2022年1月22日土曜日

日々、除雪


 昨日から今朝まで降り続いた。

そんな中、物流はいつも通り。頼もしい。これが仮に東京なら‥毎日が交通麻痺の大パニックであろう。

平地もいい感じのドライパウダーで除雪も楽であった。下界がこうなると山はさらに良いだろう。歩きたくなる、滑りたくなるよだれものの雪である。

この、気温による雪質の変化について非雪国民は首をかしげる。あたたかい=0℃とか、意味がわからない。0℃=サムい、だ。

みんな、自分のものさしでしか人の話を聞けない。聞かない。できるできないはさておき、聞こうと努めたいとこのごろは切に思う。


雪は雪。非雪国民はこの一言で済むと思っている。私もそうだった。べちゃ雪がたまに降れば大喜びして雪だるまをぬちょぬちょとつくり、スキー場に行けば、いつだって斜面はかりっかりだった。


理科の実験ではないが、水、雨、雪、氷の変化を春までわりと真面目に見定める。天気ばっかり見る。

死んだシカを見たとき、かわいそう、より、明日は我が身と気を引き締める。自分の命を横たわるシカに重ね、やられたのは自分だったかもしれないと、ハンドルを強く握りしめても不可抗力によりスピンするわけで。


暮らしの中で、通勤の悪天候時とか、もしかしたらやられるかもしれないと思わされるのは新鮮であり、また喜びであった。ゾクゾクとワクワクは似ている。

生きている実感とか、手応えのようなもの。

同じ雪は一度たりとて降らない。大事に生きたい。太陽の力が増していく、焦燥感。


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