お祭り中、唯一の娯楽は、本。漫画であった。
・左「レッツ!!古事記」五月雨ケイ子さん(出雲の個人書店「句読点」にて購入
・右 「水木しげるの古代出雲」水木しげるさん。隠岐の島にルーツがあり、三十数年出雲族の若者が夢枕に現れていたそうな。
どちらもぶっ飛んだ設定が多い神話を面白くも分かりやすく解説してくれている。
昔、父の本棚に「ナムジ」という漫画があり、絵やストーリーが好きだった。
それとは別に数年前に鳥取・島根を車中泊しながら回った。
それとは別に数年前に奈良を4日間ほっつき歩いたら、ローカルズしかいないお好み焼き屋で「四日も奈良で何するん?なんもないで」とツッコまれた。
奈良では、器と郷土玩具のお店瑜伽 にふらりと立ち寄ったら「大和出雲人形」に出会った。
‥何故奈良で出雲?
店主さんからお話をあれこれ伺うと非常に興味深く、制作者はかつてはたくさんいたが今現在はたった一人になってしまっているそうだ。
一体のユーモラスな人形は支笏湖に持ち帰り、お店に佇んでいる。
(このあたりは野見宿禰が主役の「蚤の王」にも連なるお話ですね)
奈良では【大神神社】(おおみわじんじゃ)という山を御神体とする(どの本だかに山を崇拝するのは出雲族の慣習だと書いていた)神社へ行った。
北海道にはない、また行きたいと思わせる、非常にエネルギッシュな登拝(!)体験だった。
奈良・大神神社 ご神体である三輪山を登拝。
『神社の古い縁起書には頂上の
大己貴命=「ナムジ」、少彦名神=ナムジの良き相棒の「スクナビコナ」ですね。
大物主=「オオドシ」(漫画ではスサノオ三男。饒速日)のことですね。
大神神社とは‥
『ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社です。』(HPより引用)
そういった各地での見聞を広めた上で「ナムジ」(また読みたくて購入したら「神武」、「蚤の王(=野見宿禰=出雲神社に相撲の神様としていた人や!)」まで進んでしまった)を読み返すと、目からウロコすぎる解釈満載、確かにそうかも知れないと深く頷き想像しながら、現実と漫画、古代と事実とフィクションのあわいを漂う新たな読書体験となりました。
(出雲神社内 野見宿禰 案内)
日本という国の成り立ちすら僕らは知らないというのもwonderですね。

