2019年11月30日土曜日

活字の海編『天然発酵の世界』 著者:サンダー・E・キャッツ

『天然発酵の世界』
・著者:サンダー・E・キャッツ
・訳:きはらちあき
・発行:築地書館
・初版:2015/3/6


本とは関係ないところで、秋からヨーグルトを自分で仕込むようになった。
液体の牛乳1リットルにヨーグルトを100グラム投入し放置するだけ。

何故か固形のヨーグルトとなるミラクル。センス・オブ・ワンダー。見えないところで何が行われているのだろう。


自分で醸そう。

「本は積んでおくと熟成されて機が熟したときに自然と本の方から語りかけてくれるようになる」by @-kohta(Twitter)

機が熟したようだ。

著者はアメリカのお方だった。
発酵でない部分の冒頭文から早くも醸し出されるインパクトに魅了されてしまった。

面白すぎたので久々にザワークラウト(キャベツの洋風漬物的な)を仕込み、りんご酢つくりに着手しております。

自分で醸そう。

キャッチーな言葉。DIYスピリット。ネイチャーとカルチャーの融合=醸す。
世界各地のレシピ(味噌スープも勿論!)もだが、合間に入る「人類と発酵の歴史」等も読み応えあり。

「発酵」に少しでも興味ある方、良書です。際限ないピースフルな世界が拡がっていました。

2019年11月29日金曜日

12/2-9 イベント案内 恵庭の宮大工さん

先日、札幌近代美術館へ。
大満足の展示を見終え、ロビーのチラシを物色していたら‥

‥ふーん。シャケ箱使う人結構いるんだなあ。‥っていないよな。ともさんやないかい!
まさかここで遭遇するとは。ということでお知らせ。
ご興味ある方はぜひ。

ぶっきらぼうだけど実は優しい、面白マンに会いに行ってみてねー。

以下ARAMAKI WORLDより全文転載。
今年もARAMAKIの季節がやってきました!



2016、2017年には、ARAMAKI製品の披露と楽器を使ったライブ&トークイベント『シャケサミット』、2017年に東京、2018年には札幌で、シャケ箱の歴史からARAMAKI製品の展示を中心に行った『ARAMAKI展』を開催。
今年はその2つを融合しバージョンアップ!ARAMAKI WORLDとして12月2日から9日までの8日間、札幌文化芸術交流センターSCARTSにて開催することになりました!
会期中は村上・鹿川のどちらかは必ず会場に在廊し、みなさんをお迎えします。
僕たちに会いに、ARAMAKIの世界を堪能しに、ぜひお越しください。
フライヤーデザイン|カギカッコ(https://www.facebook.com/cagicacco.jp)
ARAMAKI WORLDは、札幌文化芸術交流センターSCARTSの平成31年度公募企画事業として採択されました。

2019年11月25日月曜日

漕がない愛だ


会わない間に深まる恋があるように。



漕がない間に深まる思い。

わはは。



2019年11月22日金曜日

2019冬のペンネンノルデ改装3 CLOSE「D」


道北の道の駅で入手した「CLOSE」。
頭文字ではないけれど、そこに「D」は不在。
どこかで手に入るだろう。
と思いきや、あるにはあるがサイズ感が‥

そんなこんなを繰り返し、一年。


ようやっと。
整ったのか、整ったと言いましょう。



2019年11月21日木曜日

パスタは全体の塩加減をイメージすると失敗がなくなるようだ

早起きして物を書いた。
毎日ブログを書いていても満たされないものがあるようで、すっきり。
紙を読む。紙に書く。文字を書く。これが生命をつなぐためには必要らしい。
最近のCOOK‥というほどではないが、お皿が美しいのでUP。


玉ねぎ、ニラ、ツナ。
にんにく、バター少々、かつおだし、塩、醤油麹、醤油。

外食は楽しいが、
おうちごはんは素材の入手先がはっきりしているので安心である。



2019年11月20日水曜日

2019冬のペンネンノルデ改装1.5 焙煎器用作業台

‥しゃーてっ!!(邪神ちゃんのモノマネが個人的に流行ってます)
図画工作の時間ですよ。
忙しい合間に何とか作業しているんですよ。と見栄を張ったところで‥


じゃーん。
手回し焙煎器は、ポップに手回したい。

‥ということで、アシンメトリーフリースタイルに相成りました。

天板と足の大半は、水性ウレタンニスで。

ビフォー。

2019冬のペンネンノルデ改装 1チビ台制作 】より。

そんなことより、早く回せよってね。

2019年11月18日月曜日

コーヒーは濃ければ美味しいのか?


雨。
イケてる店に出会えた。イケてる場合は秘密となる。残念。

コーヒーは濃ければ良いのか?
濃い=コーヒー。苦い=コーヒー。
そんな方程式を先日、感じた。


こちらは雪板。シーズンインを前にニスで厚塗り中。ワックスも買わねば。


ぼくも昔は苦いのがコーヒーだと思った。深煎りがコーヒーだと思った。
しかし、苦くないコーヒーが好きになった。


固定概念をぶっ壊してやりたいなあ。
マフィン屋の「桃とゴルゴンゾーラ」が市民権を得たように。

求められる味と、表現したい色。



2019年11月16日土曜日

深夜から始まるマフィン焼き焼き大会



私なら前日からなるだけ準備をしてやりたい。
しかし、それは素人考えというやつで、プロフェッショナルはそこで妥協しない。

店主「なるだけ焼きたてを届けたい」

「プロフェッショナル」に出して仕事の流儀について取材してほしい。

ということで、
イベント出店=店主徹夜という方程式が成立することを知るものは私のみ。神のみぞ知る。

邪神ちゃんの口癖は語尾に「~ですのっ!」だった。

2019年11月15日金曜日

氷濤まつり製作開始日に吹っ飛ぶ雪

冬のまつり制作がクソ寒くなった途端に始まりました。
かのあの面々は過半数が氷濤マンとなります。


ようこそ、冬。思いっきり遊ばせてね。



PS.この頃千歳では「邪神ちゃん」というのが流行っているらしいでがんす。


2019年11月10日日曜日

活字の海編 『コケはともだち』著・藤井久子 リトルモアブックス

楓沢のことを思うこと、それは即ちコケのことを思うこと。

コケといえば‥十和田湖。
よくわからない世界はその道の先達に学ぶが早い。
十和田のガイド仲間、ヤスくんよりオススメされたコケ入門書がこちら。



『コケはともだち』著・藤井久子 リトルモアブックス

ページをめくると‥

ん?読んだことあるぞ。むむむ?

‥そうか、昔十和田湖に遊びに行ったときNガイド宅で読んだぞ!

タイムマシンのように「時を超えて~♪」ぼくのところにやってきたのだな。

熱量は高いけれど、勢いだけにならないように注意しながら書いてくれているので読みやすいですよ。

少しでもご興味持った方いましたら、おすすめですよ~。

2019年11月9日土曜日

2019冬のペンネンノルデ改装 1チビ台

今夏、「焙煎器貯金」を続けたおかげで、新たなマシンの入手に成功した。


‥といっても、今まで通り、火加減次第の手廻し型である。

ガス台に載せて使う今までのタイプとは形状が異なるため、
新焙煎器専用台。

パーツは天板+枠+足。
いつかの宮大工さんのスツールワークショップの教えを忠実に再現。


2019年11月7日木曜日

偏愛道具学36~HIZAKOZO 一人前のカヌー乗りへの道

JSCAに関わると、あまりそそられずにいた技術論の面白さに気づく。

チャンスがあれば、カヌー技術を教えた今秋。

穏やかな湖で気持ちよく漕ぐためには不必要だが、
さらなる高みを目指す場合は、「ニーポジション」という体勢をとることが多い。
「膝立ち」といえば想像がつくだろうか。けつを支えるのは、シートであったり、自分のかかとであったりする。

しかし、初心者は皆、膝が痛くてやってられないらしい。

‥そんなに痛い?
始めた当初は私もおぼろげな記憶ながら痛かった気がする。
ガイドたるもの、漕げないことには何も始まらない。
なにくそと悔しさ抱えながらやっているうちにいつしか何も感じなくなったような。


どどん!
北海道のワークマン(作業着屋)といえばの「ぷろの」にて、素敵なアイテムを入手した。
その名も【HIZAKOZO】(ホーケン)

ネクタイ締めずに、これ巻こう。

毎日カヌーに乗るではない人に、私のように忍耐を強いるのはちょいと違う。
カヌーともっと仲良くなりたいあなたにおススメします。


2019年11月4日月曜日

インプットが過ぎるお話

千歳川の手ごたえ、サケの大群、大和田慧、上級応急手当講習、2019アウトドアフォーラムIN日高、カヌー、ヒメマス、ドローン‥


写真はアウトドアフォーラムのパドリングワークショップにて。
デモ中なので、参加者の皆様に熱視線を送られています。え、見下されてるだけ?

ここでは、やはり、タンデム(二人乗り)カヌーの魅力、可能性を感じました。コミュニケーションツールとしても素晴らしい。


人様が5を5楽しんで終えるところを私は5を10にも20にもしてエンドレスで楽しむ癖があり、
草食動物のように時間をかけて反芻しなければ物事を体内に落とし込むことができません。
10月はそんなわけで、夢見がちに過ぎ行きました。
‥つまり、いつも通り、か。

今現在、何事も咀嚼できずに、腐敗臭が出てやいないかと、たまに自分のにおいを確認しながら、日々はせわしなく回っていますが、
忙しいと11月に思えるって幸せ、とも思います。

夏の合言葉は「11月にしよう!」だった。。
新しい焙煎器用の台をつくろう、とか、ショーケースの設置、とか色褪せた看板の手直し、知り合い農家さんの助っ人、新メニュー開発、ベーコンを燻製しないと。とか、

こうなりますと、合言葉は「12月にしよう」かもしれません。

元気にやっています。