2017年9月18日月曜日

ようこそ、外の世界

台風18号。湖が大海原化しています。
今季初全ツアークローズ。


こちらは先日の団体ツアーの様子。賑やか子ども天国。
ご参加されたのは↓の皆さま。
【千歳市】森のようちえん「といとい」

今年の会員は既に定員ですが、単発での見学は随時募集中とのこと。


「20年生まれ育った場所に馴染まなかったの?」
先日のツアーで、驚かれた。
出身地を聞かれるのはいつものこと。飽きるくらい聞かれる。聞いてくれと顔に書いてあるのだろうかという位。
そういえば年齢はあまり聞かれなくなった。
よそ者っぽさが香り立つのか、こっちの人だと踏んでなのか。
リアクションは様々。若さ、勢いだけが武器だった時代には聞かれずとも自分の話やこれからのことばかり話した。
少しずつ、がっかりされる場合もあることを学んだので、自分からは極力言わない。能ある鷹は爪を隠す戦法だ。主張せずとも自分が分かっていればそれでいい、という感じになっている。
聞かれれば答える。それまでは否定も肯定もしない。どこの人だろう。単純な好奇心だったり興味を持たれることに抵抗はない。というか、むしろ、嬉しい。人が一番大事だから。

人は結局、小さいころに好きだったことに返る。
ぼくの持論。
ままごとが好きだった兄は今、舞台で表現している。
都会を脱出し、山へ海へ森へ田へ田舎へ連れ出されてばかりいたぼくは湖にいる。

海の恐さやおいしさ、田んぼのドロドロや五右衛門風呂、春のふきのとうをお土産にしたこと、軽トラで運ばれた大移動、夜の黄色いテント。自分たちでつくった白米の湯気と輝き。自転車で海まで行ったこと、夜通し眠りながら歩いた川原、クレイジーソルトの素晴らしさ、寒すぎて眠れなかった冬の小屋。‥

学校では誰も知らない外の世界に通ずるドアを何度も設けてくれた親にぼくは今、改めて感謝しているから、いつか、彼らも親に感謝することになるんだろう。そのお手伝いをできるのも嬉しいね。
外の世界はおっかないけれど、素晴らしい。

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