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2026年3月10日火曜日

「FREE HEEL BOOK」に寄せて

「FREE HEEL BOOK -Telemark ski-」


取扱している本に寄せたつもりの文章を先日書き上げました。書こうと思って書いたわけではなく、春の微妙な暖かさで眠れぬ夜になんとはなしに書いた文章です。
朝読み直してみたところ、そんなに気持ち悪くなかった(夜や明け方の文章は危険きわまりないのが通説)ので、購入者特典とします。
購入しなくても欲しい方がいればお渡しします。

特典なのか?どう考えても若干の謎ではありますが。
表紙のクマちゃんはうまく描けましたね。若干スキー板というかカヌーというかバナナボード風のキャンバーですけど。

僕もですがスキーって=滑るもの、ゲレンデ・リフトとセットだと長年思いこんでいました。
スキーハイキングは、歩くのが好きなら誰でも楽しめます。歩くより楽しいです。
雪国なら玄関から履いていけたりもしますよね。長野・白馬の方では「ライトスキー」と名付けていますが言いえて妙だなあ、と。
元々は移動の手段であり、リフトなんてない時代から人々は登って滑って歩いていたわけです。


水分の多い雪がねっぱって下駄になっても根性で楽しもう。

スキー場ならクソつまらない緩斜面がゲレンデの外だとめっちゃ楽しいスリリングな斜面に変貌します。リフト代も高騰化している昨今において、お得でもあります。

BC、バックカントリーと言われると、なんだか敷居が高いし揃える道具も増えるわお高いわと若干貴族の遊びっぽくもあるけれど、ステップソール(ウロコ)の板とビンディング、ブーツがあれば、すぐそのへんでいくらでも楽しいピクニックができます。ボーゲンができればOKです。


遊んでいて思うのが、スキーは絵になる=風景に馴染む、溶け込む ということ。
これはカナディアンカヌーに通じるクラシカルな遊び故の共通項ですかね。写真を撮りたくなります。(白飛びしてますけど?


2026年2月17日火曜日

「FREE HEEL BOOK」 VOL.1.2.3販売中


今年はルスツの時間券を買うことをやめて、その分裏山でチープに遊んでいた。
足元はスノーボード‥ではなくスノーシューだったりスノーハイク。

時間券は比較的リーズナブルではあるが、前金制なので買うということは通うということ。
滑りたいから買っているのだけど、安くはないわけで、元を取るためにも滑らなきゃ、というマインドに貧乏性なワタシとしては陥りがち。
行き帰りの時間があれば遊び終わってるんだよなあと、思っていた。

今年は特に集中して裏山に通ったのだが、そこには、自由があった。
スキー=スキー場=滑るだと思いこんできたが、思えば元々は歩く・登る・滑る=スキーだったわけで。

裏山はチケットもいらない。行かなければいいし、行ったらめっちゃ楽しい。
スノーハイク(ウロコソール)は滑るのがめちゃくちゃ難しいが、バランスを崩しながら震える子鹿よろしくどうにか下れるとより面白い。登りも下りも同じスタイルで歩けるのが自分には性に合う。

歩いていて良い斜面を見つけると「あそこを滑りたいなあ」と思う。
しかし、道具が、いや、スノーハイク+既成ビンディングスタイルでは現実的になかなか厳しいんだよなあ。うーむ、、今よりもう少し安定しそうなプラブーツのテレマークスタイルならもう少し軽快に滑れて行動範囲が拡がるかもしれない。
スコットのケナイは事情あり数年前から所有している。ウロコ板とビンディングさえ入手すれば。

そんなことを思い、積読していたVOL.1.2を読んだ。
ネットで情報を探るよりグッと自分事にできるのが活字の良いところ。
カヌーとの出会いも僕は活字で夢を膨らませた。

熟読していくと、人の数だけスタイルがあるのが面白い世界観。

ちょうど3号が出るタイミングでもあったのでお取り扱いさせてもらうことに。

夏は水、冬は雪。どちらも同じ水。
カナディアンカヌーとの親和性も非常に高い遊び、ですよ!

2026年1月18日日曜日

偏愛道具学41のその後 フリーヒールワールド スノーハイク


この乗り物の特徴
①かかとが固定されていない
②板が短い

即ち、ものすっごいアンバランス。何シーズンか乗っているが一向に上達の兆しがあるようでない。かかとフリーなので前荷重になると思いっきり前にすっ転ぶ。非常に難しい。が、思いっきりすっ転がるのも楽しみの一つ?

その名も【SNOW HIKE130】スノーハイク!
私のは秀岳荘デザインではあるが、公式・青森ブルーモリスさんからデータを拝借↓

Power cell core / Climbing Skin Sole or Step Sole 
---------------------------------------------------
Length(cm)               130
Top(mm)                  125
Center(mm)               99
Tail(mm)                   120
Radius(m)                12.4
Weight(1/2pair.g)     1850


滑走時は左右の板を前後にずらすことで安定感を得られるように思われるので、テレマークターンもどきでこの板には挑んでいる。
スキーと言えばの「ハの字」は止まるときには勿論有効だがターンにはあまり効かない。(私調べ)
そもそも私のスキーレベルが低いからかもしれない。しかし、スキーが超うまくてもこれは逆に難しいとの動画も多い。むしろ染み付いたスキー技術が邪魔することもあるかもしれない。
しかし、スキーのように操る達人もいるので真偽の程は‥。

そんな遊び方が気になる方は秀岳荘へどうぞ。
「スノーハイク」と、店員さんにつぶやいてみましょう。
 
裏面のソール形状は三種類あるのですが、こちらはウロコソール
何もしないでも緩斜面なら登れて滑ります。

【SNOW HIKE130 私調べ特徴】
・スノーシューより重量あり
・足を上げないですり足で進める/スノーシュー:歩く感覚で足上げ必須
・足をガニ股にしないで済む/スノーシュー:よりワイド

・滑る(すっころぶ)楽しさ有/スノーシュー:種類によっては滑るように走り下れる、高性能だとグリップが効きすぎて滑るようには走れないと聞く

・急斜面はジグを切らないと登れない/スノーシュー:根性次第で結構直登可

・華麗に滑るのは難しいが、Youtubeとかだと上手な人は上手(depend on you!!)

・登りも滑りも雪のコンディション次第で面白くもホラーにもなる。depend on 雪質!!
ガリガリアイスバーンはコントロール不可、そもそも登れない

・重要なのはとのフィッティング。細身・コンパクト・ふにゃふにゃ形状等の靴だと左右に足が振られてしまいさらに不安定となる。このせいでスノーハイクを手放す方も少なくなさそう。
板の幅程度の大きめのブーツを推奨したい。

緩斜面の歩行速度はスノーシューと大差ありません。(‥え~
どちらか一つを初めて買うならオールラウンダー:スノーシューで間違いない。

え、スノーハイクいいとこないやん??
この中途半端さ故にあまり流行る気配がありませんが、分かった上でフィールドを選び、己の技術を磨く執念があれば、長く付き合えそうだけど。

なんせ歩けるだけでなく、板一枚でまあ登れてちょっと滑れちゃうというのがお気軽で最高!

‥と、改めて調べていたらなんと、
「SNOW HIKE140」が発売!されて!!いるではありませんか!!!!
カヌーも1feetの違いで乗り味が一気に変わります。これはさぞや安定感が増しているのではなかろうか!!!(鼻息荒め)ロッカー形状にもなり浮力がUP!!?

さらに!!?北海道といえば、我らが秀岳荘ともなると‥
SNOWHIKE 140 テックビンディングver | SHUGAKUSO ONLINEなんてものまで商品化されている!!イツノマニマニ!!

レンタルもできる↓
秀岳荘ブログ

これなら、ツアー用スキーブーツ(BC行くには歩行モードが必要なわけですね)や技術が元々ある方ならこれですぐさまBCに飛び立てる仕様。
板も140はかなり良いとの評もあるぞ。

しかし、歩行モードも行けるスキーブーツはなかなかお高い。
スキーはしばらくやっていない。あのハードなブーツがまずしんどいよな。
そもそも「スノーハイク」って元々ヒールフリーなわけで、歩きの延長にターンがあるテレマーク寄りな道具ではなかろうか。
かねてより、カヌーガイドの諸先輩たちは冬は高確率でテレマークをやっていたことがあり、僕の中ではスキーより憧れの道具なのである。

そんなわけでテレマーク用プラブーツは謎に所有済で、それに合うツアー用ビンディング
75mmNorm:トラディショナル絶滅危惧種規格(⇔NTという規格が興隆しているそうな)

を「スノーハイク140」(入手前提で話は進む。板だけで販売してくれたら良いのですが)に取り付けて、さらなるフリーヒールワールドに飛び込むのもありかもしれない。

細いウロコ板なら革靴+3PINというクラシカルなのが奥深いいようですが、スノーハイクは短く太い板なので75mmビンディングで良いのかな等考察中。しかしそれなら普通にウロコソールの板と3PIN買うほうが安いし行動範囲広がるか。

‥悩める子羊は秀岳荘に行こうと思います。こうご期待。

2025年1月6日月曜日

冬しか行かなくなった【七条大滝】


さて、2025年もよろしくお願いいたします。
こちらは正月休みのお散歩先といえばの【七条大滝】
我々にとってはコンビニよりすぐそこ氷瀑。
雪は少なく、冷え込みが続いていたので数年ぶりにナイスなタイミングで鑑賞できました。冷え込みがゆるいと凍らないし氷も落ちてしまうのです。


平地の林道を歩くだけですぐそこ氷瀑。積雪次第ですが、歩きやすい状況なら片道30分ほどでしょうか。
往復すると飽きもきますが、小鳥たちのさえずりは既に春のように賑やかで、歩いた先にこれがあるならまあ頑張れるよなと思います。
スノーシューはなくても行けることが多いですが、滝に近づくためには少し急な坂を下ります。心もとない木柵は信用してはなりません。
不安な場合はここだけ軽アイゼンを履けば安心です。氷に近づきすぎるのもおっかないのでオススメしません。

冬は歩く方がまあいるので踏み跡ばっちりな場合が多く、そうなるとスノーシューを履きたい人には物足りないコースです。スノーシューより歩くのが楽ちんなスノーハイク(歩くスキー)には最適です。

そんなわけで2025年もいろんな未知を歩いて、漕いでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

2024年2月22日木曜日

偏愛道具学41 【スノーハイク】ヒールフリードリームを最も手軽に叶える冬道具

スノーハイクを買うまでの流れについてはこちら↓

初めてヒールフリースキーで滑る‥というか、転がったあの日から随分年数が経った。


photo by かのあ・なおきさん
景色の良さより足元に必死。つぼ足でよく登りました。
若いって恐ろしい。

その後もちょいちょい人様のをお借りして嗜んでおり、近年真剣に購入を検討しついに入手した遊び道具、青森はブルーモリス製スノーハイク

・「ヒールフリービンディング」
、つまり、かかとがフリー。
・靴の固定はスノーボードやスノーシューっぽく、とっても簡単。
・エッジあり
・冬靴ならだいたい使え、スキーやボードのように専用靴の準備要らず。自前のもので済むところがハードル低くて良い。
・スキー場に行かなくともなんてことないゆるい斜面があれば近場の裏山で楽しめるのが最高。
・ワイドなブーツがオススメ。

ハの字で上手に滑る達人(スキーも達人レベルかと思われ)も岩見沢にいるが、
今まで取り組んでみて、130センチという、スキーとしては短い板を安定させるには前後をスライドさせ、少しでも長さを得る=安定感増す=エセテレマークターンが、この道具との相性が良いように思う。あくまで歩きの延長の動作。


こちらのデザインは北海道「秀岳荘」オリジナル。

ブルーモリスHPより↑↓


種類は二択。
①ステップソール(滑り重視、ウロコ) ②クライミングスキンソール(歩き・登り重視)
 



僕は①を選んだ。滑走面はウロコ状に。
②にしたくなったら秀岳荘オリジナル モヘアシール(スノーハイク用)を買えば登坂能力も爆上がりするだろう。(未確認)

そこそこ登れてそこそこ滑れるのだ。

ホットワックスを使用するとウロコタイプは目詰まりしてしまうので塗るならリキッドワックス


【手入れについて】

ブルーモリスからSnowHike(スノーハイク)Step Sole専用ワックス も出ている。(¥3,850)
僕はハヤシワックスの赤いARLセット(オールラウンドリキッド)を滑走面に使用。

表面にも結構雪が付着して重たくなったりするので、ガリウム GENERAL G220 を塗り込み、軽くナイロンブラシで擦ってみているが、雪の付きが明らかに減ってイイ感じ。
こいつで滑走面を塗るのもありかな。なんとなーくリキッドワックスの方が持続性が高いイメージで使い分けている。

【お手軽リキッドワックスの塗り方】



2022年3月25日金曜日

冬の遊び道具学

 冬の遊びは、いろんな選択肢があって悩ましい。それぞれの価格もなかなかするからまた非常に悩ましい。
スキー場なのか、滑るのか、歩くのか、山なのか、散歩なのか、ボードなのか、スノーシューなのか。。

(~現在)
僕は現在、スノーシュー、スノーボード、BASIS雪板(DIY固定なし板)、譲り受けたパウダー用テレマークスキーセット(今のところ使いこなせる気がしないアイテム)を所有している。


→myスノーシュー。
「MSR デナリ アッセント」は三本ストラップ&かかとストラップである。ヒールリフター有。

近所の裏山登りには「スノーシュー×雪板」コンビで向かうことが多い。ソレルの革靴でこなす。少々重いが。冬用登山靴はまたお高い。


しかし、年々脱着の億劫さにやられてきている。
良い斜面でスノーシューを脱ぐ→スノーシュー:リュックに固定→雪板で滑る→スノーシュー履く→雪板リュックに固定‥このルーティンがなんだか。。
野暮。
雪板に最高なフィールドであれば努力もできるが。。

(考察)
歩いたり滑ったり、いちいち道具を変える手間、ナンセンス感。やはり、人間たるもの、シンプルに、軽やかに二足方向がベターか?スキーの方が効率的ではないか?

僕は滑ることも好きだけれど、歩くことも好きだ。平地も山も歩きたい。滑る楽しみだって欲しい。30分圏内にスキー場はない。裏山はすぐそこにたくさんある。あれもこれも欲張りな人間にマッチングする道具とは?

(入手すべきアイテムはいかに?!)
1.【スプリットボード】
縦に半分に分かれるスノーボード。登りはスキーっぽく使い、滑るときはいつもどおりに滑れる。重たいボードを担がずにスノーシューの代わりに登りでも活用する効率的な道具。格好良すぎるギミック。
つけたり外したりくっつけたり、シール脱着もある。煩雑な気がしてしまう。慣れだろう。

ビンディング:通常ボード板用と併用不可。揃える必要がある。面の大きいボードならではの浮遊感はスキーでは味わえない醍醐味。
FIELD EARTH】とか【JONENS】のホバークラフト152とか、どこかに落ちてたら拾います。
平地歩き× BC○ 滑り◎ ゲレンデ○

2.【スノーハイク】
青森はブルーモリスさん。スノーシューの延長のような道具もあるぞ。秀岳荘ではオリジナルデザインで販売されている。比較的安価。「X-TRACE」ビンディングにより専用靴を揃える必要はなく、どんな靴でもOKというのも嬉しい。

しかしこいつは長さ130センチ。短め=不安定。
しっかし「スノーシューとスキーのいいとこどり」なんて魅力的なウリ文句!



僕はこれまでに二・三回程使ったことがあるのだが。
(初めて使用した感想がヒットした→【スノーシューが欲しくなった日】)
ツボ足ラッセル(主になおきさんが前を行ってくれたが)でしんどすぎたのも懐かしい。
当時は誰もいなかったマイナーなお山も今やスマホアプリのせいで、おかげで、多くの人が知るところとなっている。


【スノーハイク】に話を戻そう。
歩くという意味では確かに非常に楽なのだが、いかんせんエッジがない。(最近のはエッジあり)横滑りもする。ぼくのスキー技術ではちとおっかない。他の方のレビューを見ても難儀しているパターンが多い。平地仕様なら満足できるはずだが。滑るのが楽しくないと登る意味がないわけで。
岩見沢の遊びの師匠は、スキーのように上手に滑っているのである程度は馴れもあると思われる。

平地歩き○ BC○ 滑り△ ゲレンデ△
3.秀岳荘には【ゾンメルスキー】なる森林調査系の必需品との唯一無二アイテムもある。これも名前の由来といい佇まいからして、非常~に気になる。


写真は↑記事より引用。
平地歩き◎ BC× 滑り△ ゲレンデ×

いろんなことを考えていたら、思い出してしまった。

‥テレマークターンしたい。


エスキモーロールに憧れたカヌー乗りよろしく。やはりトラディショナルでシンプルな道具への憧憬というのが自分の中には謎ながら、しかし確実にあるわけであります。カヌーに通じるネイティブスピリット。

そーして思えば、あるもので準備できそうなのは‥
テレマークブーツは以前秀岳荘で揃えた。ビンディングもある。譲り受けた板はワイドにして長めなのでそのへんの散歩用には不向きと思われる。
つまり、‥ステップソール(スキー底面にウロコがついている→緩斜面ならシールをつけずにそのまま登れる!エッジも有り)板さえ揃えれば、スノーシューでは億劫な林道の先へ、もっと自由に動き回れるのではなかろうか!?スノーハイクでは難しすぎる滑りにも期待できる気もする。
平地歩き○ BC○ 滑り○ ゲレンデ○ :??!○は◎にもなる可能性。漕ぎ手次第。


続編があるなら、ステップソールのテレマークについて書きたい所存。