2014年3月7日金曜日

2014年3月6日木曜日

さらば「すべり台」「氷とう神社」


得意なことを率先してやるのは簡単。

苦手なことから逃げない強さ。

なんというか、年中ぼくは「すごい」と思わされっぱなしだ。

そういう人に出会えていることが嬉しい。


すごいと誰かに思われるよりも、すごいと誰かを思っていたい。




2014年3月5日水曜日

氷濤まつり解体編~さらば「中氷山」

久しぶりに雪。


頑固爺さんの大予言は毎回その通りになる。

「これから降る雪は、雪を解かす雪だ。運転は穴に気をつけろ。」


仰せのとおりの湿り雪。


軽快に進む解体作業午前中、展望台のある「中氷山」氷像が姿を消した。


昼間は、会場内の誰にも荒らされていない小さな小さな斜面を登り、滑った。
毎日、達人がボードの話をしてくれるものだから、話をしているとどうにも盛り上がってしまうわけで、ぼくは滑りたくてたまらなくなっていて、誰にも踏み荒らされていない斜面に心奪われるようになっている。

美しい水によだれを垂らすのと同じことだ。

草ボード。


午後からは、「大氷山」と「すべり台」解体へ。


2014年3月4日火曜日

氷濤まつりシーズン3~解体編2

昨日から最終章の解体編が始まっています。


昨日は、イベント会場兼結婚式場だった「ステージ」とこども天国「チャイルドリンク」を終え、見晴らしの良いコードネーム「中氷山」(中くらいの氷の山)に取り掛かった。

今日は、「中氷山」の続き。

例年に比べかなりのハイスピードで作業は進んでいるらしい。というのも、今年は氷の厚さがたいしたことなかったから。

機械操り組(主に三人)が氷の壁を器用にはがし、氷の塊をどかしていく。
骨組みが丸裸になってきたら、ヒモなり番線なりクランプなりを、切ったり外したりして回収。


雰囲気は今までになく平和。氷濤マンたちの顔色はすこぶる良く、奇声を発する回数も極端に減った。

気は緩んでいるのだが、危険度は制作時と同じかそれ以上。


登山でいうならおまつり本番が山のてっぺんで、今は下山中なのだろう。


行きはよいよい帰りは何とやら。
気を引き締めてやる気スイッチを入れねば。



2014年3月3日月曜日

β(ベータ)の、北国でもしゃべくりまSHOW


先日、とある芸人さんの接待をした。


 芸人さんのブログはコチラ→βのしゃべくりまSHOW


空港でお昼を一緒に食べて解散するはずだったのだが、β「ちょっとそのへん走ってよ」。

ならば‥と、自主練するつもりだった近くのスキー場へ。



まあ、こうなりますわな。

ここ、レンタルスキー無料なのです。
スベリっぱなしの芸人さんは、ローカルスキー場にテンション上がったご様子。



というわけで、この日は舞台‥ではなくゲレンデを華麗に滑りましたとさ。


‥うまい。座布団一枚。


係のおじさんは珍生物に驚きながらも、滑りっぷりの良さを褒めていました。


いやはや、何とも愉快なひとときでした。

Special thanks β‥




寝て寝て寝て、片付けをして本読んで、登って滑って漕いでいたらあっという間に終わってしまった二週間の冬休み。
今日から氷濤まつり解体編開始。






2014年3月2日日曜日

暮らしに溶け込む3.11


「放射能、こっちはどう?」

何でもない日常会話に、原発。

あの日を境に、世界の色は一気にトーンダウンした。


あの日を境に、無力感は増すばかり。

お偉方さん方にとってぼくらの命は鼻くそ以下。
放射線をたっぷり浴びた、浴びている、ぼくらの「これから」はただただ暗い。

夢を見たいだけ。嘘でもいいから。

【生命】を否定され、諦めの上に成り立つ暮らし。

空虚。

あほ臭くてたまらなくなる。
それでもぼくらは、最善を尽くすべく、日々を丁寧に必死にこなす他ない。

ただ、生きる。
それだけで良かったのに。

ただ、大好きな人たちの笑顔を見ながら、生きさせてはくれないか。




2014年3月1日土曜日

スノーシューが欲しくなった日


改めて、支笏湖は素ん晴らしいところですたい。
夏も冬も遊びどころだらけで、まだまだ知らない美しい景色が湖周辺にいくらでもあるのだろうと思うとワクワクせずにはいられません。

今回は【かのあブログ】より写真拝借の術。

心の距離がありすぎて、なかなか行動を共にすることのなかったnaokiさんと久しぶりに冬フィールドへ。

‥あ、冗談ですよ。カナディアンジョーク。

相棒はnaokiさんの「スキーシュー」。
かかとフリー。急斜面でなければ登りも可能で、下り時ターンは少々苦手。
スキーと言ってもエッジがないから、今までやっていたスキーとは別物感覚。


こんなところが家のすぐ近くにあったなら、わざわざゲレンデへ行く必要もないよなあ、と。

草野球ならぬ、草スキー。ちょいとそこらで、日常の延長で遊べるってのは、いいもんです。

冬も楽しもうと思ったらここでは雪があって、そうなると必然、雪上移動の手段や技術が必要になる。



歩き1時間のパノラマゲレンデより。

「ここからの景色が好きなんだよね。」とはnaokiさん。いい顔するんだから。




秘境の渓谷&滝】からも一枚。


スキー場ではない場所で滑った、というか「転がり落ちた」という方が正確か。

ツボ足で雪山を登るのは何とも過酷だった。大したことないなあと思っていたスノーシューのありがたみったらない。登っている最中にスノーシューセールスマンがいたなら、ぼくはどこのメーカーだろうがどうでもいいからその場で即決していたろう。残念ながら幌平山に笑うセールスマンはおろか、ぼくら以外にヒトは一人も見当たらなかった。

そんなわけで、‥ほこりをかぶったスノーシュー、ピッカピカのスノーシュー、使っていないスノーシュー、あっちもこっちも引き取りますよー!


草スキーをして思った。
リフトで楽々上がれるスキー場なんざ、天国ではないか、と。
さらには、ぼくが今まで本州で遊んできた「スキー」は、雪遊びや、スキーという世界のほんの一端でしかなかったことを実感した。カヌーと同じように、冬も雪もスキーもボードも、楽しみ方は無限大だ。

草スキーという、登った分だけ滑れるという単純明快システムは、一本滑るという「一本」の価値を天国風スキー場と比較できないくらいに高めてくれる。

苦しめば苦しむほど、喜びは二乗の法則。

‥ま、ぼくに限っては断じて滑ってはいないのだけれど、ま、気分だけは一丁前に憧れのテレマーカー。華麗なつもりのテレマークターンを見よう見まねでやってはコケてを繰り返した。

前を行くnaokiさんは華麗なシュプールを描き、後方で悪戦苦闘する越冬北海道一年生を見て笑っていた。



ヘタクソでいい。だってやったことないもん。
ヘタクソでいい。いつまでもヘタクソではいられないのだから。
ヘタクソでいい。そのうち嫌でもうまくなってしまうのだから。
ヘタクソでいい。ヘタクソでいられるうちが華‥かもしれない。
ヘタクソでいい。格好とか体裁とかプライドとかそんなことはゴミ箱へポイ。
ヘタクソでいい。恥も文章も、かいてなんぼ、なのだから。
ヘタクソを謳歌するのだ。
ヘタクソでいい。いや、ヘタクソがいい。
スノーバムたちにとっての御馳走は極上パウダー。ぼくにとってのそれはヘタクソであること。
進め、ヘタクソ最高至上主義行進曲。





Special thanks naokiさん‥