【香川農life】時、ルームメイトのようちゃんとジブリ話をよくした。「持ちかけた」の方が正確か。
僕がジブリ作品の中で一ばん好きなのは、「耳をすませば」である。
舞台地が東京にあること、坂道や急な階段の多い住宅地であること、ロータリーがあること‥熱っぽく語った。
言葉というのには不思議な力があるもので、僕は再び聖蹟桜ヶ丘に行きたくて多摩‥たまらなくなっていた。
2007年以来の舞台地散策である。そのときは、ただ匂いを嗅ぎながら歩いた。今回は下記参考リンクなどで照らし合わせて楽しんでみた。
駅前にある看板。町自体も、それなりにアピールをしている。が、通としてはこれだけでは不十分、ということで。
参考リンク↓
・映画「耳をすませば」のロケ地画像まとめ【聖蹟桜ヶ丘】
・耳をすませばの舞台を歩く(グーグルマップ)
京王線聖蹟桜ヶ丘駅の発車メロディは「カントリーロード」。サビではない部分が流れるのがポイント。
はまだくんに付き合ってもらうことに。一時間かけて自転車で到着。
僕は二日前に映画を観ていたこともあり、夢と現の境をさまようこととなった。
雫、フィオ、ジーナ、サン、ナウシカ‥ジブリに出てくる女の子(人)は、どうしてこう魅力的なのだろう。
ネコのムーンを追いかけた信号。
「大栗川」。
僕がカヌーを漕ぎ出した多摩川水系の水が、大好きな映画につながっている。
「霞が関橋」まで来れば、「いろは坂」がお目見え。
はまだくん「コクリコ坂、耳をすませば、ポニョ‥、坂の多い町が多いよね。でさあ、まあオマエがいない間にこっちはいろいろあったんだって。‥」
二人乗りの自転車が飛び出してきそう。
通学路の河川敷。
以前訪れたときには、これほどのコンクリ祭りではなかったように思われる。
「地球屋」の内観モデルとなった喫茶店「邪宗門」へも足を運んでみた。
‥僕が25歳になった次の日、2012年10月25日に閉店をしたようだ。
カヌー、誕生日、こんぴらさん、団地‥、何にでも縁を感じてしまう僕は単純だろうか。
伝説のラストシーン、聖司の秘密の場所にて。
好きだけじゃダメなんだとドリカムも歌っているけれど、好きだけでどうにかなるんだと僕は信じたい。
現場は立ち入り禁止。
いろは坂を上りきってそのまま進んでいけば、物語の核を担うロータリーが現れる。
実際には、サクラの木があるので、時期を狙ってまた来たいポイント。
「地球屋」はないけれど、「ノア」外装・店内はマニア必須。各地から聖地に来た巡礼者たちのほとばしる思いがつまった「みみすまノート」が何十冊もある。
‥そんな略し方があるなんて知らなんだ!
たったひとつの作品が、色あせることなく、多くの人の心に宿る。
たったひとつの物語が、人それぞれの物語へと派生し続ける。今さらながらすんごいことだなあと。
たったひとつ、つくればいいんだ。たったひとつ。
急な階段。遠くの住宅街。‥いちいち反応してしまう。どこを見てもカントリーロード。
地球屋から図書館への近道階段を駆け下りるシーン。
僕には見える。本当に。
杉村が雫に告白したところ。
金毘羅神社(最近本家行ったやん!)
「俺のこと、嫌いか?」
「ただの、友達か?」
雫ポジションから見る杉村↓。
優しいはまだくんなのです。
他の場所と離れたところに、雫の住む団地もある。
僕の大好きなばばっちも、団地に住んでいた。
恋に悩む夕子の話を聞いた公園のベンチ。
テストより大事な乙女心がある。
「そっか、そっか。まあ、後悔はしないように。な?」
そーして、僕は雫を探し続けますわ。
Wonderful!
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