2018年3月30日金曜日

forward stroke


前へ前へ。forwardstroke。


長すぎた冬。ずっと待ち焦がれたはずだのに。
いくつになっても春との相性はよくならないのかもしれない。
この、手離す感じ。
冬に味わう自由の代償は、たとえるなら、ソロ活動で脚光を浴びたアイドルがスポットライトを一人占めする快感を味わい、以降グループ活動に意欲を見出しづらくなる、みたいな。
今回はだいぶ様相が違い、手離すことで解き放たれる、新しい方向にあるから良し。
執着せずに愛するダライ・ラマ風。
なんせ人間、手は二本しかない。手に入れたところから手放していかないと新しいモノを掴めない。キャッチ&リリース&キャッチ&リリース&‥。
これが繰り返されることで古いものは淘汰され、残るものは洗練されていく。

さよなら、いってらっしゃい、ありがとう、よろしく。


結局何だったのだろう。冬のあいだ中考え続けて分からなくて、それでも気付けばついつい考えてしまいそうになるが、きっと答えは誰にも分からず、数年後にもしかすると分かることなのだろう。

何がというと、春は毎年せわしない。急にオリンピック代表入り決まる、みたいなスピード感。それが春なのだと思うこととする。

0 件のコメント:

コメントを投稿