2019年9月30日月曜日

JSCA、撮影、ツアー

良い夕方に当たった。



肩肘張らずに、ゆっくりといろんなgoodの歯車がかみ合っていく。ぽつりぽつり感じたことを伝えあっていく。

ツアーに勝ち負けなんてのは存在せず、
一緒に思い出を刻めたかどうか、なんだろう。



コチラは、JSCAイントラ試験を取得するための事前必須科目「SRP」講習の図。
本番は明日10/1-4日。
共同生活の缶詰合宿daysが、懐かしいなあ。


そして、なんだかinternationalなチームによる撮影アシスタント。
カメラワークを気にしながらのパドリングは嫌いじゃない。
支笏湖には珍しい絶好の撮影日和。仕上がりが楽しみだ。



2019年9月28日土曜日

不便に帰りたくなったら

乙武さんが昔言っていた。

「障害は不便だけれど、不幸ではない」

とある湖畔にて。

家を建て、持てる荷物で、贅沢ではないが五感に沁みる食事。暗くなったらシカたちの声をBGMに早々に眠り、太陽とともに目覚める。サウンドは鳥の声に変わり、よく分からないなりに聞き分けて楽しむ。
見やった目の前の湖が凪いでいたらそっとカヌーに乗る。

一息ついてお湯を沸かし、豆を挽き、コーヒーを淹れる。


おきざりにしてしまっているものを取り戻す不便への回帰。
今年も千歳川にはサケがかえる。
便利さを追求し続けてきたぼくら人間がかえる場所は、猶予は、まだ残っているのだろうか。

一杯のコーヒーを飲むまでの工程が長びくほどに、スペシャリティーな味わいとなる。
この、感謝。これを忘れたくはないのだ。
淹れるためにお湯を沸かす段階もそうだけれど、豆を焙煎するためにも火は欠かせない。
だから、カヌーなのだ。コーヒーなのだ。やはり、これらはとっておき。

暮らすことに一生懸命になることを忘れないよう、現代にも細々とカヌーというフォルムが残っているのだと思うことにしてみている。



2019年9月27日金曜日

JSCA対策練



後ろ:タケ 前:けん

10月の支笏湖でのJSCAイントラ試験に備えた日。
ぼくは以前千葉の小野川だったかに受けに行ったけれど、今回は支笏湖開催。素晴らしい。こんなにしっかり対策すらした記憶がない。素晴らしい。

ホーム戦で二人の若造に頑張ってもらいましょう。


2019年9月26日木曜日

東の空


数年前、SPGM(Single Paddle Guide Meeting)という集まりがあった。
主催:りょーくん&なおきさん

憧れの大先輩方の胸を借り、彼らの漕ぎスタイルの自由さにおののきながら、へっぽこガイドは安心して川に挑んだわけです。

火を囲みながら、へっぽこガイドは大先輩方に、「ここは行っとけ」フィールドはどこですか?と聞いて回った。

そのとき、せーじさん(昔は南富、今利尻)から教わり、脳みそにインプットしていたとっておきの場所へ、ついに。



東の空を太陽が鮮やかに染め上げたら 
優しい風が吹き抜けて
君に逢いたくなったんだ
by Caravan


2019年9月22日日曜日

秋のジャガイモまつり


おーが○さん、今年もありがとう〜!


マフィン屋のワンプレートランチは、
厚真のやま○○さんと、大滝のおー○みさんのポテサラなくして完成しまへん!

ビバ農家さん。9月は農家さん手伝いで終えられたら本望。

今夜はじゃがピザと致しました。
イモがあれば生きていける。

最近の最重要案件だった、支笏湖の親なき猫ベイビーズは、二人一緒に引き取り手が見つかったようです。えがった!
誰も引き取り手がなかったら殺処分。
それは避けたい。うーむ。最後の最後に名乗り出るかと、ここ数日ねこライフを想像して楽しんでいましたが、やはり。まだまだ遊び盛りな自己を再認識してもおりました。。

カヌー猫の夢は持ち越しますよ。







2019年9月21日土曜日

頑張る人

苫小牧のクレイジーな組織(誉め言葉)「家外屋クラブ」卒業生・けんちゃん。
いつもはなおきさんがリードをするのだが、本日十勝川ということで、
ショートプログラムではあるけれど、初めてのメイン。


いろんな視線を感じながら、後輩たちを楽しませるべく頑張ってくれていました。

ひと夏を越えなければ、できなかったこと。

できないことができるようになっていくのは個人的には快感だが、
誰かの「それ」って、また一味違った喜びだなあ。

コミュニケーションツールとしての機能を考えたとき、シングルパドルのカヌーは素晴らしい。




2019年9月18日水曜日

第一弾ジャガイモ発送完了&カボチャ収穫祭

秋ですよ。


去年の震災で知り合った厚真の農家さんの畑にて、人生初のカボチャ収穫。
新しい友だちができると、自分とは畑違いの未知に出会えたりもする。つまり、非常に楽しい。ビバ異文化交流。

カボチャがどう実り、どう収穫されるかを、今日までは知らなかったけれど、今日からは「知」っているぼくになる。



宝探しさながら。基本は足腰や。かぼちゃでキャッチボールや。



笑いのたえない畑には、今日も個性派が集っており、各人のインパクトに目眩がしました。


虹からの通り雨からの良い夕方。
肉体労働の清々しさは水の上も土の上も同じ。

素直でない師匠が言った。
「俺の畑じゃないけどさ、またここで会えるって嬉しいもんだね。ま、俺の畑じゃないけど」

ぼくらもまた一緒に働けて嬉しいのです。

2019年9月16日月曜日

9月は月見


おつきさんがまばゆい。
まばゆいけど、じっと見ていられる。雲がうつろい隠したり出てきたり、風が具現化するようだ。

月光といえば、月光仮面。
ガロとか、古い漫画が新宿の家には転がっていた。

それはさておき、気忙しい9月。
何も考えずに越える8月は身体的にはしんどいが、まー単純なものだ。


先日の某カヌー雑誌の撮影隊の真横からナイスなアングルゲット。
右のハードボイルドな方は【ノーライトデザイン】の弘中さん。
シャープで美しいフォルムの「サマイ」制作者。


某と書いたが、今の時代、カヌー雑誌は一つしかない。一つあるだけ有り難い。

やりたいこと、足りないこと、それらを埋め合わせる季節は夏の終わりから晩秋まで。不器用なりに、あれこれできるだけをやろう。

三十代、生きやすくなってきました。




2019年9月13日金曜日

秋のジャガイモ発送代行のご案内

さて、秋といえば‥ジャガイモ!



去年の地震で被災した厚真の農家さんのジャガイモ発送代行します。


夏は暑く冬は寒いとの仮設住まいの農家さんへの継続的おいしい支援ご検討ください。

種類は、
インカのめざめ:クリのよう。甘い!
こがねまる:加工用。ポテチ等になる
デストロイヤー:プロレスラーのマスクっぽい見た目
ノーザンルビー:ピンク色。使い勝手はメークイン風。
シャドークイーン:紫色。男爵とさつまいもの中間風。
キタアカリ:間違いないやつ。マフィン屋ではこれでポテサラ作ってます
メークイン:メジャーどころ。

気になるお値段は10キロ一箱1000円!!

プラス送料(去年は関東だと二箱までなら1180円くらい。道内は1000円以内だったかと)やで〜。
近場の方は配達に行けます。
又はマフィン屋に取りに来てくださいませ〜。

2019年9月7日土曜日

千歳のイケてる店が‥


千歳に暮らして、探し続け、しかし、なかなか見つからない中で見つかった、おいしくて、ちょうど良いお店。 




たち花。今月で閉店してしまう。

おいしいお店がなくなる。
日常から、彩りが一色なくなる。

悲しみだ。。

新オーナーと共に新しいお店をオープン予定とのことで、ちと安心。

2019年9月6日金曜日

あれから一年


あれから一年。

まずはお亡くなりになられた方に
ご冥福をお祈りします。


被災された方に穏やかな生活が戻りますように
お祈り申し上げます。



台風、停電、雷、地震。

ぼくには二度目の大地震でしたが、今回は原発のことを気にしないでいいのはマシでした。
心から信じるものは何なのか、思考は春のようにクリアな答えを導き出しました。

震災で出会った人がいます。
その人と今もつながっていることが一年という節目を過ごしながら思うに、やはり、最大なる救いです。
人との間にあるモノによって生かされているとぼくは感じます。

自分にできることは何なのか、何をすべきか、なぜそれをやるのか。

いつだって明確に答えられる暮らしをすること。
それは3.11からの学び、か。

どうせ死ぬなら後悔しないように、好きなことだけしていこう。
「誰かのために」はぼくには無理がある。
いろんな命を飛び越えて支笏湖にたどり着いたぼくは、支笏湖で再び揺られ、いろんな命を見、やっぱり、同じことを思うのでした。

LIVE SIMPLY.

2019年9月4日水曜日

ヌプる

開発されすぎた感あるエリアへ。


そこには、山があり、水があり、海があった。

行ったことのない山があるということは、知らないことがあるということで。
喜びである。

知らないことを知りたい。
仕事も暮らしも、原動力は好奇心。
好奇心赴くままに、いつまでもよそ者感満々で、同化は100パーセントはせず、できないし、装う必要もないはずだし、良い意味で馴染まずに暮らしていたい。

2019年9月1日日曜日

家族の風景

夏のラストday。


流暢ではない英語を駆使すると、普段は感じもしない「伝えたいことがあるんだ!」が体内に溢れているのがよく分かる。こぼれる、すくいきれない思い。
ジレンマ。これがなんだか非常に愛おしい。
釣れなくても楽しい釣り、みたいな。

顔を合わせたコミュニケーションは、「気持ち」であって「言葉」ではないとぼくは思う。
分かり合いたいってお互いに思っていれば、それはすでに伝わる。「分かりたい」って思っていることや、「分かりたい」って思ってもらっていることが感じられてさえいれば、お互いにそれで満たされる。
人と人との間に在るナニカ。



家族の風景。


今日は素敵な家族に始まり、素敵な家族で締まりました。

もう、台湾行くしかない。