2015年6月11日木曜日

東千歳バーベキュー再訪と、夕張の厚い雲

さて、どこ行く?
うーん、どうすっかなあ。街に出てアンティークものを探したい気もするのだけれど疲れるからなあ。

‥あ!

というわけで、千歳の有名人、頑固爺さんに昔連れて行ってもらったワイルド極まりない【東千歳バーベキュー】へ。



鶏肉ひとり分900円。
塩コショウの大胆なふりかたは相変わらず健在。
平日だというのに続々とおひとり様からグループ団体まで忙しそう。
今、建物の隣は沼なのだけれど昔はスケート場だったとかで。農家さんだから、野菜炒め(200円)がうまいのだとか。
東京にはない店。

汗はかくわ、手はべとつくわ、肉はかぶりつかねばだし、初めてのデートに誘うには女の子側の気苦労が多くハードルが高いかな、と一般論。
が、通人にもなると、逆に初めてのときにこそ試すのもあり、となる。
肉の喰らい方であれこれ分かる、ぞくぞくするねえ。

ま、始終くだらない話オンパレード。

ま、人間は愚かな生き物であるわけだし、それでいいのだ。

そこからさらに移動して、栄華盛衰、諸行無常の夕張開拓。


いつか漕ぎに来たときはなかった今年完成したばかりの夕張シューパロダムからの展望。秋は美しいだろう。

観光施設はどこもかしこもやっていない。情報不足で不発だらけ。首をかしげる。
重たい歴史が、頭上の雲をも厚くする。ぼくの頭も痛くなる。


上がれば上がるほど、落差も激しい。
ちょうど良いところでやめることは、何にでも慣れる貪欲な生物にはとっても難しい。

トンネルをくぐると、雲は吹き飛び夏の空が視界いっぱいに拡がって眩しい太陽に目を細める。

さっきまでのどんよりした厚い雲は幻か?

時間軸を超えるのは、何も水の上だけではないのだな。

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