2014年11月17日月曜日

藤城清治の世界展@札幌芸術の森美術館

本日、なおきさんの誕生日。おめでたい。


先日、混雑を避けるべく朝イチで久しぶりに美術館へ行った。

会期は、2014 10/10-2015 1/18となっております。
なかなかボリューミーな内容なので是非~。作品ごとに藤城さんの言葉があったりします。


2011年11月、金魚のふんのようになおき家の道東里帰りにご一緒させてもらった。


遠軽という見知らぬ町に数日滞在して、湧別川ではノードライで人を巻き込んで沈したり、オホーツクの海で竿越しに伝わるカムイチェプの凄まじい生命エネルギーに度肝を抜いたり、生田原のちゃちゃワールドにて世界最大の影絵「光彩陸離」の燃える秋色にノックアウトされたり、
今より数段愚かな代わりに感受性はビンビンなぼくは初冬の北国のパワーに恐れおののいた。ここは、一体なんてところだ。

三年後、「光彩陸離」のミニチュアに出会った。
やはり、ちゃちゃワールドのものにはかなわなかった。
絵はずっと変わらずにそこにあるだろうけれど、(ミスチルは「愛」だっけか)同じぼくではありえないけれど、また、いつか見に行こうと決めた。

昔の友人の座右の銘も何の因果か3.11の絵の中に書き込まれていた。

世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない。
宮沢賢治


分かっているようで分かっていなかったこの唄の意味も少しだけ分かるような、分かりたくないような。

変わり続けるのさ 変わらない為に
空に漂う雲の様に
流れ続けるのさ 流される前に
風に逆らう鳥の様に

「changes」caravan

ps.
書ける気配のなかった『まちゅ』が突然完成しました。
泣きたくなるほど大好きな人が遠隔操作でぼくの鉛筆を握る手を支えてくれました。
遠くの友に手紙を書くように、ぼくの一年を報告させてください。


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