胃・腸が生まれ変わって、内臓の感応性が非常に高まっている。
「必死になりたい」と書いたら即座に必死にさせられて言霊のおっかなさに慄いた。
体内にとっては食物というのは全般異物であるわけで。
今までも気にして育てられ、気にして生きてきたけれど、
より怪しいものを食べるのは身体のためにやめよう。化学調味料の味の尖り方は異様すぎる。
そんなこんなでリセットされた新しい身体で味わう仕事終わりの秋の夕方。
日中とは異なり、人が少なくて落ち着く。
スワンもこんなところで働けて嬉しいだろうよ。手伝う。
ただ、何でもない毎日を、何でもない冗談を交わしながら何事もなく終える。
そんな、「奇跡」というと、何ともきな臭くてたまらないが、当たり前ではない積み重ねが、ぼくの中で当たり前になりすぎていたかもしれない。
朝起きて、ご飯を食べ、店へ向かい、コーヒーを淹れて、今日のツアーのカヌーを出しに行く。ツアーが始まる前にコーヒーを飲んで、ツアーに出るか見送るかは必要に応じて。ツアーの質、カヌーのこと、コーヒーの味、かのあの雰囲気、守るべきものを守るためにだけ誠実に。
日常は反復横跳び。身体は大事だよ。
なんつーか、まわりがどうとか何がどーだとか一切関係なくして、もう、ぼくにはこういうこと全部がホームとして身体にすっかり馴染んでいるのだなあ。
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