2015年6月2日火曜日

土日のような火曜日

相変わらず風は強いのですが、あたたかい日が続いているおかげで、土日のような火曜日。



今シーズン四度目のお客さんからの振り。

「おにーさん、遠藤(ヤット。サッカー選手。)に似てるって言われません?」

‥またきたか。
言われ慣れているものの、未だ気の利いた返しが思い浮かばずにいるので冴えない返答しかできずに困るのが常。なんというか、鬼門ネタである。

ぼく『ああ、そうですね~、よく言われます。』

お客さん「やっぱり!」

‥試合終了ー。

Please tell me ウィットにとんだ返し。


午後、野暮用をこなしてからはビルメイソン家族の旅映像を横目に店番。外人というのは、子どもの内から大人のような顔をしているよなあ。
タオルを洗ったり、洗い物をしたり雑務をちまちまとこなす。

もうそんな時間か。ツアーから帰ってくるガイド陣たちを迎える。
「おかえり」、これまでの人生の中で最も縁遠い言葉である。
日本中で数えられないほどに発せられているであろう「おかえり」。このたった一言に、さまざまな感情が内包しているのだろう。そう、「ただいま」はいつだってお気楽だ。


「ツアーから帰ってきたときの顔を見ればその日がいいツアーだったかどうかがすぐ分かる。」
確か、そのようなことを昔、なおさんが言っていたっけか。

ううむ、なるほど、確かにそうであるらしい。

病み上がりのほーりー。
本調子ではないけれど、久しぶりのツアーを終えてきたその顔はなんだかとっても輝いて見えて、迎える側としても嬉しくなりました。

うーむ、おじさん、キラキラしているではないか。
‥さて、それに引き替え、最近のオレは一体どんな顔をして帰ってきているのだろう。

2 件のコメント:

  1. 『やっとさんは、ゴールネットを揺らすのが仕事だけど、自分は静かな水面(みなも)を揺らしてお客さんに喜んでいただくのが仕事なんです。』じゃないでしょうか??

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  2. あら、参考コメントありがとうございます!なるほどー。揺らすで掛詞ですか。いいっすなー。しかし、水面は静かが一番なので「揺らしたいのはあなたの心」とか?ってこんなことさらりと言ったら用意周到すぎて怪しまれそうですね。使用できたらご報告しますね、ありがとうございます!

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