2015年11月26日木曜日

満月のよる、自家制オーブン台


朝の通勤から素晴らしい景色。青い空と白い道。コントラストがビシッと効いていて気持ちよすぎる。
冬の支笏もきれいだから見に来て下さい。第五駐車場で働く氷濤マンたちも応援して下さいね。
しっかし、道路が悪い悪い。早くもそろばん。今日も何台もやられていた。毎日がサバイバール♪

自分のペースでひたすら作業を進める。どるふぃんから借りた「くるり」を午後からは聞くでもなく聞いた。やはり、一番『東京』が好きだ。

…なんでやねん。
何かを間違えると、声に出してツッコんでみたりしている。

夢中でひたすらやっていると、外からの空気をなおきさんが持ってきて、あれ、ほこりまみれ…いや、雪か。わ、降っている。もうこんな時間か、と我に返るのがこの頃の日常。

存分に話すことができないのでは、寂しくて死んでしまうのではないかと若干不安であったが、普段、コミュニケーションをとるために消耗するエネルギーが全て作業に回るので能率が上がる上がる。

人と人の間に立つのも、接客業もなかなか疲れるものなのかもしれない。本来のぼくは内向きなのかもしれない。


冬は夕方の存在感が薄れて、その分朝焼けが美しい。

帰り道。
左ななめにまんまるいお月さんを眺めながら。


満月のよる、始○。始まりの合図。


2015年11月25日水曜日

think これから


たったの三冬目。
今まででいちばん、夏のことを考えている冬。
氷濤マン化すると、疲弊が凄まじいので他のことを考えなくなる。考えたくなくなる。考えられなくなる。

行きも帰りも路肩へ飛び出す車たち。ぱふぱふだから大丈夫かな。
みんな、死なずに生き延びようね。

しかし、美しい。冬。きれい。明るい。


雪に追いつかれてしまった冬支度。ついつい後回しにしてしまう片付け、早めに早めに取り組まないと。

夕方からは、遠く屈斜路からのカヌー屋さん現る。
場所は違えど同業者、というか、大先輩。
粋なカヌー屋さんは世の中に何人いるだろう。
マイノリティに会えると非常に嬉しい。ありがたやありがたや。

空知の朝シャンから四、五年が経過した。
亀の足ではあるけれど、しかし、着実に、できることは増えたし、視野も少しは広くなった。

できないことは何にもないと、やっぱり変わらず思ってる。



2015年11月24日火曜日

雪やー!!


いやはや、やけに外が明るいなとおもったら…本気出すの早くない?
あちこちで車がスリップしているし、路肩に飛び出すのもいるし。
アスファルトにだけは降らなければ最高なのだが。
今年も生き延びられますように。大げさじゃないよ。

支笏湖、吹雪。
氷濤制作はいかなるときでも行われる。中にいても外から見てもやっぱりタフなまつり。リスペクト。
心して見てもらいたいと密かに願う。

除雪心をぐっと堪えて、ようやっと手を付け出したキッチン改造計画。
夏の疲れの一因は、ここにあったのだな。わはは、今がチャンス。成敗してやるぜ。

どこに何があったら便利かな。
家から店から、今年はいじくり元年。
使い勝手のよい、楽しくなってしまうキッチンにしていこう。

冷凍庫をどかしたスペースにつくったのはオーブン台。


例えばビスの穴の位置。例えば木の表裏。
細部にこだわることが、美しさへつながる、とは、宮大工さんの教え。



2015年11月23日月曜日

何にもない11月返上


寒いけれど雪はまだだし、緑はないし。11月の北海道って何にもないんですね。


‥んなこたない。

秋に落ちた水の透明度は早くも復活してきているから、水の中がよく見える。
大声で笑っても大丈夫。誰の目も気にしないでいいのです。

色鮮やかなヒメマスがいて、それを見つけられるのも、ぼくらだけ。



川岸には、太陽を浴びて光り輝くつららが待ち構えていました。

吸い寄せられるようにつららのそばへ。
写真だとたいしたことないのですが、初冬の陽光の中発見するとウキウキどきどきわくわくします。



2015年11月22日日曜日

かきくけグラス


冷えてきたねー。キテるよキテるよ。

生涯一、グラスのことを考えた日に乾杯。


何事も、大きければいいわけではない。
美しい形はサイズを凌駕する。

ん?

サルー!即ちcheers!

ぼくの動きがお店の予定ということで、
明日はお店にいたりいなかったりですが支笏にはいます。


2015年11月21日土曜日

寒空カヌー塾


明日はお店closeです。

氷濤、かのあ、あっちにこっちに大忙しのなおき塾長による寒空カヌー塾は今年最後かな。


第五駐車場には、あっという間に骨組みが立ち並んでいく。
全員集合したプレハブに入るのは、なかなかおっかないもんだなあ。
氷濤村の雰囲気は特殊だ。中にいると分からないけれど。
今年は奇声が上がらないらしい。経験も能力も力もセンスもない、ただのあほんだらの役割はそれだけ。

ハードもソフトも、やるべきことだらけだけれど、身体は一つしかない。時間も体力も気持ちにも限りはある。替えはきかないから、無理はしない、できない。
焦るけれど、焦らない。どうなるかわからないことは怯えるより楽しむのが正解。
ひとつ、ひとつずつ、丁寧に。
いきなり完成度の高いものをつくろうとしたって無理。
今までの仕事と暮らしの中で積み重ねてきたノウハウを駆使して、洗練させていこう。
誠実に向き合い続ければ、素晴らしい展望が望めるのは知っている。
慣れない仕事は、気の抜き方を掴むまでは非常に疲れる。
あともう一息。

スノーバムは、雪を待つ。まだ降らないね、早く滑りたいのにな。
ぼくはパドル持っていけば一気に上達すると思うのだが。



2015年11月20日金曜日


11月は支笏にいたりいなかったりなので、かのあショップにお立ち寄りの際は事前にご一報くださいね。

かのあ 0123-25-2430


ハコモノや形は意外と、とっても大事であるのかもしれない。
体裁を整えると、それに見合った人間になれる。

背負えば背負えるようになる。背負わせてさえくれれば。

2011年からずっと、ぼくは背負いたかった。自分以外の荷物を。背負わせてもらえなかったのは、時期尚早だったのだろう。
皆さま、よくわかっている。

この平屋に動く前のぼくがもしそばにいたら、無責任な振る舞いや言動にひたすら苛立つだろう。バカじゃねーの、って川に突き落としたくなるだろう。このブログ、遡ったら「死ね」って何回思うだろう。だから、遡らない。興味もない。どうでもいい。過去は恥だ。いつでも。「今」もいつか、「恥」となる。「恥」の記録が「言葉」。「言葉」の積み重ねが「人生」。人生はつまり、恥だ。いくつになっても恥をかくことを面白がりながらぼくはいきたい。自分を笑えるユーモアを。

まだまだ未熟ではあるのだろうけれど、少しずつだけれど、ちゃんとしてきたつもりで、ちゃんとしていこうと、もう決めた。



仮暮らしでは興味を持つわけにはいかなかった器に、手を出した。

モノに関しての好き嫌いはハッキリしている。つくるのは不器用だが、見る目は冴えているつもりだ。
なかなか好みの器には出会わない。

出会ったときの喜びったらない。

おいしいそばを食べたときと似ている。至福。

好きな陶芸家さんが二人。どんな人なのだろう。
春になったら会いに行こう。