖の美しさを知ってほしい。灯台下暗し。近すぎてわからないっていうのはよくある話で。

北海道はカヌーのルーツ・北米の雰囲気を纏った大陸。
すなわち、日本で最もカナディアンカヌーが似合う場所なわけです。
そんなわけで、旅行中のご予約もローカルズのご予約も、等しくとっっても嬉しいです。


直前に雨が降ったりと読みにくい天気でしたが、ツアー時間に合わせるように穏やかなひとときを過ごせました。家族の時間。最高でした。

写真は、スタートを少し遅らせたので、ツアーの終わり近くの16時頃撮影。
6月はまだまだ日が高かったのですが、8月中頃ともなると、さすがに夕方の雰囲気が出てきて、それはそれでまたグッドなのでした。


2024年8月7日水曜日

沖縄・宮古島からはるばるようこそめんそーれ

先日。大雨により日程や時間、ツアーも変更してどうにか漕ぎつけたツアーは快晴。支笏湖が歓迎してくれました。
海水と異なり濡れても不快感がないことにも感動。


ゲストが沖縄からやってくるということは事前のやりとりで聞いていたものの、まさか宮古島からとは!宮古といえばオトーリ文化!

僕は高校生のとき沖縄中毒を発症しており、縁があれば南に住み着くはずだった(ご縁があったのは北だった)ので、沖縄、しかも離島は、大好物であります。

宮古島近くの来間島(宮古島と橋でつながっているそうな)にてユニークな島人の旦那様(けんちゃん)ならではのヤギ散歩ツアー(!!!)をのんびり主催しているとの面白ゲストだったので、あれこれ南北話で盛り上がりました。

インスタグラム↓
けんちゃんと来間島ヤギさんぽ
アクティビティジャパン予約サイト↓
けんちゃんと来間島ヤギさんぽ

聞くと、食用として島ではヤギを飼ってきた文化があるそうです。
旦那さまは昔から愛玩動物として自宅にてヤギを可愛がり、犬を散歩させる如くヤギの散歩もしていたそうな。
友人たちにヤギと散歩をさせると、「面白いやん」となり、今ではゆったりとツアーを催行しているそうです。お近くの方は是非に。

4月から泳げる南の島。年中ハイビスカス。4月の支笏湖水温は0-5℃、山には雪。
僕もすっかり北国贔屓になってますが、南国に行きたくなってしまいました。

しっかし扇風機は年中大活躍というのは知らなかった。冬場の湿気が実はすんごいとは、さすが亜熱帯。
縦に長ーい日本。今やLCCも飛んでますから遊び回るには最高ですね。

遠路はるばるありがとうございました!

色んな人と出会わせてくれるカヌーにも、いつも感謝です。

2024年8月6日火曜日

夏やすみの家族カヌー


夏休み感が高まる今日この頃。ご家族の思い出の一ページですね。

定山渓で前日にカヌーに乗っていたということで、説明不要でたっぷりロングツーリング。

同じ乗り物で、いろんな場所を漕いでもらえるのは非常に嬉しいものです。
あれが違うこれは一緒。‥比較する面白さも生まれます。

支笏湖は特に何度でも漕げる湖なので、季節を変えて楽しみ尽くすに最適。何度でも漕ぎましょう。

飽きっぽい僕もカヌーや支笏湖には飽きることがなく、気付けば支笏湖14年目。

あっという間にもほどがある‥

2024年8月4日日曜日

サクッと一時間の水上散歩「朝凪カヌー」

夏といえばの水草の森。素晴らしい景色。

日中の混雑や暑さを避けて。朝夕は静かな時間を好む方にはイチオシの時間帯。


湖は珍しく真っ白でしたが、風がなければカヌー日和。
本州からのゲストたちは「寒いくらいだね」と8月とは思えぬ気温に驚いております。

ここ数日は20-25℃前後の薄曇りで快適支笏湖なのでした。

 

2024年8月3日土曜日

夏休みの少年と「夕涼みカヌー」


ナイスな夕方に支笏湖にやってきた店主の旧友家族と大海原を貸切カヌー。

その「旧友」は、僕が卒業した生き物オタク学校の大先輩という謎のご縁。
人生、出会う人には出会う。一緒に漕げる人とは漕げる。面白いもんです。

愛する写真家・石川直樹氏の言葉で締めます。

「自然と道は開かれる。導かれるままに進むだけだ。」

2024年8月1日木曜日

雨にうたえば~もちよりラジオリスナー編


ゲストに「雨もいいですね」と言わせたら勝ち、です。
私は雨も雨上がりも大好きでして。空気が洗われてフレッシュなんですよね。森も艶っぽくなるし。もちろん無理強いはしないしできませんが、気温の高い夏に関しては1ミリ以下なら余裕で催行可。

残念な気持ちで得られるものは何もなく、見つけようとすれば、美はどんな天気の中にも潜んでいます。曇りや雨の日の木かげの美しさたるや別格。なおかつ心に染み渡ります。
自然は、「見つけよう」、「見つけたい」と思う知的探求者にだけ、とっておきの姿・色を見せてくれます。

ーーーー
巷で話題の【もちよりラジオ】というシンガーソングライター・大和田慧&作家・安達茉莉子によるポッドキャスト番組がありまして。

この日のゲストは、そのリスナーさんたちでした。
大和田慧さんのペンネンノルデLIVEにかこつけてご予約いただいたのですが、諸事情ありLIVEは残念ながら延期。

ツアーは催行したので話を聞くと、おたえちゃんは2016年札幌シティジャズにいたそうで、ペンネンノルデ店主と同じタイミングで大和田慧さんwith佐藤竹善さん(店主の昔からの推し。メチャクチャ声がきれいでトークも最高でサービス精神すごいので今や僕も大好き)に出会っていたことが判明。(ひょえーーー

もう一方のし○むーは、おたえちゃんからもちよりラジオを教わり、今や安達茉莉子ファン。数日後には安達茉莉子セッションが控えているそうで。(予約時点からうっすら熱量の高さは感じていましたが(笑))

ぽつりぽつりと、内に色々秘めてきてくれたであろうお二人の背中を眺めながら、心地よい雨音と支笏湖の声に耳をすませました。

大和田慧さんや安達茉莉子さんとペンネンノルデの関係性、経緯を話すと非常に説明が長くなるので今回は割愛しますが、
もちよりラジオは支笏湖やペンネンノルデの話題もちらほらと入る女子会風味全開のラジオ番組(!)であります。