2022年12月11日日曜日

2022.12.10「茶と茶菓子」at札幌市民交流センター 出店報告

久しぶりの札幌出店ノルdayでした。
年に三回ほど開催されているお茶好きが集う「茶と茶菓子」イベントです。

我々のお隣では、畠山仁さんによる、お茶の手揉み実演!これは手間暇!!!プロノ(てまひまがキャッチコピーの北海道のワークマン)も完敗。
北海道には茶畑がないので静岡の茶葉だそう。
「300年前から昔の人がやってたことを真似し続けてるだけだあ~!」とリズミカルに動く体と、通りがかる方々を巧みなトークで足止めする畠山氏に夢中です。‥私が。

作業台の下には熱源。最初は100℃ほど。昔は炭火で行われていたそうですが、今は電気式で。徐々に温度を下げていくそうです。
9:30~15時で仕上がっていきました。

最初は葉っぱ感あります。
師匠が休憩に入った間に代打出場したお弟子さん曰く、
「手揉みと機械での味の違いは明らかに出る」そうです。

手だと具合を見て都度調整していけるけど、機械の場合は常に均一な力が茶葉に加わり続けるらしい。面白いことに機械の作業でも動きは手と全く同じだそう。
機械の方が手よりも力強いため(=高負荷)、機械揉みのお茶はすぐに煮出せる。しかし、茶葉が傷つきもするため、雑味も同時に出やすい。
一方、手揉みの場合は、やさしく揉まれるので(=低負荷)煮出すのに3分はかかる。

手揉み茶は、より一層ピュアな味わいが楽しめるのではないかと思われます。
コーヒーもピュアな味わいが僕は好きなので、これは飲むのが楽しみですね。大事に飲みますよねこれは。人様の6時間を頂くわけですしね。収穫してくれる方がいて、育てる方がいますし。その道筋を思ったら。

札幌在住「パンダのひこまろ」くんにも会えました!
アウェーで心もとなかったので、癒やしの時間をありがとうなのだ~!!!


完成!ありがたすぎるお茶は、氷出し(!!初耳でした)がおすすめ。
他の作業者が間違えて手揉みを再開しないように、真ん中にぐるぐると呪文をかけて「もう終わってるよ!」と暗黙の了解サインを↑のように施す慣わしだそう。面白い!

カヌー業界でもこれから下る川に、指先をつけてお水に「お邪魔します」の挨拶がてら人差し指でぐるぐるする会派もあります。


札幌市民交流センター内。
お越しいただいた皆様、
主催のCHAZAN】、【おうちカフェメイミーズ (MayMe’s) 】様
お世話になった出店者様、ありがとうございました!!



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