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疲れすぎたのでこんな時間に更新だ。電気を消しに動くことすらできなかった。
普通は米だけど、早起きとメロンパンと味噌汁から始まった今朝。
今にも降りだしそうな空。雨の匂いはするけれど、生ぬるい空気。太陽も出払ってしまった。
ああ、この不安定な感じ。身体から力が抜けていく。
収穫作業中、一騒動ありぴりぴりした空気。
ああ、何で今日に限って。
弱っていたからそう感じただけかもしれない。
出荷作業中、静かすぎる作業場に箱を作成するガシャンという音だけが虚しく響く。
トータル300個以上、僕はただただ、箱をつくった。
悪いのは、天気のせいではないし、まわりのみんなでもない。
僕は天気の悪いところには住めない。
いつにも増して、
天気にすべてを引っ張られた今日の僕には、やはり、これまでの疲労が何やかんやと蓄積しているのだろう。
僕が担当した作業自体は収穫で身体を動かしたくらいで、あとはずっと出荷作業。実に楽なはずであった。
質は違えど、しんどさは、二日目の夜に次ぐ。そんな一日だった。
天気に同調する感じやすい身体に、僕は振り回されるしかない。
ひどく疲れた。
早起きして下準備をした北海道の「いももち」をみんなにあげた。
おいしいと言ってもらい、ほっとした。
調子の悪そうなジャックスパロウが、アジアテイストのスープをつくってきてくれた。懐かしいタイの屋台を思い出す。
料理は文化。料理は心。
食を否定されることは、文化を、アイデンティティを否定されることとイコールだ。
朝、ようやく星野道夫さんの「旅をする木」を読み終えた。薄い本なのだが、ほぼ1ヶ月かかった。
文章としてどうのというより、星野さん本人がゆったりと語りかけてくる。死して尚、星野節は健在、か。
ニコルさんの本が纏うものと似ているような気がする。
彼らは言葉だけれど、言葉ではないところで語りかけてくる。まあ、反則技だ。
絶対的な人間力とかオーラの前で、言葉も霞む。
言葉に頼らない言葉。言葉はちと不服かもしれない。
お疲れ様です。
返信削除Abeちゃんに贈る、今日の星野道夫ワード
『その人間のもつ世界の広がりとは、
平面の距離ではなく、しわのようなものかもしれない。
どれだけたくさんの深いしわをもちうるか、なのかもしれない。
そんなに遠くへ出かける必要はないようだ。
アラスカを十三年旅してきて、
僕はやっとそのしわの存在に気づいてきた。』
Abeちゃん、「旅をする木」はまだまだ「長い旅の途上」ですね。
では、また(⌒0⌒)/~~