2022年2月26日土曜日

氷濤まつり2022、閉幕

 


お疲れ様でした&おまつり中お越しいただいた皆々様ありがとうございます!

引きこもり生活も是にて閉幕!



2022年2月6日日曜日

節分と立春


配達がてら久しぶりに支笏湖を脱出すると、夏道(アスファルトがこれだけ出ていたら夏道と言います)でした。

太陽の威光がぐんと増してきて、冬は終わりだぜ!と働く気概を感じます。も少し雪遊びさせてほしいのですけどね。

さてさて、相変わらず続いてます、氷濤まつり2022。昨夜は少し降りましたが、今年は天候的には暖気が来ておらず、今のところは恵まれています。

新作開発のためにパン種も自然、改めて見直すことに。新作は壁にぶち当たっていますが、おかげでペンパンも季節に同調するように、新たなフェーズに突入した感があります。

これでいいのだ、と、これでいいのか。たった一言、語尾の違いでしかないのですが、どちらで仕事と、自分と、人と向き合うかで、物事は大きく動くようです。


某マフィン屋は定期的にマフィン生地の試作をします。たくさんの方においしいと言ってもらっていますが、当人はそれで満足せず(勿論喜んでいますが)、常にこれでいいのか?精神を忘れず、さらなる美味しさを探求し続けています。


先日、スピードスケートの高木美帆さんの特集を見ました。昔ぼろ負けした選手に勝ったときも、滑りに納得がいかなければ笑顔はありません。見据えているのは目先の結果ではなく大局。自分の出したい滑りができたときは結果もついてきます。思いっきりガッツポーズ。

ここぞ!で出しきる。ここぞ!はやはり=オリンピックだそうです。

‥だから特集してたのか!


何かや誰かに寄りかかっては、とことん自分と向き合うことはできないですよね。

どんなジャンルも、プロが向き合って挑んでいるのは、誰かではなく、自身なんですよね。

その姿にワタシは打たれ、がんばろ、となるわけです。

どんな滑りを見せてくれるのか楽しみです。

2022年2月1日火曜日

人間の60%は水分


 新生児ともなると80%が水分とな。

パンも水分量が大事。

自分の思考や捉え方が変わると、パンも変わることを実感する今日この頃。

おいしいものは、素敵な人がつくる。これは間違いない。その逆もまた間違いないと思う。

つくるものは作り手次第。よいものがつくれたら、それは、自らもよいバランスだったということで。答え合わせをしていくような、この感じ。

任せたり、信じる、見守ることは、がむしゃらに守ることより難しい。

これでいいのだ!といつも思い込んでやってきたが、これでいいのか?はレベルアップに欠かせない客観的感覚である。

大事なことは変わらないけれど、柔軟に取り組もう。ぼくはパンを焼くのが、好きだ。


2022年1月30日日曜日

氷濤まつり2022day2 冬のニンジンが美味すぎる

この頃入手するニンジンがとっても×5、おいしい。



そんなことで感動してんの?と言われる方もおるかもしれないが、料理をするたび、たいそう、感動している。一日に何度か声に出して、ニンジンがうまい。

素材の味にまさる味の決め方はなし。

実際にランチを食した方に
「お口に合いましたか?」
なんて聞くと
「はい!ニンジンが!!おいしかったです!!!」
と伝えてくれる方もあった。主菜ははて大丈夫だったかという杞憂はこの際気にせず喜ぶことにする。

極寒の冬を耐え忍んだ根性がそうさせるのか。
厳しい環境に身を置けば置くほど、野菜も人もおいしくなる。たくましくなる。
雪国、長い冬ってのは我慢だったり忍耐だったり、生命力を問われる。創意工夫を生み出す、生み出さざるを得ない、という場合が多い。元来怠け者気質な私が、ここに来ることになったのはそういう意味では必然かもしれませんね。足りないものが何なのかわかっていたのかもしれない。
というか、雪は嬉しいものである。不幸と不便の違いともいいますな。むしろ、不便こそ幸せ。

話がそれました。

キャロットケーキ(夏はズッキーニブレッドに追い立てられるので自然と冬季限定)、キャロットラペ(ランチ)、ポテサラ、ドレッシング、パン種(ペンパンの酵母の一つです)に‥

ニンジンをあの手この手でこれでもかと知らず知らず多用してきたマフィン屋。

冬こそ上記メニューを嗜んでほしい。
いつも同じ味だと思ったら大間違いです。自家製食パン・ペンパンなんて酵母の機嫌と気温次第、僕の誤算も多々ありますしね、どのメニューよりも毎回味が異なるという自負。
コーヒー豆もですけど!
季節、気温、天気、感情、素材、‥不確定要素だらけの中で画一的味わいなぞつくれるか!!血液だって日々更新されるわけで。

「ゆらぎ」(ベルクの迫川副店長のお言葉)
です。食べ物もだけれど、何においても「ゆらぎ」が大切だと思ってます。白とも黒とも決めない方が面白い。何なんだろう?ってのを抱えながらいきたい。

常連さん方には「変化が楽しい!」と言ってもらえるから幸せです。
夏よりうまい。この滋味深い味わいに心打たれたなら、私とニンジンについて語りましょう。

2022年1月28日金曜日

2022氷濤 氷の美術館 1/29-2/23


 ‥です!

まさか、開催するために11月から制作が開始されてるなんてこと知らないですよね。

制作は:ポロピナイカンパニー(ヒメマス漁師)支笏ガイドハウスかのあ(カヌーガイド)中央ボート(スワン・ボート貸屋)支笏湖観光船(船長さん等)、農家さん‥
(順不同)

毎回15名以下という少数精鋭部隊により11月~3月中頃まで、制作・夜勤・まつり中の安全管理・解体まですべての作業を担っております。

僕は数年前に引退しましたが、
出来は努力だけでもなくその年の自然条件、天候によるところも大きいです。
今年は雪が多かったので除雪作業に多くの時間をとられているとのこと。(風のうわさ)

とにかく、非常にハードな仕事でございます。
努力の粋、美しい支笏氷を多くの方々にご鑑賞してもらえますように!

夕方からのライトアップより個人的には早朝の氷が好きです。

自分の山道具

先日ある方が、自分の冬山道具を新調した。

借りることもできたのだけど、その方は熟考の上、自分の道具を揃えた。

意気揚々と、見てくれ!いつ行くか?とやってきたその顔はとても楽しげ。

あるものなら借りればいい。わざわざ買わなくても。何事もシェアする時代ですから。そういう考えもある。

しかし、このお方の得意気、嬉しくてたまらない顔を見たら、やはり、自分の道具は、自前で行うのが良いなと改めて強く感じた。

安くない道具を買うには、ひとつの覚悟が試されますよね。本当にずっとそれを使えるのか?とか。飽きないのか?とか。

腹を決めること。精神的自立。これらは自らの成長を助く。一人前!って感じがしますよね。

喜び止まぬその方と話していたら、カヌーを初めて手にしたときのことやら思い出しました。お金のないワタシは松澤先生ローンのお世話になりました。背中を押してもらい、感謝!


2022年1月25日火曜日

第四(水)は真駒内あしたや


 

真駒内の自然食品店あしたやでは毎月第四(水)~(土)がセールでして。10%オフ、です。

海軍カレーみたいに、ひと月の長短をその時々に感じられるようになってきたあしたや納品。

先月買った本が楽しかったので、次に何を読めばいいか熱弁ふるってくれるシャチョーとのやりとりも密かな楽しみです。