春の強風にひたすら耐えたGWの報酬は体調不良だった。
報酬には程遠い応酬であることだよ。
せっかくの二連休だのに、今年は山がぼくを呼んでいる気がしているのに。
‥というわけで、自然では満たされない芸術心を「石っこけんちゃん」に刺激してもらおうと苫小牧へ走った。
詳細はこちら→【美術館HP】
確かに「自然はあらゆる示唆に満ちている」(石川直樹さん)。
だのに、だからこそ、
ぼくは人がつくったものに定期的に触れて安心したくなる。
そんなとき、自分の習性の土台は娯楽天国・「街」で培われているのだなあとつくづく思う。
ちなみに今は「町」にいるつもりです。
大きな企画展ではないけれど、人も少なくゆったり落ち着いて楽しめました。
佐藤さんの版画はやさしくて素敵だなあ。
近場の方は是非。
以下、ラウンジで久々に読んだ『銀河鉄道の夜』より抜粋。
★「おまえはさっきおまえが考えたように、あらゆる人のいちばんの幸福をさがし、みんなと一緒にいくことだ。」
★「もうぼくはぼくのために、お母さんのために、カムパネルラのために、みんなのために、本当の幸福をさがすんだ。そのいちばん幸福なその人のために。」
「本当の幸福」を、カヌーに積み込んだならどこまでいけるかな。
ぼくのそれはきっととっても少ないから、15ftのパスファインダーでも事足りるだろう。
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